日々是好日 とっつあんの雑記帳

とっつあんが徒然なるまま”ほっこりと暖かく誰もがうなずけるちょっとした幸せを感じる”話題を発信していきます。

しろあと歴史館主催の歴史ハイキング(^^♪「神仏の宿る地 緑豊かな樫田を訪ねて」

2015年05月10日 16時10分20秒 | 歳時記

少し霞んでいるようなのですが、青い空も見え気持ちの良い朝、日中のお天気も良く、気温もそれほど上がらず夏日に達することなく、清々しく過ごしやすい一日となった大阪。

今日は休養日と言うことで、ウォーキング歩数は5000歩を少し越した程度。
母の日なので、母はもういないのですが「水ようかん」と「抹茶わらび餅」を作りました。

今日の1枚の写真は、昨日参加したしろあと歴史館主催の歴史ハイキング「神仏の宿る地 緑豊かな樫田を訪ねて」で学芸員の説明を熱心に聞いる参加者の一コマです。

午後の最初の散策地、樫船神社の一の鳥居前、ここから参道を通って写真の左奥の丘の尾根の上の本殿にお詣り。
まだ本調子じゃないとっつあん、この坂道はこたえたので、2回程立ち止まりました。

「樫田地区」は、高槻市の最北部に位置し、田能・中畑・二料・出灰・杉生の5つの集落で形成され、古くは丹波国の亀山藩に属していましたが、明治時代の町村合併により京都府南桑田郡樫田村となり、昭和33年には、全国初の府境を超えた合併により大阪府高槻市に編入されました。

明治時代の町村合併により、樫田村が発足しました(1889年4月1日:明治22年)。
地域にある樫船神社の「樫」と、母体となった村の一つ・田能村の「田」を組み合わせて「樫田」の村名が名付けられました。
当時は京都府の南西部、南桑田郡に属していました。

樫田村は村を挙げて、地勢的・経済的に結び付きの強い大阪府高槻市への合併を要望しました。
遠因の一つとして、府境と分水界の不一致および樫田村を襲った再三の水害発生後の、京都府の冷遇対応が挙げられます。
そのためか、住民の8割が高槻市への合併に賛同したという。
当時の京都府知事蜷川虎三による慰留意欲はほとんど見られなかったそうです。

高槻市の最北部にある樫田エリアは、四方を北摂の山並みに囲まれ、春には山桜、夏には田園風景、秋には稲穂と紅葉、冬には白銀の風景といった美しい日本の四季を堪能することができる歴史と趣のあるエリアです。

樫船神社は、大己貴命を祭神とします。
創建の年月は不詳ですが、当社に伝わっていた棟札によると、鎌倉時代初期の貞応元年(1222)頃、村人達が社殿を造営し、神像と仏像の各2体を奉納したとのこと。

田能地区の鎮守であり、その昔は亀岡開拓の祖神として丹波にとってとても重要な社だった樫船神社。
社名に船が付くのは、4世紀頃まで亀岡盆地が湖沼であったことに由来するそうです。

亀岡(亀山)盆地がかつて大湖であつた頃、諸国巡国中の大己貴命が樫田村の黒柄山に八百万の神々を集めて相計り、樫田村の樫船明神が樫の木で船を御作りになり、亀岡上矢田の鍬山明神が鍬を御作りになつて、この樫船に乗つて請田(保津峡)の峡を開かれたので、湖水は嵐山の方に流れ、肥沃な平野が現出しました。
大己貴命がこの平野に桑を植えられたことから、桑田の名が起こつたとされます。

☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

明日5月11日(丁亥 ひのとい 先勝)はこんな日です。
●「長良川鵜飼い開き」
 毎年5月11日、岐阜県・長良川で「鵜飼い開き」が行われます。
 松明の火でアユをおびき寄せ、古式ゆかしい衣装の鵜匠が何羽もの飼い慣らした鵜を使ってそれを捕る、伝統的な漁法のひとつの初日です。
 鵜飼いは、5月11日より10月15日まで十五夜満月の日と増水のときを除いて連夜行われます。
 伝統行事、観光行事の域を越えて、今や日本の初夏の風物詩となっています。

●「大津事件記念日」
 1891(明治24)年、滋賀県大津で、来日中のロシアのニコライ皇太子が、沿道警備中の巡査津田三蔵に切りつけられる「大津事件」が発生しました。
 政府は、日露関係の悪化を恐れ、天皇自らが軽傷の皇太子を見舞い、犯人に、刑法116条「天皇、三后、皇太子に対し危害を加え、また加えんとしたものは死刑に処す」という「大逆罪」を適用しようとしました。
 しかし大審院の児島惟謙院長は、「刑法に外国皇族に関する規定はない」とし、普通人に対する謀殺未遂罪を適用して無期徒刑の判決を下しました。
 これにより司法の独立が守られ、国際的には日本の司法権に対する信頼を高めることとなりました。
 また、1993(平成5)年、ロシア皇帝のものと思われる墓の鑑定に使うために、このとき手当てをした布から皇太子のDNAが採取されましたが、サンプルが少なすぎて役には立たなかったようです。

●「朔太郎忌」
 大正・昭和期の詩人、萩原朔太郎の1942(昭和17)年の忌日です。
 大正から昭和にかけて独自の詩風を確立し、詩壇に新たな息吹を吹き込んだ朔太郎は、現代でも多くのファンを持つ日本の代表的な詩人の一人です。作品には「月に吠える」「青猫」などがあります。

●毎月11日は「めんの日」です。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (hazuki)
2015-05-11 14:23:15
こんにちは~

お久しぶりでした!
長く更新の無いままでしたが、実家へと
行って帰ってきました
母の元気な顔をみるだけで元気になりました(笑)

桜は、例年よりも早く咲き始めもう葉桜です。。。
八重桜がキレイですね
梅公園へはまだ行っていません
今年はどーしょうかと。。。

ご心配をお掛けいたしました
もう元気で半年ぶりでしょうか?
パンを焼いてみましたが、今一でしょうか(苦笑)
また宜しくお願いします
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Unknown (銭無とっつあん)
2015-05-11 15:37:32
hazukiさん

連休はゆっくりされたのですね。
良かったです。

今年、北海道は暖かくて、サクラも随分早かったようですね。
先日、高槻の里山で、大木に絡みついた山藤が綺麗でした。

塩パン人気ですね。
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