あおぞら日記

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予約はいると思います!

2017年03月25日 | おうち生活
こんばんは~
今日は一日家でのんびりしています(*^-^*)

このブログ、NPOの活動を始めてからはそちらの企画の情報などをアップしたりしてきましたが…
やっぱりコレは、自分の想いを発信するために書きたいなって思って、NPO法人ピース・トレランスのブログは別に始めることにしました。

コチラです。

福祉に関する情報やいろいろな企画、活動報告なんかをアップしていきたいと思っています。
このブログのように、気ままな更新になると思いますが…
興味があれば、覗いてみてください(*^-^*)


今日の本題…

昨日は午後から神経内科の受診日だったので、のんびり電車で病院まで行ってきました。
その時の最寄り駅での出来事です。


もう何回も言い過ぎて、また書くのが申し訳ないんですが…

私の家の最寄り駅は無人駅です。
そして、見事なまでのバリア満載の駅なので…
車いすで電車に乗るには、事前に電話で予約をしなくてはいけません。

時間に合わせて、名鉄の職員さんが簡易スロープを持って駅まで来てくれます。
ホームの端にある車いす用のスロープになっている出入り口からホームに直接入れてもらいます。

このシステムは、はっきり言って面倒なのですが…
ここ最近は多くの駅員さんと顔見知りになり、雑談をしたり、車いすの角度を変えてもらったり、というような交流を持てるようになりました。
これはしょっちゅう電車に乗ることで、「障害者」と「介助要員の駅員」という関係だったのが…
お互いに慣れたおかげで「乗客」と「駅員」というごくごく普通の関係になれたんだと思っています。


話は反れましたが、そのスロープの出入り口を利用するには事前に連絡が必要です。

昨日は乗りたい電車の時刻の10分くらい前に駅に着きました。
もう駅員さん来てくれていて、「こんにちは~(*^-^*)」って笑顔で迎えてくれました。
かなり顔なじみになってきたSさんでした。
Sさんは、前にこのブログで非常識なベビーカーの夫婦の話「本当のバリアフリーって何だろう…?」に登場する駅員さんです。


電車が来るまでの間…
「今日は風が冷たいけど、暖かいね~」なんて話をしていました。

普段は、乗車駅で駅員さんにスロープで乗せてもらって、降車駅のホームで待機してくれている駅員さんに降ろしてもらうパターンが多いです。

しかし、今日のSさんは私を電車に乗せて、そのまま降車駅で降ろしてくれる予定でした。
なので私を乗せたらすぐに、自分も同じ電車に乗り込まないといけないということです。


電車が到着して、ドアが開くとベビーカーを押した若い(いや、30代後半くらい)母親が降りてきました。
Sさんは、その母親が降りるのを待ってスロープを用意してくれたのですが…
すれ違い際にその母親がSさんにこう言ったのです!


「あっ!ゆっくりでいいですから~」


んっ???(゚д゚)!

今、この母親なんかおかしなこと言わなかった?


えっ?「ゆっくりでいいですから」って何のこと??
意味わからん…

状況を理解するのにちょっと時間がかかりました。

Sさんも同じように、理解するまでに時間がかかったようですが…
「えっと… 階段大丈夫なんですよね?」と、母親に答えます。

すると、母親…
「えっ?下ろしてくれるんじゃないんですか?階段大変だからこのスロープ使いたいんですけど!」とかなり強気な口調です。

Sさん、プチパニック!!
「えーっと…、私はこのお客さんとこの電車に乗っ…」

説明する言葉をかき消すように、母親はさらにビックリ発言をします…

「えっ?ここ使うのわざわざ電話で連絡しなきゃいけないんですか~?」

なーーーにーーーっ!!!!!

