年の瀬からお正月にかけて、ずっとインフルエンザで大変だった。今年に限ってワクチンを打たなかったのでけっこうキツイ。やはり何事も油断大敵。
柴崎もインフルエンザだとか。まさか、チームドクターがワクチン接種を義務付けたはずだから、症状は軽いはずだ。
12月28日に、インフルエンザで39度近い熱の中を歩き回ってあるライブハウスで音楽を聞いて、踊ってみたが、自分で感じたのは、39度近い発熱状
態でも、通常の70パーセントから80パーセントのパフォーマンスは可能だということだ。素晴らしい役者は、体調の悪いときほど、素晴らしい演技をすると
いう。若くして亡くなった観世流の天才能楽師、観世寿夫は、体調の悪い時に逆に最高の演技を見せた、と彼を知る人から聞いたことがある。良く見せて
やろう、などという余計な気持ちがなくなって、本当に必要な本質的なことだけを表現するので、逆に良くなってしまうのだ。
まだ、22歳の柴崎が仮にワクチンを打った状態でインフルエンザにかかって熱があったとしても、そのまま試合に出てもいつもの70パーセントのプレーは
できる。それで十分だ。それくらいの気持ちでいて欲しいということだ。
まだ、体調が戻らない中、大洗の磯前神社に初詣した。もちろん、鹿島神宮にも行くつもりだ。サッカーには時として人知を超えたような力が働くことが
ある。サッカーの神様に見放されたチームは勝つことはできない。その意味で、鹿島アントラーズの選手はできるだけ鹿島神宮にお参りし、ふだんから魂
を清めておくことが望ましい。濁りのない魂に本当の力は宿る。まずは、己の魂を見つめ、清めよ!
今年のアントラーズの目標はすべてのタイトルの制覇である。それ以外にはない。若きアントラーズにはそれを成し遂げる力はある。
まずは、いまだ成し遂げていないACLで優勝すること。アジアを制することは、極めて大きな意味がある。沈没しつつあるとは言え、アジアをリードするの
は日本でなければならず、サッカーにおいても中国や韓国、あるいはオーストラリアやイランのチームに負けることはあってはならない。「アジアは一つで
ある」とかつて岡倉天心は言ったが、その要にあって束ねるのはやはり日本であるべきなのだ。グループHが死の組だと?広州恒大など叩き潰せ!
とりわけ、鹿島神宮がある、常陸の国の力に支えられたローカルなチームが優勝してもらいたい。常陸とは常世(とこよ)の国を意味し、不老不死を意味
し、伝承ではもっとも天に近い場所であると考えられてきたという。つまり、鹿島いう地にある本質的な性格は、「永遠性」にあるのだ。このブログの「鹿島
アントラーズよ永遠に」というタイトル名もそこに由来する。
灰色監督アギーレが率いる日本代表には成せないことを、鹿島アントラーズは成し遂げよ!各国のチームの特性、ピッチの条件、あるいは気候の特徴
などを綿密に研究した上で、死に物狂いで戦い、勝利せよ。大きな海原に立ち向かうような巨大な闘志を持て!
2015年が、鹿島アントラーズにとって最高の一年であることを願って・・・・・・。
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