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Landscape diary ランスケ・ ダイアリー

ランドスケープ ・ダイアリー。
山の風景、野の風景、街の風景そして心象風景…
視線の先にあるの風景の記憶を綴ります。

鎮魂の夏/灯篭流し

2021-08-26 | 祈り

 

お盆のお墓参りを無事終えて、ホッとしていると、灯篭流しの情報が入ってきた。

もう8月(夏)も終わろうとしているこんな時期に?

鎮魂(慰霊)の夏を締め括る、なんと幸運な巡り合わせだろう?

タイムリーな情報を提供してくれた鬼城さん、ホッホさん、ありがとうございました。

亡き人たちを送る盂蘭盆の灯篭(精霊)篭流しの行事。

この一年はコロナ感染死者を送る(最近のニュースで50代の男性が救急搬送されコロナ感染を疑われ受け入れ先が見つからないままま6時間後に脳出血で亡くなった。

医療逼迫した今は各地で、こんなコロナ関連死が頻発しているようだ。亡くなった男性の病名と経過が私と酷似しているので、とても他人事とは思えない)

家族が死に目にも会えないと云われる新型コロナ感染者の死を思うとたまらない。この夏は全国のコロナで亡くなった人々を送る鎮魂の夏でもある。

私たちは首を垂れて静かに手を合わせ祈るしかない。合掌⋯一日も早いコロナ禍の終息を願う。

以下に、コロナで家族を亡くされた方からの生々しい現状の報告です。

  1. コロナウィルスで兄が亡くなりました。
    40代でした。
    発症から10日で死亡、家族は濃厚接触者に。

    保健所からの自宅療養指示、入院先確保の困難。基礎疾患のリスク。
    エクモ装着。火葬には立ち会えない。今見える世界。

    皆様の安全を願い、遺族から見たこれらの現状をお伝えします。

    【最後にまとめ】
    ・若くても基礎疾患があると死亡するリスク
    ・自宅療養時には必ずSpO2を計測
    ・入院できるかは運
    ・人工呼吸器装着後は会話はできない
    ・ECMOを使用できるかは運
    ・さらに高度な治療は難しい
    ・火葬場に遺族は入れない
    ・コロナによる死後、遺族の心の整理は難しい

     

 


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6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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地区に残る盂蘭盆の行事 (ホッホ)
2021-08-26 23:36:09
早くから行かれて、準備した甲斐がありましたね。
夕方の風景が、日が暮れると一変しますでしょう。
少し暈し気味に撮った写真も静謐な中にも臨場感が、でていいですね。
今回、私は仕事で時間が押して中途半端な写真
になりました。反省。
来年の8月の14,15日にお盆の迎え火と送り火の
行事があります。お忘れなく(笑)
その頃にはコロナが終息していればいいですが。
返信する
鎮魂 (鬼城)
2021-08-27 07:15:22
写真を見ていると日本古来の風習、大事だと感じるのは年のせいかな?
しかし、縮小化とか、取りやめの多い素晴らしい行事、残していって貰いたいですね。
この精霊流し、西方浄土向けの船出とか・・・
民俗学の分野で私はこの道に進まなかったことを今後悔しています。
地域それぞれ、先祖を大切にすること。
コロナ禍の中、失われるものが多い。
難しいとは思いますが、自己都合、自己価値、自己の立場で動くのはだめですね。
何より人の命は大事で思い!
来年のお盆行事決まりましたね。(笑い)
ホッホさんもお疲れ様でした。
返信する
Unknown (ホッホ)
2021-08-27 10:20:17
国近川から西行していくと重信川に流れ着きます。そしてその流れは伊予灘に。来年のお彼岸の迎え火、送り火14日15日と盂蘭盆の25日は、可能であれば鬼城さんランスケさんと私の三人で撮影をしたいですね。宇和島からは少し遠すぎますかね。(笑)
返信する
美しい送り火の行事 (ランスケ)
2021-08-27 10:34:54
ホッホさん、ありがとう。
近場に、こんな素朴なお盆の亡き人を送る行事が残っていたなんて、とても嬉しいです。
偶然が重なって、こんな美しい送り火の灯篭流しに立ち合えて本当に幸運でした。
これも一年ぶりの墓参りを終えて安堵感からの巡り合わせなのでしょうね(笑)
初めての場所なので、撮影のためのロケーション設定は風景写真の基本ですからね(笑)
重いけれど持っていった70-200mmの中望遠ズームレンズが、この場所では正解だったようです。
広角レンズと合わせて、ここは写真撮影の楽しさを久しぶりに堪能しました。
それと思ったよりも人出が少なく安心しました。
地元の人たちが、ひっそりと亡き人を送る行事として守ってきてくれたおかげですね(感謝)
来年は14日の火祭りも行きましょう。
返信する
久しぶりに充実した写真撮影 ( (ランスケ)
2021-08-27 10:57:38
鬼城さんのブログへのコメントから辿り着いた、この素朴で美しい亡き人を送る灯篭流しの行事でした。
ここも重信川の湧き水から発する国近川の洗い場を盂蘭盆の灯篭流しに利用しているということでした。
確かに川の流れは西の海へと向かい流れています。
西方浄土へと死者を送る儀式そのもの、理想的な送り火の儀式のロケーションだと思います。
写真撮影にも理想的。久しぶりに充実した撮影の時間でした。
来年は、ぜひ鬼城さんもどうぞ。
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見て感じる (鬼城)
2021-08-28 07:47:41
お船流しから始まって、ホッホさんの情報からランスケさんの鎮魂にまで写真を通じて広がりを見せる、素晴らしいことです。
改めまして感謝しかない。
地域地域の風習は違っても亡き人を弔う心は日本人の原点だと思います。
写真、コメントを見ながら熱いものがこみ上げてきました。
機会があれば来年は是非ご一緒させて下さい。
その前に「あおばずく」(爆)
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