生命の言葉

神様を知り、信仰の種を育てましょう

後1-11. アブラハムの家庭

2017-02-10 12:52:27 | 原理講論 後編1 復帰基台摂理時代

11. アブラハムの家庭

第三節 アブラハムの家庭を中心とする復帰摂理

ハムの堕落行為によってノアの家庭を中心とする復帰摂理は完成されなかったのであるが

神は、御自身の創造目的を完成なさろうとするみ旨を絶対的なものとして予定し、かつ摂理なさるので

ノアが天に対して忠誠を尽くしたその心情の基台の上で

神はアブラハムを召命なさり、その家庭を中心とする復帰摂理を、再び行われるようになった

ゆえに、アブラハムは、ノアの家庭において完成できなかったメシヤのための基台を復帰して、その基台の上でメシヤを迎えなければならなかった

したがって、アブラハムも、まず「信仰基台」を蕩減復帰し、その基台の上で

「実体基台」を蕩減復帰しなければならなかったのである

(一) 信 仰 基 台

(1)信仰基台を復帰する中心人物
アブラハムの家庭を中心とする復帰摂理において

「信仰基台」を復帰すべき中心人物は、正にアブラハムであった

ゆえに、アブラハムは、神がノアを中心として成し遂げようとされた「み旨」を受け継いで、完成するための中心人物として立てられたのであった

したがって、アブラハムはかつてノアの路程のために立てられたが

ハムの犯罪によってサタンに奪われてしまったすべての条件を、蕩減復帰した立場に立たなければ、ノアを中心とした「み旨」を継承することができなかったのである

ノアが最初にサタンに奪われた条件は、アダムからノアまでの十代と、審判四十日期間であった

ゆえに、アブラハムは十代と共に、その十代が各々審判四十数を蕩減復帰したという立場に立たなければならない

しかし、一代を四十日期間で蕩減復帰することは不可能なので、後日、モーセ路程において、偵察四十日の失敗を、荒野流浪四十年期間でもって蕩減復帰したように
(民数一四・34)

ここにおいても、その各々の代が、審判四十日の失敗を四十年期間でもって蕩減復帰するというかたちで通算年数を立てられたのである

それゆえに、神はノアから十代にわたる四〇〇年蕩減期間を経過したのち、初めてノアの身代わりとして、アブラハムを立てられたのである

このように、アダムからノアに至る一六〇〇年間に十代を復帰した時代から

四〇〇年間に十代を復帰する時代に移ったので、ノア以後、人間の寿命は、急に短くなったのである

ノアがサタンに奪われた第二の条件は、信仰の祖の立場と、アベルの身代わりであったハムの立場であった

ゆえに、アブラハムは信仰の祖とハムの立場を蕩減復帰しなければ、ノアの立場に立つことができなかったのである

したがって、アブラハムがノアの代わりに信仰の祖の立場に立つためには

ノアが信仰と忠誠を尽くして、箱舟をつくったのと同様に

アブラハムも、信仰と忠誠を尽くして、「象徴献祭」をささげなければならなかった

また、神が一番愛するアベルの身代わりであったハム(彼らはみな次子として「実体献祭」の中心であった)を、サタンに奪われたので、蕩減復帰の原則によって

神もその代わりに、サタンが一番愛する立場にいる存在を奪ってこなければならなかった

ゆえに、神は偶像商であるテラから、その長子アブラハムを連れだしたのである
(ヨシュア二四・2、3)

アブラハムは、ノアの身代わりであり、したがって、アダムの身代わりであるので、復帰したアダム型の人物であった

したがって、神はアダムとノアに祝福なさったように、アブラハムにも、子女を殖やして大いなる民族をつくり、祝福の基となれと、祝福なさったのである
(創一二・2)

アブラハムは、このような祝福を受けたのちに、神の命令に服従して、ハランの住みなれた父親の家を離れ、妻サライと、甥ロト、そしてハランでもっていたすべての財産と人を連れて、カナンの地に行ったのである
(創一二・4、5)

神は、このようなアブラハムの路程によって、将来、ヤコブとモーセがサタンの世界であるハランとエジプトから、各々、妻子と財物を取り

困難な環境を押しのけて、カナンの地へ復帰する際に必須のものとなる典型的な路程を指し示してくださったのである

そしてこの路程は、将来、イエスが来られて、サタン世界のすべての人間と万物世界とを、神の世界に復帰するに当たっての、典型的な路程を予示されたことにもなるのである
(後編第二章第一節(二)参照)

