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自作PC in 2020 early summer その11

2020-08-17 23:18:49 | パソコン

OSのセットアップも終わったので、SSDのオーバープロビジョニングを設定したいと思います。

オーバープロビジョニングはディスク領域を消費する代わりにSSDの性能と耐久性を向上させることができます。

準備としてCrucialのサイトから"Storage Executive"をダウンロードしてインストールをします。

Storage Executiveを起動後、「オーバープロビジョニング」から「オーバープロビジョニングの開始」をクリックします。

しかしエラーが出て設定画面に進むことが出来ません。


「コンピューターの管理」から「ディスクの管理」を開き、見てみるとCドライブの後ろの領域に"回復パーティション"が存在しています。
これが、オーバープロビジョニングの設定の邪魔をしているようです。


不具合があった場合はOSのクリーンインストールをするので、回復パーティションは削除してしまします。

パーティションの削除は"diskpart"から行います。

手順は

  1. diskpart をコマンドから起動
  2. list disk でドライブ構成を表示し目的のディスクの番号を確認
  3. select disk n で目的のドライブに移動(nは2で確認したディスクの番号)
  4. list partition でパーティション構成を表示し回復パーティションの番号を確認
  5. select partition n で回復パーティションに移動(nは4で確認したパーティションの番号)
  6. delete partition override でパーティションの削除

以上です。

上記の手順を実行した画面です。


無事、回復パーティションを削除することが出来ました。

「ディスクの管理」を確認してみると、今まで"回復パーティション"があった場所が"未割り当て"の領域に変わっています。

この"未割り当て"の領域をCドライブと結合します。

それには「ボリュームの拡張」を実行します。

拡張する領域が確認できたら実行します。

ボリュームの拡張の実行後の画面です。

先ほどの"未割り当て"の領域がCドライブに結合されていることがわかります。

これで、オーバープロビジョニングが設定できるようになりました。

再びソフトを起動し、「オーバープロビジョニングの開始」をクリック。
今回は問題なく設定画面に入ることが出来ました。

デフォルトでは1.71MBとなっていて、オーバープロビジョニング領域は無いに等しいですね。

「推奨」のスイッチをオンにしてみると、10%の93.15GBがオーバープロビジョニング領域として確保されるようです。

Cドライブにはデータなどは置くつもりはないので、推奨の3倍、30%を割り当ててみたいと思います。
サイズとしては279.45GBになるようです。

オーバープロビジョニング領域を確保したあとのディスクの管理画面です。


オーバープロビジョニング領域が"未割り当て"領域として作成されているのがわかります。


これで無事オーバープロビジョニングを設定することが出来ました。


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