途中まではまさか負けるとは思わなかった。一言で言えば、サッカーの神さまに見放されている。入ってもいいゴールはすべてポストかクロスバー。遠藤が
二本、カイオのヘディングシュートも惜しかった。小笠原の高校生でもやらないようなPK献上のプレーはあまりにひどいレベル。あんなプレーをベテランの選
手がするなんてあり得ない。前節で梅鉢が出てきたわけがわかった。今の小笠原のコンディションは良くない。全体が良く見えていない。柴崎はセンスの
いいパスを出していたが、なにせ最後の仕事がなぁ・・・・・・。
終了間際のアリソンのヘディングシュートは見事。ワンチャンスで決められた。なぜか押しているのにふっとした隙が出てしまう展開が続く。サポーターは
ため息ばかりが出る。これだけチャンスは作りながらも決められないと、精神的なダメージを受けるし、その連鎖になっている。ウェスタン・シドニー戦から四
回も同じパターンで負けている。もういい加減にして欲しい。最後が決まらないのはやはり、死にもの狂いの気持ちが足りないからだという考えは変わらな
い。チャンスは作っていたのに・・・・・という言い訳は出来ないレベルになっていると思う。
FWの高崎はパスが入っても、そこからの展開力や創造性がない。赤崎や豊川の方がまだましのように思えるが・・・・・。怪我なのだろうか?セレーゾの
選手の起用方法も当たっていないと思う。その時調子のいい選手を使っているというが、どうも思いつきというか、確固とした一貫性が感じられない。山
村とファン・ソッコのCBは問題なかったし、山村も十分やれていたが、交代選手の出てくるタイミングがおかしい。カイオの状態はそれほど良くない。中村
の方が良かったように思う。
青木が入ってくるのも理解できない。決定力不足も大きいが、意味不明の先発起用と、選手交代のまずさも勝てない大きな原因になっている。もう数試
合こんな感じだったら、トニーニョ・セレーゾはシーズン途中で解任していいと思う。これで18日に広州恒大戦はメンタル的にも相当きつくなった。強敵相
手に勝ちきって、自信を取り戻したい。それにしてもエスパルスとベルマーレ相手に連敗は痛すぎますね。
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優勝という結果が求められる今季。
積極的に若手を起用し、育て上げる力量は少なからず認めるが、不可解な先発選手や交代選手の起用などを含め戦術的な引き出しが乏しいように見受けられる。
次のACL広州恒大戦、負ければグループステージ敗退は濃厚となる。
次節のJリーグ、名古屋戦 、先の公式戦4試合と同じ試合内容でACL、Jリーグと6連敗するようなら、チームの早急なテコ入れが不可欠。
新外国人選手の獲得(難しければルイスU+2022アルベルトを呼び戻すでも可)。或いは監督更迭をも考慮に入れた鹿島フロント陣の勇気ある判断をして頂きたいものである。