バイクと音楽を楽しむ前期高齢者

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ロイヤルエンフィールド初ツーリング・・・東北の旅2日目

2015-08-12 07:06:23 | バイク

10月9日(水) ☁  本日の走行距離=308Km
 お宿→ 仙台→ 南相馬→ 飯舘(いいたて)→ 霊山(りようぜん)→ 丸森→ 不動尊公園

5時起床。雨を覚悟していたがなんとか降っていない。今日の宮城は曇りのち雨。福島は曇りという予報になっていた。早めに行動しよう。
 今日も雨合羽とゴム長をはじめから装備。500ccの牛乳を飲んで県道1号線から国道4号線へ。東北自動車道大和インターから高速走行を決意。仙台北部自動車道、南部自動車道、東部道路を経由し、終点の常磐自動車道山元インターから一般道路となる。

 まずは海岸通りの地方道38号線を南下。おびただしい数のトラックが行き交っている。他県ナンバーも多い。土ぼこりがすごい。浜に大きな堤防を作っているようだ。

だが今回並の津波が来たら意味がない。復興とか津波対策とかいうよりも「津波産業」と呼ぶのが分かりやすいかもしれない。

 景勝地、松川浦は大橋が通行止めになっていたので国道6号線に戻り、相馬へ。いよいよ立ち入り禁止除外準備地区、南相馬市の小高(おだか)区だ。

↑ 除染ったって無毒化という意味ではない。毒を右から左へ移すだけ。

 双葉町に入る直前で「一般車通行禁止」となった。西側の県道120号線を北上。JR桃内駅に立ち寄る。レールは錆び付き、雑草が線路まで延びている。公衆電話ボックスにも葉の大きな蔓草が侵入。

 原の町に入ると人の姿がないではない。信号機も動いている。一方、店舗はすべて閉鎖され、「街」としての機能はしていない。

 新しい公営住宅もカーテンが掛かっているのを見れば人が住んでいただろう。だが今はススキやセイダカアワダチソウが生い茂り、人の気配はない。地震や津波での大きな被害がなかったにもかかわらず生活できなくなったのだ。普通の事故とは時間的・空間的・社会的に異質の事故、それが原発事故なのだ。福島第一原発が廃炉にできるまでの最低30年以上、常磐線も国道も南北につながることはないのだろう。いや、そもそも廃炉なんて可能なのだろうか?技術の進歩に任せるしかないのだな。

 地方道31号線を北上。霊山(りようぜん)で国道115号線と合流。ナビに従い伊達市に入る。阿武隈急行富野駅からキャンプ場に予約電話を入れる。そして県道101号線を東へ。1・5車線の山道は僕の大好きな道。ところが中間部に採石場があり、大型トラックが行き交うというトンデモ走行になってきた。土ぼこりにまみれたり離合のために立ち往生・・・トホホな走りでようやく丸森町に抜ける。

林間の昔風サイト、不動尊公園キャンプ場
 キャンプサイトには小川の流れが聞こえる。上流部らしく、大きな岩がゴロリとしている。そこに木製の歩道が設置され、楽に渓流を散策できる。テントサイトは林間の土。現代のオートキャンプ場とはかなり趣が異なる。

さて温泉だ。キャンプ場から数百メートルの所に国民宿舎あぶくま荘があり、日帰り入浴ができる(¥500)。 「ヘルストン温泉」という表示があった。「温泉」の表示の上にテプラで「人工温泉」と貼ってあった。???

管理人さんも帰り、誰もいないキャンプ場に一人で盛りあがる。野菜はニンジンとインゲンを茹でた。それにポテトサラダ、刻みキャベツ・・・野菜のオンパレード。カツヲの刺身がうまい。これは添え物でないショウガがほしかった。

 

 


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