Landscape diary ランスケ・ ダイアリー

ランドスケープ ・ダイアリー。
山の風景、野の風景、街の風景そして心象風景…
視線の先にあるの風景の記憶を綴ります。

memorial 石鎚 2015-5

2015-01-08 | 風景

 

昨日で打ち止めにするつもりでしたが、もうひとつオマケです。

瓶ヶ森、厳冬期の雪原と黄昏の夕映えを。

 


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3 コメント

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長い冬を生き抜くために (ランスケ)
2015-01-08 15:08:54
年末から読み続けた本や活字情報は、
この困難な時代を生き抜くための色んな事例を紹介していました。
顕著なのは、地方が本来持っている資源への回帰現象です。
以下、内田樹ツイートより。

過去4年間で、自治体の支援策を利用しての地方移住者は9000人で3倍増。
ここには行政に頼らず自力で地方移住した人たちは含まれていませんので、
実数は不明。
おそらく数万というあたりでしょう。

この地方回帰現象は政府のいう「地方再生」とは無関係な文脈の出来事です。
限界集落への入植や小規模農業は「生産性の高いビジネス」とは無縁なものです。
移住者たちにとっての問題は「どうすれば金が儲かるか」ではなく、
「どうすれば人間らしく生きていけるか」なのです。

移住者たちは「日本はもう経済成長しない」ことを直感しています。
けれども、政府にも財界にも官僚たちにも経済学者にも「成長しない社会」で人はどう生きればいいのか
を教えてくれない。
(考えたことがないのだから当然ですけれど)
だから、自力で考えるしかない。

「企業が収益を設備投資にも賃上げにも振り向けないで内部留保しているのは、
これから訪れる『長い冬』に備えて、餌を貯め込んでいるからだ」と説明してくれました。
地方回帰もまたそのような「長い冬」への備えのように僕には思われます。
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自己防衛 (鬼城)
2015-01-09 12:08:38
企業に寄らず、個人に関しても現代は自己防衛に入っています。
経済成長は素人の私でさえ、伸びないだろうなという確信が持てます。
Iターン、Uターンの方々しかり・・・
マスコミが偏った記事を出すことにも問題がありますね。
というようなコメントは差し控え、すばらしい石鎚を中心においた写真集、新年より楽しませてもらっています。
ぬくぬくと観賞している我が輩、一方でこの写真を撮られたときの苦労も想像しています。
感謝!
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最強の人 (ランスケ)
2015-01-09 12:47:18
鬼城さん、ありがとうございます。

気候の温暖な中四国には移住者が多いようです。
「里山資本主義」の藻谷浩介氏は安倍首相に天敵のように嫌われていましたよね。
さもありなんです(笑)
今一番読まれている経済書、「資本主義の終焉と歴史の危機」の著者、水野和夫氏も
「定常経済」への移行を示唆しています。
この2冊の本が広く多くの人に読まれていることに、少し安堵する思いもあります。

そう云えば、身近に一人、この時代に理想的な生き方をされている人がいましたよね。

野菜や米の安全な糧の生産そして磯釣りで動物性蛋白質も。
豊かで信頼できる交友関係の広さという人的資源も。
kyoichさんこそ、この困難な時代における最強の人でしょうね(笑)
また苛酷な冬の歩き遍路に出発されたのでしょうか?
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