日々是好日 とっつあんの雑記帳

とっつあんが徒然なるまま”ほっこりと暖かく誰もがうなずけるちょっとした幸せを感じる”話題を発信していきます。

「布袋さん」は七福神(^^♪「弥勒菩薩」の化身

2012年02月09日 18時38分58秒 | 歳時記

今日は、母親の「四七日」、こんどは普賢菩薩さんに仏さまになるためのお話を聞いていることでしょう。

お坊さんが帰られたあと、スーパーへ…。
冷凍ホタテが少し安かったので買って帰り、久しぶりに「ホタテ貝の照り焼き風」を作りました。

午後は、史跡ガイド隊の研修で、旧高槻城下の外堀跡を散策してきました。
江戸時代の絵図を見ながら歩くと、かっての城下町がよみがえってきます。
これからの、ガイドの参考になりました。

今日の1枚の写真は、福の日ということで、しろあと歴史館で開催されている企画展「開運!福を呼ぶ縁起物」で展示されている「布袋さん」の一つです。

日本で七福神の一柱として信仰されている大きな袋を背負った太鼓腹の僧侶「布袋(ほてい)さん」は、唐末の明州(現在の中国浙江省寧波市)に実在したとされる伝説的なお坊さんです。
本来の名は「釈契此(しゃくかいし)」と言うそうですが、常に袋を背負っていたことから「布袋(budai)」という俗称がつけられたとか…。

日本の庶民には福の神の一種として信仰を集め、室町時代後期に成立した七福神に家庭円満、子宝が授かる神さんとして組み入れられました。

また、真言三宝宗大本山清荒神清澄寺では三宝荒神の眷属とされ、肥満体の布袋は広い度量や円満な人格、また富貴繁栄をつかさどるものと考えられ、所持品である袋は「堪忍袋」とも見なされるようになりました。

布袋は「火防布袋」といわれ、背中に火という字を書いて荒神棚に祀ると火難防止になるといわれています。
参詣のたびごとに毎年一つずつ買う土の布袋さんが神棚に七つ並ぶと縁起がよいといわれています。

布袋さんという人は、日本では七福神の仲間にはいっていますが、神様でも仏さんでもない。
どうして布袋さんが、荒神棚に置かれたり、火防の神になったか、その根拠はわからないです…。

彼が残した偈文に「弥勒真弥勒、世人は皆な識らず、云々」という句があったことから、実は布袋は弥勒の垂迹、つまり化身なのだという伝聞が広まったそうです。

中世以降、中国では布袋になぞらえた太鼓腹の姿が弥勒仏の姿形として描かれるようになり、寺院の主要な仏堂に安置されるのが通例となりました。
日本でも、黄檗宗大本山萬福寺で、三門と大雄宝殿の間に設けられた天王殿に四天王や韋駄天と共に安置されている布袋形の金色の弥勒仏像を見ることができます。

この像は西欧人にもマイトレーヤ(Maitreya 弥勒)と呼ばれています。

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明日2月10日(辛丑かのとうし 先勝)はこんな日です。
●「海の安全祈念日」
 全国水産高校長協会が2003(平成15)年に制定。
 2001(平成13)年、愛媛県立宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」が、ハワイ沖で米国の原子力潜水艦に衝突されて沈没し、教官や生徒ら9人が亡くなりました。

●「ニットの日」
 神奈川県の編み物教室や編み物学校で組織している横浜手作りニット友の会が1988(昭和63)年に、「ニッ(2)ト(10)」の語呂合わせから制定しました。
 これとは別に1993(平成5)年に愛知県横編ニット工業組合もこの日をニットの日と定め、1994(平成6)年には、日本ニット工業組合連合会が全国的な記念日として制定しました。

●「簿記の日」
 簿記の原点とされる福沢諭吉の訳本『帳合之法(ちょうあいのほう)』が1873年(明治6年)の2月10日に発行されたことにちなんで、社団法人全国経理教育協会が制定しました。

●「左利きの日」
 社会生活で左利きの人が感じているさまざまな道具の使いづらさ、それを解消するための左利き用グッズの普及を目指し、Japan Southpaw Clubが2001(平成13)年に「レ(0)フ(2)ト(10)」(レフト=左の発想から)の語呂合せから制定しました。
 既に8月13日が世界的な「左利きの日」となっていましたが、日本ではお盆の時期に当りイベント等を開催するのが難しいため、別の日が制定されました。
 Japan Southpaw Clubは、残念ながら現在活動が休止しています。

●「ふきのとうの日」
 宮城県古川市の特産品を販売する店「ふるさとプラザ」が1993(平成5)年に「ふ(2)きのとう(10)」の語呂合せから制定しました。
 雪解けとともに顔を出すふきのとうを早春の味としてPRしようというもの。

●「ふとんの日」
 全日本寝具寝装品協会が、ふとんのPRなために、1997(平成9)年に「ふ(2)とん10)」の語呂合せから制定しました。

●「観劇の日」
 1911(明治44)年、日本初の洋風劇場である帝国劇場(帝劇)が完成しました。

●「キタノ記念日」
 彼の原点は、漫才コンビ「ツービート」にありとの判断から、「ツー(2)ビート(10)」の語呂合せから芸人・映画監督のビートたけし(北野武)を記念する日。
 CS放送スカイパーフェクトTVの番組『チャンネル北野』が2002(平成14)年に制定。
 キタノとカタカナにしたのは世界的な活躍からとのこと…。ちなみに芸能人個人の記念日登録は史上初だそうです。

●「豚丼の日」
 北海道札幌市、芦別市を拠点に、豚丼や焼き肉、ジンギスカン、しゃぶしゃぶなどのたれ、ソース・ドレッシング等の製造・販売を行う株式会社ソラチが制定しました。
 株式会社ソラチは「北海道のたれ屋」として有名で、十勝名物の豚丼が全国的に知られる原動力のひとつになった企業です。日付は2で「ぶた」10で「どん」と読む語呂合わせから。

●「「豊橋鬼まつり」」
 国指定重要無形民俗文化財の天下の奇祭「鬼祭り」。赤鬼が天狗に挑む「赤鬼と天狗のからかい」。赤鬼は街中を走り回りタンキリ飴と白い粉を撒き散らします。
 これを食べると厄除けとなり、また健康になり夏病みをしないといわれています。
 豊橋を代表する天下の奇祭「鬼祭り」は、元々、日本の神話を、田楽に取り入れ、豊年と厄除けの祭としたものだと言われています。
 安久美神戸神明社 豊橋市八町通三丁目

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