カトリックが大きな影響力を持つイタリアでは、仏法の人間主義を基調した社会貢献活動が浸透している。
社会の多様性を尊重し、立場や境遇、そして宗教の差異も超えて、共に幸福を築いて社会貢献活動が行われている。
「共に、今、平和を創っていこう」と題し、SDGs(持続可能な開発目標)、気候変動、核軍縮などをテーマに語り合う集いが、地域ごとに開催された。
イタリア本土で1840人が参加した。
また、カトリックをはじめとする団体との宗教間対話を推進し、青年たちが中心となり平和イベントでは、他の宗教団体の青年たちも参加した。
こうした交流を通して、自らの信仰の価値を再確認した。
平和という共通目標を掲げれば、宗派を超えた協力は可能なのだと青年たちは実感することになった。
また、核兵器廃絶運動「核兵器はいらない」がスタートした。
その展示は、80以上の都市を巡り、40万人以上が見学した。
その4割以上が小・中・高校生であった。
現在、このキャンペンーンはイタリア国内最大規模の、核軍縮運動として認知されている。
イタリアでは、気候危機を巡る現状に目を向け、行動を促していくために「私が変われば、世界が変わる」キャンペーンがスタート。
各都市で展示会を開催したところ、市長や大学教授、研究者、専門家なども参加した。
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