風の記憶

the answer is blowin' in the wind

鶴間池

2006-10-28 | 



鶴間池(つるまいけ)に行ってきました。

鶴間池は、鳥海山の中腹標高820m付近にある火口湖です。

ブナの原生林の中にひっそりと佇むこの池は、鳥海山の小氷河から流れ出た

清冽な水を満々とたたえ、原始のままの自然の姿を私たちに見せてくれます。

錦秋の鳥海山と鶴間池、感動のひとときでした。


本サイト「P・M CLIP~風の記憶」で特集を組みました。是非、ご覧ください。
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ギャラリーのページのCLIP2「季節の特集」です。








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夕日の庄内浜

2006-10-09 | 


鶴岡市の加茂港と油戸漁港の中間付近から庄内浜の夕日を撮影しました。
鶴岡市出身の作家、藤沢周平さんの『龍を見た男』という小説は、ここを舞台に書かれました。

そう言えば、その藤沢周平さん原作で山田洋次監督の映画 『武士の一分』 の主役の木村拓哉さんや壇れいさんらが山田監督と映画の成功を祈願に鶴岡市の荘内神社を訪れたそうです。→参考
その時に振る舞われた山形名物の「芋煮」を食べた木村拓哉さんは「うめぇのぅ」と庄内弁で感想を述べられたそうです。(^o^)良いですねぇ~。
キムタクが庄内弁を使ってくれて、庄内の若い世代が積極的に自信を持って庄内弁を使うようになったらいいなと思います。
最近、庄内でも庄内弁を使う人が減ってきているのです。
大好きな庄内弁、無くなって欲しくないです。



遠い沖を、酒田の湊に向かうらしい商人船が、帆を上げて走っている。

帆は淡いみかん色に染まっていた。

秋の日は暮れるのが早く、水平線に近づいてそこでしばらく

海と空を赤く染めたと思うと、急に落ちこむように海に沈む。

そしてその次に、穏やかな薄暮の時刻が来るのだ。

「そろそろ鉤を入れっか」

源四郎は、寅蔵に声をかけた。



藤沢周平 『 龍を見た男 』 より -



「武士の一分」公式HP

「武士の一分」公式ブログ


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庄内米

2006-10-01 | 田んぼ・平野



爽やかに澄んだ秋晴れの空、今年も庄内平野は黄金色に染まり刈り入れの時期を迎えています。
さざ波のように田んぼの上を穂波が渡り、町中に豊かな藁の薫りが漂いはじめました。

そんな豊かな実りの庄内平野ですが最近ちょっと心配事が一つ。お米の消費量が年々減っていることもあり休耕田や転作田が目立つようになってきたことです。

お米は言うまでもなく日本人の主食ですが、ただ単に食べ物と言うことではなく、日本の文化風習、芸能や芸術、文学や音楽などなどあらゆる面で日本人の精神性に深くかかわっています。

日本各地で行われる夏祭りや秋祭りは、田の神に豊作を祈ったり感謝することに由来していますし、田楽(でんがく)などの芸能も田植えのときのお囃子や唄が始まりだといわれています。冠婚葬祭などの大切な儀式の時には白いごはんを高く盛って神物などに供えたりする習慣も残っています。
それに、江戸時代の武士の給料(禄高)を50石とか200石とか言ったり、大名の大きさを○○万石大名と言ってお米の実入りの大きさで表した国は日本以外にはないのだそうです。

そもそも、日本は「瑞穂の国」と言います。「瑞穂」とは稲のことです。
つまりは日本文化とはお米文化と言っても良いと思うのですが、稲作が廃れていくと言うことは日本文化が無くなってしまう、ということのように思うのです。


「お米を一粒でも残したりしたら、罰が当たるよ。」
私はそう言われて育ちました。
普通は「食べ物を粗末にしたら・・・」でしょうが、ここは「米の国庄内」です。お米には特別な思い入れがあるのです。


ところで、JA全農庄内さんで 『庄内米ファンクラブ』 というサイトを立ち上げました。
「・・・、「米」の文化を守り発展させることは、私たちに課された重要な任務でありますし、庄内米ファンの拡大をはかることが少しでも「米」の消費拡大に結び付けばと考えます。」と言うことだそうです。
会長はあの映画「蝉しぐれ」の監督の黒土三男さんです。
庄内米を産地精米でネット購入できたり、庄内の特産農産物が抽選で当たるプレゼントキャンペーンなどもあるそうです。
是非ご覧になって、美味しい庄内米を知って、食べて、ファンになってください。

美味しいよ~、庄内米♪ (^^)/

 → 『庄内米ファンクラブ』


 → (JA全農庄内 - おいしい国 庄内 - )

 → (米ネット:お米ものしりゾーン)


- お米は生きている -

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