
朝から雨が降ったり止んだりの空模様だった。
時々空が透けて薄陽が射す。
台風一過、めっきり涼しくなってきた。
雨上がりの露草(ツユクサ)の撮影には、ちょうどいい気象条件だと思った。
露草は涼しくなった9月以降に旺盛に花咲かせるという記憶があった。
ところが何処へ行っても、枯れて萎れた露草の草叢しか見当たらない。
今夏の旱(ひでり)の猛暑に、涼やかな花も力尽きてしまったか?
自転車を押して秋の気配の漂い始めた里山の道を巡ってみた。
萩や葛や芒(すすき)も咲き始め、黄金に実った田圃を飛び交うアキアカネの体色も赤みを増してきた。
いい気分転換にはなったが、惹きつけられるような光景と出会えない。
諦めて帰路についていると、それが目に留まった。
白いニラの花咲く草叢に、オレンジ色の蝶が西陽を浴びて浮かび上がっている。
ツマグロヒョウモンの♂♀だ。
近年急速に都市化した気候変動の象徴ともいわれる蝶。
こういう光を待っていた。
ファインダー越しの柔らかい光のゆらぎに、心ときめく時間だった。
光の変幻は八ツ塚近くの里山風景でも見られた。
西陽が雲間から射す瞬間を待ってシャッターを切る。
最後は川を渡った土手沿いの道で起こった。
河川敷グランドの向こうに雲間の光芒が射していた。
綺麗なカーテン状の光の帯が降り注ぐ。
なんだか、とても懐かしい記憶の襞を刺激する光景。
そうあれは、いつかみた光。
何を今更・・・(汗
光の大切さ!
それは自然の中にあると言うこと。
風も映し出すことが出来るし、空気も・・・
小さな生き物だって・・・
この不安でいっぱいの世の中に自然を戻して欲しい。
ほっとするランスケワールド・・・m(_ _)m
私は光と色彩が優先するようです。
目を惹く被写体に出会うと、それが整うまでアングルを探したり光が射すまで待ちます。
一枚の写真を撮るために結構、時間を要するようです。
その時々、試行錯誤して探し出したアングルやライティングは、
その後の撮影時のバリエーションを広げます。
鬼城さんのブログ掲載の写真を見ていて、色んな手法を吸収しながら、
どんどん上手くなっているのが手に取るように分かります。
自然の中で楽しみながら撮るのが一番です(笑)
めっきり涼しくなってきました。
すっかり秋を感じる陽射しです。
石鎚の紅葉も間近ですよ。
目を惹く被写体に出会うと、それが整うまでアングルを探したり光が射すまで待ちます。そうです!その通りだと思います
一枚の写真を撮るために結構、時間を要するのでこんな時は単独が良いのですが悲しいことにもう叶いません
退院して2週間、寝つきが悪く食生活をはじめリズムが上手くとれず、導入剤のお世話になると起床時が辛い
空腹感は有れど胃が小さくなっていて途中でダウン!
このままじゃ鬱になりかねないと昨日はお天気拾いました
高速使っての僅かな時間でしたが、出るのが一時間遅くなり30分の滞在
でも満足してます
「暑いのにカメラ持つとあんたは偉い」と主人
余程うれしい顔していたのでしょうね
黙って付き合ってくれました
夕方日の入りを狙って散歩に出ました
予想通りの茜雲よりも今更ですが写真は日が落ちてからが勝負だと言われたことを思い出しながらシャッターを切りました
猛暑の夏も、やっと終わりを迎え、陽射しに秋を感じるようになりました。
misaさんも御自分の身体と相談しながら
一日一日を大事に生きてください。
ある意味、漫然と生きてきた時間より、今の方が見る世界が愛おしく見えてくると思います。
そういう視点を持ったことを私は羨ましく思います。
だから、きっと今撮る写真は、輝いていると思います。
その短い時間に集中してmisaさんだから撮れる稀有な写真を残してください。
秋の光は美しいですよ。