この人、電話で予約しないといけないこと知ってるじゃん!
知ってて、この状況でこっちから出させろと言ってんのかぁ…

本当にたまたま駅員さんがホームいただけであって、連絡してなきゃ使えないに決まってるじゃん!
「ハイ、ご利用になる時は電話で連絡してくださいね~」って、はっきり断っちゃえばいいのに…

Sさんは、優しいというか… 気が弱いというか… イイ人過ぎるというか…
前回同様に、スパッと断れない。

もうどうしていいものかとSさんパニック状態!
私を降ろすためにこの電車に乗らなきゃいけない…
もうすぐ電車は発車時刻で、扉は閉まり始める寸前…

すると母親、キレ気味に、
「もういいです!階段で行きますっ!!」
と、こちらを睨みつけて階段へ向かいます。


ここで私だったら…
あ~厄介なのに引っかかった~。ヤレヤレ┐(´д`)┌
ってなる所だけど…

Sさんはそうはいかなかったようで…
この電車には乗らずにこの親子をスロープの出入り口から通して、
私が降りる駅に連絡を入れてホームに駅員さんを配置してもらうようにすることを選びました。

「いいですー!こっちから出てくださーい。」

Sさん、慌てて母親に声掛けながら走っていきます。
「ドア閉まりまーす。」と車掌さんのアナウンスがあるとドアが閉まり始めます。
その閉まり始めたドアの向こうからまさかの留め!!

「もういいですから!階段で行きますっ!!」
「待ってください。こちら開けますから~」

Sさん必死で追いかけていく所で完全にドアが閉まって電車出発。
それでも母親を追いかけて階段を上っていくSさんがチラッと見えた。
意地になって、階段上ってる母親も…


前の夫婦もひどいと思ったけど…

駅員さんの仕事を妨害してしまうこの母親もかなりひどい!
しかも、電話しなきゃ利用できないの知ってて言ってるところが、さらにひどい!
なのに、電話してないくせに「ゆっくりでいいですから~」って、下ろしてくれて当たり前だと思ってるところが、さらに、さらにひどい!
そして、留めの行動がひど過ぎる…(>_<)

前にも書いたけど…
「ここは車いす用の出入り口だから、ベビーカーの人は使うな!階段使えよ!」って言ってるんじゃないよ。
ベビーカーの人も子ども抱っこして、さらにベビーカー畳んで担いで階段の上り下りが大変なのはよくわかる。
だけど、車いすの人はこの出入り口を利用するために、事前に「何時何分の電車でどこまで行くか?」電話で予約して駅員さんに来てもらってるのよ。

だから、この出入り口を使いたいって思うならベビーカーの人もちゃんと電話で連絡して利用しようよ。
ちゃんとルール守ろうよ!
みんなルール守って利用しているし、職員さんはそのルールに従って動いてるんだからさ…
それを乱すような利用の仕方はよくないと思う。
ただ、それだけ。


もしも私がもう1本前の電車を予約していたら、あなたが降りた時あの駅のホームには駅員さんはいません。
そうしたら、階段で行くつもりだったんでしょ?
電話で予約してまで利用する気はなかったんでしょ?
だって、電話連絡しないと使えないこと知ってたもんね。


たまたま駅員さんがいたから、使わせてもらえるに違いないって思っちゃったのもわからなくはない。
だけど、あの態度はないと思う。

電車に乗るの止めて、あなたと子どもをスロープから下ろすことにしてくれたのに…
電車のドア閉まって、もう後戻りできないの知ってて…
それでも階段で行こうとするのはひどいって思う。
駅員さんが親切で開けてくれようとしているのに、なんで素直になれないんだろう…
そこは意地張らずに、「ありがとうございます。」って利用させてもらえばいいのに。
誰もいい気持ちしないし、すっごく後味悪いです。

こんなことする人がいると、他の人までスロープの出入り口も利用がしにくくなっていってしまうと思う。
頑張っている子育て中のお父さん・お母さんまでが「ベビーカーの人=非常識」って見られ方をされるようになるかもしれない。
悪循環でしかないと思う。


電車が出発してしまったので、その後どうなったかはわからない。

電車の中に、ポツンと一人残された私のことを見つめる乗客たちの…

「そんで、この車いすの子はどうなるの?」的な視線が痛かった(笑)

だけど、Sさんがちゃんと連絡を入れてくれていたようで…
降車駅のホームには、駅員さんが簡易スロープを持って待っていてくれました。
無事に到着したので安心してください!


はぁ~~~

なんか後で思い出しても嫌な気持ちにしかならない。
みんながルールを守って、気持ちよく利用したいな~って心から思った出来事でした。

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