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日々是好日 とっつあんの雑記帳

とっつあんが徒然なるまま”ほっこりと暖かく誰もがうなずけるちょっとした幸せを感じる”話題を発信していきます。

最近ではミノムシが垂れ下がっている光景を…(^^♪絶滅危惧種に…「ミノムシ」

2014年06月19日 15時13分24秒 | 歳時記

またまた、周囲の山が見えないほど靄っている朝ですが、快晴で、昨日からの温度差が7℃と暑くなった大阪。
昨日の雨の割には湿気が少なく、日蔭の風の通る所は清々しい感じ。

今日は、スタッフの会の散策グループの例会に参加して、茨木の旧城下町を歩き、川端康成文学館に行ってきました。
歩いていても日の当たる所は暑いのですが、陰は爽やかな風があってまあまあ快適な散策が楽しめたのでは…。

今日の1枚の写真は、最近では珍しい「ミノムシ」がヒメシャラの木の枝でぶらぶらと揺れて垂れ下がっている光景です。

最近、ミノムシが垂れ下がっている光景を目にした事がありますか。

「ミノムシ(蓑虫)」は、ミノガ科(学名: Psychidae)のガの幼虫で、一般には、その中でもオオミノガの幼虫を指します。
枯れ葉、小枝、樹皮などをねっとりとした糸で絡め、袋状の巣を作って木の枝や民家の軒先にぶら下がります。
その、幼虫が作る巣が、藁で作った雨具「蓑(ミノ)」に形が似ているため、「ミノムシ」と呼ばれるようになりました。

ミノムシは身の回りの繊維であれば、葉や枝でなくても、蓑を作り上げます。
このため、毛糸くずや細かく切った色紙の中に蓑を取り去った幼虫を入れると、色鮮やかな蓑を作り上げます。
子供の遊びとして広く知られていました。

ところが、最近は、このミノムシを見ることはほとんどなくなりました。
日本ではミノムシは広く見られる一般的な昆虫でしたが、1990年代後半からオオミノガは激減しているそうです。
原因は、オオミノガにのみ寄生する外来種のヤドリバエ科のオオミノガヤドリバエ (Nealsomyia rufella) であるとか…。
寄生率は九州に近くなるほど高いため、中国大陸から侵入したと考えられているようです。

ところで、ミノムシの季語は、「秋」なのに、なぜ今頃見れるのかな…。

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明日6月20日(壬戌 みずのえいぬ 先負)はこんな日です。
●「健康住宅の日」
 住宅の健康とそこに住む人の健康を守るために、高温多湿でカビが生えやすい梅雨真っ最中の6月20日を「健康住宅の日」と定めて、毎年この日の前後にセミナーを開催しています。
 業種を超えた専門家が集まり研究活動などを行っている大阪に本部を置、NPO法人日本健康住宅協会(健康住宅推進協議会)が制定しました。
 健康住宅というのは、各地域の特徴、気候や風土などに適した設計がなされており、人に優しい住居であることを条件にしています。
 研究活動の成果は住宅関連の問題解決などに役立たれています。
 また、同協議会では、11月9日を「換気の日」と定めています。

●「世界難民の日」
 2000年12月4日、国連総会で毎年6月20日を「世界難民の日(World Refugee Day )」とすることを決議しました。
 この日は、もともとOAU(アフリカ統一機構)難民条約の発効を記念する「アフリカ難民の日」(Africa Refugee Day)だったことから、改めて、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)をはじめとする国連機関やNGO(非政府組織)による活動に理解と支援を深める日とするため制定されました。

●「ペパーミントデー」
 北海道の北見市でハッカの生産が世界の70%を誇っていたことから、北見市まちづくり研究会が特産品のハッカをPRしようと、1987(昭和62)年に、この日を「ペパーミントデー」と制定しました。
 北見市は香りの町づくりを目指して運動を続けています。6月の北海道のさわやかさがハッカそのもので、20日としたのは、「はつか」と「ハッカ」の語呂合わせからです。

●毎月20日は、「発芽野菜の日」「ワインの日」です。

●「鞍馬寺竹伐り会(たけきりえ)」
 竹伐り会式は、宇多天皇の寛平年間(889~897)の時代にさかのぼる、鞍馬山中興の祖・峯延(ぶえん)上人が、大蛇を仏法の力で倒した故事に因み執り行われます。江戸時代の中頃から、長さ4メートル、太さ10センチもある青竹を雄蛇に見立てて、近江・丹波の両座に分かれて伐る速さを競い、勝敗によりその年の両地方の豊凶を占うようになったそうです。勝者は、切った竹を持ち山を駆け下ります。
 竹を伐る人の装束は昔の鞍馬寺の僧兵の姿で、腰に南天の葉をたばさむのがしきたりとか…。南天は「難転」、災難を吉事に転ずる意味と大蛇退治の毒を消す意味を持っています。
 鞍馬寺は796年(延暦15)平安京の北方鎮護のために創建された古刹(こさつ)で、牛若丸や鞍馬の大天狗の伝説で名高く、平安時代から朝野の尊崇があつく、また修験道の霊場としても知られています。
 鞍馬寺本殿 京都市左京区鞍馬本町 TEL075-741-2003


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