Landscape diary ランスケ・ ダイアリー

ランドスケープ ・ダイアリー。
山の風景、野の風景、街の風景そして心象風景…
視線の先にあるの風景の記憶を綴ります。

夏の終わりのシャボン玉

2019-08-25 | 祈り

 

郷土の霊山、石鎚山の麓、青田の海が広がる西条平野にnanaの魂を解き放った。

ふわふわ風に乗って舞い上がる虹色のシャボン玉が遥か霊峰に向って飛んでゆく。

郷土の聖なる山は、死者の魂が還ってゆく場所なのだ。

亡き人を送る私の祈りの儀式に付き合ってくれて、ありがとうmasaさん。

本当は西条平野に飛来し長期滞在を続けるコウノトリの撮影が主目的だった。

命を運ぶ鳥、コウノトリに希望を託した。

コウノトリの飛翔に虹色のシャボン玉の祝福。

あいにくコウノトリの行動範囲が広すぎて出会うことが叶わなった。

またいつの日か、この祝福の鳥にnanaの鎮魂を託したい。

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お天気待ち (ランスケ)
2019-08-27 01:51:27
コウノトリは、やっぱり情報収集ですね。
地元の野鳥カメラマンに出会えなかったのが残念です。
あの広大な水田から点のような一羽の鳥を探すのは、かなり困難な作業です。
命を運んでくる祝福の鳥、根気よく探してみます。

シャボン玉写真は被写体ごとに新鮮な感動があります。
しばらくこの撮影方法を進化させたいと思っています。
日曜は付き合ってくれて、ありがとう。
雨続きの天候、とりあえずお天気待ちですね。

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シャボン玉写真の進化 (ランスケ)
2019-08-27 01:26:03
シャボン玉風景写真、少しづつ形になってきました。
試行錯誤を重ねつつ祈りの風景を具現化させてゆきまたいです。

西条平野は県下で最も水田面積が広い場所だと思います。
松山市近郊は加速度的に田圃が宅地に様変わりしています。
人口減少社会のはずなのに、都市近郊から農耕地が消え、宅地ばかりが増える現象が理解不能です。
西条平野はツルが越冬し、コウノトリが長期滞在する水鳥たちの楽園なのかもしれません。

そして石鎚山が最も綺麗に見えるのが、表玄関、西条からの眺めだと思います。
そうですね。
まずは堂ヶ森の空にシャボン玉を飛ばしたいです。
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お疲れ様でした11 (Masa)
2019-08-26 07:38:03
先日はお疲れ様でした!やはり広大な田園風景の中に
一羽のコウノトリを探すのは大変ですね!!また情報
があれば行ってみましょう。ナナさんの事故はとても残念でした!難しいことは言えませんが、ナナさんの
魂はありがとうと言ってくれたと思います。

もしかしたら2週間前の花火で宇和に移動したかな
コウノトリ。
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霊峰 (鬼城)
2019-08-26 07:27:51
西条平野にこのような広々とした田があるとは・・・
中心地ばっかりで、あまり周辺には行っていない。(汗
霊峰石鎚の麓・・・
しかし、最近は土小屋や面河からの登山が普通になっている。
しかし表玄関は西条ですね。
魂が昇華するには、すばらしい場所。
masaさんとご一緒だったんですね。
暑さは一段落しました。
仕事でお忙しいとは思いますが石鎚も待っていますよ。
コウノトリは機会がありますよ。
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