今日の花は「スモモ(李)」です。えっ、漢字1文字なの?桃ってつかないの?いえ、「酸桃」とも書きます。「スモモも桃も桃のうち」と云いますが、種は異なります。種とは科属の下の分類で、梅、杏、桃と同じバラ科サクラ属の仲間ですから、それらの花粉を使い人工授粉も可能です。中国原産ですが、英語では「Japnese plum」と云います。
「李下に冠を正さず(りかにかんむりをたださず)」と云う諺があり、意味は「人に疑いをかけられる様な行いは避けるべきである」と云う事ですが、語源は古楽府「君子行」の「スモモの木の下で冠を冠り直そうとして手を上げると、実を盗むのかと疑われるから、そこでは直すべきではない」から来ています。
六朝(りくちょう/呉・東晋・宗・斉・梁・陳)時代の所謂「故事」の一節で、「君子は未然に防ぎ 嫌疑の間に処らず 瓜田に履を納れず 李下に冠を正さず 嫂叔は親授せず 長幼は肩を並べず 労謙にして其の柄を得 和光は甚だ独り難し 周公は白屋に下り 哺を吐きて餐に及ばず 一たび沐して三たび髪を握る 後世、聖賢と称せらる」の中に在りますよね。
此れを勉強すれば、リーダーたる者、信ずるべき部下を見定めなさいと云う教訓を知る事になります。野田佳彦氏に聴かせたい一文ですな。
松下政経塾の一期生ですが、彼は1995年9月に松下政経塾報の対談でこう述べています。
政界はこれまでどおりのマニュアルで、カネを配り公的助成を行い、そのためのしきたりに従っている。その延長線上に日本の未来はないと、僕も思いますよ。日本の基礎体力がある4~5年の間が勝負だと…。実際は公共投資をして景気浮揚をはかるのがまだまだ一般的。公共投資をやって、その経済波及効果は下がる一方なのに、やらないよりましという状況です。そのベースは国民の税金なのですからね。減税と、税金を(無駄に)使わずにシステムを変えることで今後の日本の展望を開き、1つのパッケージにして国民に政策提言をしなければなりませんね。現在、政経塾出身の国会議員15人が集まり超党派で「15人会」を開いているんですよ。「大きく日本を伸ばそう」(仮称)と、今の日本の行詰まりを打破するための処方箋をつくろうと4つのプログラムを鋭意検討中です。①歳出削減②税制の簡素化③新産業雇用④物価引き下げプロジェクロトの4点。その成果を、今年の11月27日松下幸之助塾主の誕生日に記者会見し発表します。これを基盤に国民にも大きく呼びかけ、超党派活動を展開していきたい。総花的じゃなくてワサビのきいた内容にしたい。
非正規雇用の法案も骨抜きにして、税制の簡素化もせず、消費税増税一本槍なものだから、鼻薬も相当効いているのじゃないかなと疑わざるを得ませんな。だから政治家は信用なりません。
今日は短めですが、これにて御免。
( ´ー`)yー-~
コールが便秘になって医者に行った。
診察を終えてから、医師が彼に言った。
「あなたに必要なのは熱い風呂のあと大量のスモモのジュースを飲む事です。そうすれば便秘はすぐに治ります」
1週間後、コールは再び医師を訪れ「まだ便秘が続いている」と訴えた。
医師が聞いた。
「スモモのジュースが全然効いてない、と云う訳ですか?」
「それはわかりません。まだ、そこまでいってないんです」
「というと?」
「スモモのジュースは熱い風呂のあと、とおっしゃいましたよね」
「そうですよ」
「まだ熱い風呂の方を飲み終えてないんです」