20230913 カフェOTTO通信 汚染水と汚染魚

原発処理水は汚染水

共産党や立憲民主党の一部の議員が原発処理水のことを汚染水とよんでいることに対し、国民民主党の玉城代表は「汚染水と呼ぶのはけしからん、国益に反する」と主張しています。いかにも原発推進の組合に支持されてその代弁者として機能していることの告白でしょう。原発敷地内にたまる汚染水。ALPS処理後もトリチウム以外の放射性物質が残る。そのままでは放出できないレベルのものだから海水で薄めて基準値以下にして放出。これが廃炉まで（30年間）続くという･･･そもそも廃炉できるのかさえわからない？

汚染水と汚染魚の区別さえできない人が･･･

またこの主張は「汚染水」と「汚染魚」を同一視するものです。垂れ流し始めた段階では魚は汚染されていないでしょう。だから今の段階では「汚染魚」ではありません。一方垂れ流された処理水は汚染された水を海水で薄めて放流した物、つまり「汚染水」なのです。問題は基準値以下の放出でも何ヶ月も何年も放出を続けるならそれなりの問題が出てくるでしょう。それを心配します。トリチウムなら半減期は短いがALPSで取り除けない他の放射性物質はいつまでも残り、全世界の海に漂流するのです。海はゴミ処理場ではありませぬ。

このニュースに関してはまるでオリンピックの様相。政府＝全日本の応援団。漁民など「関係者の理解無しにいかなる処理もおこなわない」という約束を破り、汚染水放出を強行した政府の肩を持ちナショナリズムを煽る。「日本産の魚を買って中国に勝とう！」。

「汚染水」と呼ぶ人に対して「風評被害を招く」と攻撃しています。ちょっと待て、汚染水を薄めて垂れ流して風評被害を招いた張本人は政府じゃないのか！物事のとらえ方がひっくり返っています。そのことを知りながらニッポンガンバレ！で誤魔化そうとする意見が横行しています。冷静な判断が求められます。

さて、カフェＯＴＴＯの便所。長年使ってきて便器が壊れました。便座が倒れたままになるので男子の小便は便座を持ちながら足すという不便な状況。古い機材なんで修理がききません。とりあえず、緑色の太い針金を渡して留めるようにしました。当面この形でお願いします。

手洗い場に手拭きがありませんでした。自分は髪の毛で手を拭いていた！！！そこで手拭きとしてクッキングペーパーを設置しました。これは便器には流せませんのでゴミ箱に入れて下さい。（写真のゴミ箱は汚物入れでした。青い容器に変更しています）

クッキングペーパーは便座拭きにも使って下さい。