
週末は高知のmisaさんたちと、一足早い秋の風景を瓶ヶ森周辺で満喫するつもりだった。
夏から秋へ、季節の端境期の天候は変わりやすい。
さすがの晴れ女を自認するmisaさんも台風の進路を変えられなかった(笑)
なんだか連休後半を狙い澄ましたような台風の通過だった。
misaさんたちには申し訳ないが、台風一過の風景を狙って私ひとり瓶ヶ森へ。
そう、「天候の変わり目を狙え」は、風景写真の鉄則。
寝坊して遅く出発したのが偶然にも幸いした。
石鎚スカイライン、通行止めの表示。
幸い道路を塞ぐ倒木だけなので正午には復旧するとのこと。
時計をみると、後30分。楽勝だ。
待っているとロードバイクに乗った青年がひとり。
9/30は、石鎚スカイラインを自転車で駆け上がるヒルクライムレースが開催される。
すっかり、この山岳レースも認知されたようで、今回は600人のエントリーを数えるという。
私は以前、偶然に乗鞍のヒルクライムを目撃したことがある。
あの3000mの高度まで自転車で駆け上がるというレースに、何だかとても感動したのを覚えている。
乗鞍より標高は低いものの1500mの土小屋まで標高差1000mを自転車で昇り切るという行為は過酷だ。
出発点が面河の道の駅だというから、およそ20kmの距離をトップクラスの選手で、1時間10分くらいで昇り切るそうだ。
ロードバイクの青年と話し込んでいると、スカイライン開通の知らせ。
「じゃあ、頑張ってね」と青年に声をかけ、落ち葉や落石の散在する道路を慎重に通過。
天気予報は晴れだが、山上はずっと雲が取れない。
まぁ今日は諦めるか。
夕焼けも朝焼けも期待通りには行かなかったけれど、
山の透きとおる空気感やひんやり頭を突き抜ける寒気(明け方8℃)に触れていると、
数日来の憂鬱な遣り取りも、澱みが清新な流水に押し流されるように
すっかり身体の老廃物が抜けた心地。
「やっぱり山は好い」鬼城さんの先週、宇和島の伊達博物館をホッホさんと共に訪れたときの言葉が甦る。
伊達政宗と秀宗親子の絆を確認させてくれた素晴らしい企画展でした。
鬼城さん、kyoichさん、またまたお世話になりました。
思えば私たちの縁(えにし)も不思議な巡り会わせでしたね。
ホッホさんやmisaさんたちとも、それぞれの個性を尊重しながら繋がっていたいと思います。
あっ、misaさん夜半にみた夜空を斜めに分割するような天の川の煌めきは、またひとつ忘れられない記憶になりそうです。
今度は秋真っ盛りの風景の中で。
そして10年来の風景写真の師であり良き友である今治のKさん、さぁ秋山シーズン到来ですね。
台風一過で山の最低気温は10℃を切り始めました。
後二週間、この調子で気温が下がり続ければ、さて今年の紅葉は期待できるかな?
コメント投稿常連の皆さん、ごめんなさい。
現在、コメント欄は事前承認に切り替えています。管理人の私でさえ時々拒否されてしまいます(苦笑)
Eメールで頂けると、そのままブログの方に掲載しますのでご容赦ください。
世論調査でも分かるように国民の大多数が原発に対して不安を抱いています。
そういった世情を踏まえても、これだけ多数の人が原発事故の最大の不安材料である放射能汚染に対して楽観的であることが不可解です。
彼らを一概に「ネット右翼」と決めつけるのは安易な判断かもしれません。
ただ、ネット右翼と総称される人たちの行動パターンと類似点が多いように思われます。
(チャンネル桜の動画が判断材料として登場した時から怪しいと疑い始めました)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E5%8F%B3%E7%BF%BC
検索をしてみると最近は週刊文春を筆頭に反原発運動に対するネガティブ・キャンペーンも始まっています。
http://soba.txt-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2012/09/07/twittercom_screen_capture_201297923.jpg
「脱原発論」を出した小林よしのり氏に対するネット右翼のパッシングも見られます。
http://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/50725db57528e427e32ec234505e5ef5
小林よしのり氏や一水会の鈴木邦男氏を始め右傾の人たちも反原発の立場を明確にしています。
http://www.magazine9.jp/kunio/110622/
最早、左右のイデオロギーに囚われない大多数の国民の意思と「脱原発」は思いたい。
でも現実に彼らのような考え方をする人がいる。
とても不可解です。
ひとつ仮説として考えられるのは、
節電節電と暑い夏や寒い冬にエアコンの使用を抑制され続けることへの反発が予想されます。
安全な食や無駄な消費の抑制も加わり、欲望に対して抑制の利かない人は、こういった世情に対して反発し始めるかもしれません。
時間の経過と共に、原発事故への不安が薄れて、欲望に忠実になる人が増えてくるかもしれません。
もうひとつ原幌氏の発言にもヒントがあります。
≫何がしたいんですかね? (原幌平晴)
2012-09-18 08:52:58
低線量被曝は危険だとわめきながら、自分は自ら被曝する。他人にもそうしろと強要する。
自ら癌になって危険を世に訴えたいわけですか?
逆の主張ならわかるんですが≪
彼は、飯館村を始め、双葉郡のほとんどの立ち入り禁止区域が住民帰還が可能な安全な場所だと主張しながら、私と共に双葉郡の立ち入り禁止区域に入ることを
「被曝を強要する」と発言する。
この発言の矛盾からも分かるように、彼らは放射能汚染に対する強迫観念から、
そのプレッシャーに耐えられずアレルギー反応を起こしているのではないでしょうか?
耐えきれない恐怖感を打ち消すための材料を必死で探している。
そんな気がします。
チェルノブイリから140km離れているウクライナにおいて、26年経った現在、大人の心疾患や甲状腺癌が増加している。
事故後生まれた子供は慢性疾患に苦しんでいるという。
これは低線量被曝に対する貴重な報告です。
日曜洋画劇場の「岳」なんて観ている場合じゃない(笑)
レンタルビデオで何時でも観れます。
さて、これから秋彼岸の墓参です。
帰宅してから福島からの新たな情報も入っているので、また記事を書きたいと思っています。