ボクには、持病に腰痛(腰椎分離症、スベリ症)があるのを以前書きました。な~んでそうなったかと言うと、自転車を始めた頃に毎日、ヒルクライムをしていまして。始めは、たった2km弱の登りで、何回も足を付いて(子供の頃、何回、足を付いたか?がよく話の種になっていましたね)上がってたのが。そのうち足を付かずに上がれるようになり、そうすると、今度は、タイムがどんどん短縮されるようになりました。とうとう坂中毒ですね。こうなるとヒルクライムが、面白くでしょうがない。しかし、問題が出てきました。
練習を休む事イコール、弱くなるって脅迫観念に追われて。疲れていても、体が痛くても休めない。いや、休む事が怖くなってきたのです。これって、拒食症のような、ノイローゼと似たようなものかな~って。今では、思います。
ある日、腰に手を当てると、腰の骨が飛び出してる。オヤ!へんだなあ~って思い病院に行ってレントゲンを撮ると、医者は腰椎分離症だね。スベリ症にもなってるよ。レントゲン写真を見ると、素人目にも、はっきりと、骨がずれてるのが確認できる程でした。あ~後の祭り。今でこそ、トレーニングと休養はセットって理解出来るけど、その当時は、まったくわかりませんでした。チームに入ってないので、教えてくれる人もいないし。ムリしすぎて疲労骨折をおこしたのか、最初から、骨が割れてる(遺伝もあるらしい)ところへ、自転車のあの姿勢で、ズレテきたのかは、わかりませんが。
そこで、これだけは、守ったほうがイイですよ。まず、
ポジションは、しっかりだす。最初はキツイけど、いずれ慣れる。な~てのがあるが、長い距離を走らないうちに痛いと言うのは、異常とみていいと思います。フレームが、適正値なら、ステムが長い、低い。を疑ってみる必要があります。格好が悪いとか思わず、ステムを短くする、高くする事を奨めます。自転車は体に合ってナンボ。ボクは、100kmこえても、ヒルクライムをしてもしても、すぐに痛くならず、いくらでも行けるよってポジションから、スタートして、少しずつ、変更していくのがベストだと思います。
次に、痛いとか、今日は、シンドイなあ~って時は、練習をやめる事も必要だと思いますよ。そんな時にやっても、イイ練習は出来ません。根性はつくが。いずれも、後の祭りになったら遅いので、くれぐれも、ムリは禁物。でないと、一生、持病と付き合っていく事になります。では。