Landscape diary ランスケ・ ダイアリー

ランドスケープ ・ダイアリー。
山の風景、野の風景、街の風景そして心象風景…
視線の先にあるの風景の記憶を綴ります。

夏の一本道 / "Running On Empty"

2018-08-28 | 自転車

 

8月下旬になっても猛暑日が止まらない。

36℃、37℃越えの数日間が続いたりする。

エアコンなしの夏を8年間も続けているので、比較的、夏の暑さに強い体質だと思っていた。

それは錯覚だったのか?

気持ちが前向きに働いても身体がついて行かない。

焦熱の日中、身体は休息を要求している。

完全に夏枯れです(笑)

やっと重い腰を上げて、皿ヶ嶺山麓ヒルクライムに。

また正午過ぎのスタート。

川沿いのサイクリングロードに、走る人影は誰もいない。

今日も36℃の最高気温が予想されている。

橋を渡って登坂路にかかる。

思うようにピッチが上がらない。

上林小学校前の自販機でペットボトルを一気飲みして、玉の汗が吹き出る。

林道入り口までの一番キツイ登坂路を頭が沸騰する思いで駆け上がる。

やっぱり、相当体力が落ちている。

堂ヶ森への山越えと登山は、もっと涼しくなってからが良さそうだ。

山麓の色づいた棚田風景を撮影し、アキアカネの群れ飛ぶ姿を追いかけた。

まだ秋の気配は薄い…ツリガネニンジンやセンニンソウが見られるくらい。

赤トンボの体色も麦わら色ていど。

帰路、黄昏色のサイクリングロードを駆け抜ける(涼しくなって)人々の姿を

しばらく追ってみた…

頭の中でJackson Browne の"Running On Empty"が鳴り響いていた。

終らない夏のロードムービー挿入歌として(笑)



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4 コメント

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そろそろ (misa)
2018-08-28 23:35:52
先々週末の爽やかさを感じる数日は何だったのかなと台風通過を待ちわびての三崎港でした
「原発のおかげできれいに整備されているんだ」と同乗者の声に心でため息・・・・
三年ぶりの九州大分入り、残暑厳しい50年ぶりの阿蘇
生きてるうちに行っておきたい見ておきたい
「終活、断捨離」そんな言葉が会話に出てくるようになり、公休日の半分は思い出と戦いながら向き合い

草千里ではユウスゲの花が風に揺れていました
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体力 (鬼城)
2018-08-29 08:19:53
今年の暑さは体力とは切り離して考えるようにしています。確かに体力は落ちていますが、この暑さは半端でhない。毎年こんなことを言うようになっていますが、過去には戻りませんね。この急激な気候変化は誰の所為でも無い。生活している世界中の人々の文化を求めた結果だと思っています。それでも暑いさなか、私も散歩に出ます。(苦笑)誰も居ない真夏の一本道・・・暑さが倍増されます。(爆)
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黄昏の光に遊ぶ (ランスケ)
2018-08-29 18:55:48
misaさんは、阿蘇草千里でしたか。
私は九州には縁がなくて別府(修学旅行)湯布院、九重くらいしか行ったことがありません。
九州一周は自転車で回るのに、ちょうどいい距離なので廻ってみたいですね。

松山の7月8月の気温を貼りましたが、今年の暑さは異常です。
瀬戸内側の、この街は比較的気候が温暖で気候変動の夏とはいえ、
35℃以上の猛暑日は一夏の数日間を数えるくらいでした。
それが今年は、いつまで経っても猛暑日が止まりません。
この調子なら9月になっても続くかも?

原発が経済合理性からも終わったエネルギーであることは世界的な趨勢です。
それに拘り続ける日本は、エネルギー変革の潮流から大きく遅れて益々世界から取り残されています。
目の前の利権ばかりに囚われていると、この国の凋落は歯止めが利かなくなります。
国民の資源と資産を喰い尽くす安倍政権の独裁が既成事実となったこの国は、もう終わっているか。

秋を探しに行った週末でしたが、何も収穫が無かったので、
ロードムービーを意識した黄昏の光の中で遊んでみました。
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終らない夏を撮る (ランスケ)
2018-08-29 19:20:41
もう原発を動かさないと電気が足りなくなる、
なんていう妄言は誰も云わなくなりましたね(笑)
この異常な暑さの夏でも電力供給は余裕があるそうです。
再生可能エネルギーが増えたおかげだとか。
それでも相変わらず原発に拘り続け、再生可能エネルギーの安定供給には、
消極的なこの国のエネルギー政策です。

鬼城さんはお孫さんたちの夏休みを楽しませる傍ら、日課の散歩も続けているのですか?
それは凄い。
私も見習わなければ。

今日も入道雲が湧き上がる暑い一日でした。
夏が、いつまでも終わらないなら、それなりの写真を撮ってみようと思います。
探せば素材は、其処かしこにあります。
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