Nikon D200 TAMRON 17-50□□
山形県遊佐町白井新田藤井□□
立春を過ぎて感じる寒さのことを『余寒』と言います。
立春以降の寒さは冬が残していったもの、としてどんなに寒くても季節はもう冬ではなく春なのです、と春を想う気持ちが感じられる言葉です。
北国庄内は、『余寒』と言うにはまだあまりに寒い季節ですが、それでもこのころから微かに春の気配のようなものを感じられることもまた事実です。
何日も灰色の雲の下、地吹雪に身をこごめていた日々とは確かに違う気配。
相変わらずの寒さの中にも、何処か真冬とは違う微かな気配。
3月になるまでに、これから何度か真冬日になって偏西風が相変わらず吹き付けようとも、立春以降は何かしら心の中に春に向かうという余裕のようなものがあるように思うのです。
そんなことを感じることができるのが、写真のような青空が見える日です。
久しぶりに見る青い空。
立春以降、こんな青空が日に日に多くなってくる頃です。
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