
降り続いた雨がやっと上がり、陽が射し始めたのは正午前だった。
もっとも暑い時間帯に皿ヶ嶺の登坂路を上る。
頭がオーバーヒートしそうな山越えだった。
予想通り、ささゆりが咲き始めていた。
霧が流れては、時折陽が射す天候。
竜神平まで森歩きをすれば、夏緑樹の樹冠から舞い降りる光のカーテンも見られただろう。
しかし、この後、雨上がりの鎮守の森を巡る予定。
ひょっとすると灯火茸が見られるかもしれない?という淡い期待。
「六甲山の森で灯火茸が見頃」のニュースが期待感を抱かせた。
太平洋岸だけでなく瀬戸内の照葉樹の森だって灯火茸は発生するのだから。
やっぱり、まとまった降雨の後は、キノコの発生が顕著。
皿ヶ嶺では自転車用の七分丈のズボンのため、ブヨの猛攻に晒され、
ここ鎮守の森では、やぶ蚊の餌食に。
防虫スプレーの効果も限定的で、露出した肌は凸凹に腫れ上がるハメに(汗)
森の奥で、倒木にびっしり生えた灯火茸に似たキノコを発見。
暗がりで、仄かに発光する気配がした。
舞い上がるような気持ちだった。
闇の中のピント合わせも液晶画面に拡大することでクリアした。
森に夜のとばりが降りるころ…
キノコは発光しない。
忘れてました 笹百合。今年はもう撮影できないかも
しれませんねーーー今度の石鎚は人と鳥を撮影しよう
と思うので もう終わってしまうかも。
キノコは奥が深いというのがよくわかりました。こ
れでホタルが撮影できれば一石二鳥なんですが 多分
そう簡単にはいかないでしょうね。
masaさんが山野草に興味があるなら、じっくり取り組んでください。
この地球上で唯一の生産者は植物です。
植物の生態写真抜きで自然写真など有り得ません。
同様にキノコ等の微生物も朽ちた有機物を分解して土に還す役割を担っています。
森の生き物たちは、それぞれの生命活動で繋がっているのです。
未だ自然写真と向き合ったばかりのmasaさんには、私の話は鬱陶しいだけかもしれませんね(苦笑)
これを端緒に深遠な自然科学の世界に視野を広げてくれると嬉しいです。
自然の営みを観察していると、見えてくる世界がまったく違ってきます。
唯、どんどん浮世離れして、世間の常識とズレてしまうのが欠点ですが。
今週末、最後の灯火茸の撮影だと思っています。
良い結果が得られるといいですね。
今週末、灯火茸の撮影、挑戦とか?期待しています。
http://kijo0621.blog74.fc2.com/blog-entry-941.html
地方の祭神だと思っていた和霊さんが意外にも西日本に広がっているのに驚きました。
(ちょっと検索すると岡山の和霊神社の記事が)
菅原道真を祀る天神さん(天満宮)を筆頭に非業の死を遂げた人を神様として、
祀る伝統が日本にはありますね。
また多忙な日々に逆戻りですか?
どうか御自愛ください。
鬼城さんが学生時代を過ごした頃の皿ヶ嶺(竜神平)や美川の高原には、
きっと沢山の笹百合が咲き乱れていたのでしょうね。
高原に夏の訪れを告げる笹百合が、風に揺れる花風景が頭の中で蘇ってきます。
そんな花風景を求めて、今年も7月の堂ヶ森へ入ります。
今夜の横倉山は雨の予報です。
一泊予定でmasaさんと三度目の灯火茸の撮影に。
本当に今度こそですね(汗)