
一年で一番暑い時期かもしれない。
今日も35℃を超える猛暑日が予想されている。
そんな炎暑の午下がり、最も陽射しの厳しい時間帯に自転車を漕ぐ…
もっと涼しい時間帯に行動すれば…と思うのだが、
ジリジリ焼けつくように立ち昇る空気がゆらゆら揺らぐ逃げ水の遠景を追いかける
午下がりが情景が好きなのだろう。
意識が朦朧とした長い夏の日の道のりを懐かしんでいるのかな?
少年の日の情景は、年齢を重ねると原色の輝きを放つようだ。
特に夏の日の情景は鮮明な記憶を呼び覚ます。
シャーシャーシャー蝉しぐれの中で意識が朦朧となって時間を遡るようだ…
今日は少し下流域の水辺で過ごした。
川幅が広くなり水面の光の反射が鮮明な場所を探した。
ハグロトンボと水面の煌めきをイメージしていた。
これが、なかなかキラキラ光が躍る場所にトンボが止まってくれない(笑)
トンボだって暑いから日蔭でジッとしていたい。
どれくらい、その瞬間を待ったことか…
ふわり舞い降りた僥倖の瞬間に夢中でシャッターを切り続けた。
「ありがとう」と呟き、溜めていた息を吐いた。
すいぶん陽も西に傾いてきた。
水辺の砂地にアオスジアゲハが吸水に来ている。
透過光に揺れる翡翠色の翅が美しい。
同じく空色の体色を持つギンヤンマも川面を巡行している。
望遠レンズに替えてヤンマを追いかけていると、
「ケッケー」とけたたましく雉のつがいが飛び立って対岸へ飛んで行った。
この辺りは耕作放棄地の草原が多いので、思わぬ場所で雉と出会う。
カワセミも普通に川辺を歩くと飛んでゆく。
日が暮れるとフクロウだって鳴いている。
帰路は谷津の奥の茅場へ野生種の桔梗を撮影に。
溜池の池畔には、最近よく見るヘラブナ釣りの姿が。
「釣れましたか?」と釣果を訊ねると、
「だめだ」と照れ笑い。
「釣れたら写真撮らせてください」と云って別れた。
バス釣りばかりの池畔の釣り事情の中で、長閑な和竿を振るヘラブナ釣りの姿はいいものだ(笑)
茅場の桔梗は一面に咲き誇る。
里山では、桔梗は秋の七草ではなく盛夏の花なのだ。
東京と過去約30年の開催都市の熱環境を比較した横張真・東京大教授(都市工学)は
「東京が最悪で、そもそも競技を実施してよいレベルではない。熱による人体へのダメージがかなり大きい」と警告する。
https://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20170729/k00/00e/040/224000c
同じころに桔梗が沢山咲く丘が近くにあるのです
正確には有ったといったほうが良いかもしれません
昨年春より土地開発のためショベルカーが入り
遠目に蛇紋岩地帯に咲く花を思い浮かべ複雑な思いでしたね
この暑さには些か参りました
昨晩の夜勤中、吐き気とめまいが何度か起こりました
明日もHomeGroundへ出かけます
ここ2週間は私がやらねば・・・
お百姓さんの苦労が身にしみて分かりました。
日課の散歩は、夕方やっています。
自宅へ帰り着くと汗がしたたり落ちます。
どうも、自分は暑さ、寒さには強いようですが、気をつけます。
さて、素晴らしい写真!
構図といい、シャッターチャンスと良い、すごみを感じます。
涼風が吹き抜けました。
羨ましい(笑)
但し、太平洋沖にある台風の影響でお天気が不安定なようです。
山沿いは急な雷雨があるので御用心。
昔から着物や工芸品の意匠に使われてきた桔梗は、日本人に愛されてきた花でした。
でも残念ながら、野に咲く自生種の桔梗は絶滅危惧種です。
庭先に咲く園芸種が普通に見られるので、その稀少価値の実感が薄いようですが?
でも、やっぱり野に咲く花姿が一番美しい。
茅場に群れ咲く紫色の高貴な色合いが黄昏の光に映える風情には、うっとりします。
夏祭りの最中、集まったみんなが平常心を失っているので御注意を。
毎年掲載される宇和津彦神社の夏越しの祭りの写真が好きです。
和霊神社の華やかな「動」と対を成す無事平安を願う「静」を感じさせる夏祭りですね。
今日も35℃を超える猛暑日の予想。
昨日は午後から大雨注意報も出ていたので、大人しく本を読んで過ごしました。
写真仲間のTさんから頂いた手造りスイカが甘くて美味しかった。
暑い最中に井戸水で冷えたスイカに齧り付くと正しい日本の夏を実感します(笑)