原理講論 後編1 復帰基台摂理時代-11





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マタイによる福音書:5章より


十戒

❶ あなたは わたしのほかに 何ものをも神としてはならない

❷ あなたは 自分のために 刻んだ像を造ってはならない

❸ あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない

❹ 安息日を守ってこれを聖とし、あなたの神、主があなたに命じられたようにせよ

❺ あなたの神、主が命じられたように、あなたの父と母とを敬え

❻ あなたは殺してはならない

❼ あなたは姦淫してはならない

❽ あなたは盗んではならない

❾ あなたは隣人について偽証してはならない

➓ あなたは隣人の妻を むさぼってはならない
またすべて隣人のものを ほしがってはならない

申命記5章より



イエス様の答え

「先生、永遠の生命を得るためには、どんなよいことをしたらいいでしょうか」

イエスは言われた、

「なぜよい事についてわたしに尋ねるのか。よいかたはただひとりだけである。もし命に入りたいと思うなら、いましめを守りなさい」

彼は言った、

「どのいましめですか」

イエスは言われた、

「『殺すな、姦淫するな、盗むな、偽証を立てるな。 父と母とを敬え』

また『自分を愛するように、あなたの隣り人を愛せよ』」

マタイによる福音書‬ ‭19章 より



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後1-10. ノアの家庭の教訓

2017-02-10 07:47:46 | 原理講論 後編1 復帰基台摂理時代

10. ノアの家庭の教訓

(三)ノアの家庭が見せてくれた教訓

ノアが一二〇年間もかかって山の頂上に箱舟をつくったということは、だれでも容易に理解できるものではなかった

しかしながら、そのために激しい非難と嘲笑を浴びても、正にそのことによって、ノアの家庭が救いを受けたという事実は、ハムもよく分かっていたのである

このような過去の事実から推察して、ハムはたとえノアが裸になって寝ているのを自分では善くないことだと思ったとしても

(かつての箱舟の建造の場合のように、ここには何か深い訳があるのだということを賢明に悟って、分からずとも)

あくまでそれを善いこととして見なければならなかったのである

しかしハムは、自己を中心として(自己の基準で)天の側に立っているノアを批判し、またそのことを行動に表したので

神がアダムから一六〇〇年も待って、四十日洪水審判を行使して立てられたノアの家庭を中心とする摂理は、結局成し遂げられなかったのである

これは、我々が神への道を歩むに当たっては、どこまでも謙虚と従順と忍耐の心がなければならないということを見せてくださっているのである

また、ノアの家庭を中心とした摂理は、み旨成就に対する神の予定の在り方と、人間の責任分担の遂行いかんで神がどのような態度をとられるか、ということを私たちに見せてくださったのである

ノアの家庭は、神が一六〇〇年間もかかって求めてこられたのであり

また、ノアが箱舟をつくるまで一二〇年も導いてこられたのであり

それだけでなく四十日の洪水により、全人類を犠牲にしてまで立てた家庭であることを、我々はよく知っている

しかし、ハムの小さな過ちによってサタンが侵入するようになると

神は復帰摂理の対象であったその家庭全部を惜しみなく捨てられ

その結果、ノアの家庭を中心とする摂理は、失敗に帰してしまったのである

また、ノアの家庭を中心とする摂理は、人間に対する神の予定がどのようなものであるかを我々に見せてくださった

神はノアを信仰の祖に立てようと、長い期間を通じて苦労して探し求めてこられたにもかかわらず

その家庭が、いったん、責任分担を全うできなくなったときには、それを惜しみなく捨て

その代わりとしてアブラハムを選ばれたという事実を、我々は忘れてはならないのである

原理講論 後編1 復帰基台摂理時代-10





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❶ あなたは わたしのほかに 何ものをも神としてはならない

❷ あなたは 自分のために 刻んだ像を造ってはならない

❸ あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない

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❺ あなたの神、主が命じられたように、あなたの父と母とを敬え

❻ あなたは殺してはならない

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またすべて隣人のものを ほしがってはならない

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「先生、永遠の生命を得るためには、どんなよいことをしたらいいでしょうか」

イエスは言われた、

「なぜよい事についてわたしに尋ねるのか。よいかたはただひとりだけである。もし命に入りたいと思うなら、いましめを守りなさい」

彼は言った、

「どのいましめですか」

イエスは言われた、

「『殺すな、姦淫するな、盗むな、偽証を立てるな。 父と母とを敬え』

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後1-9. ノアの家庭が立てるべき条件

2017-02-10 02:15:09 | 原理講論 後編1 復帰基台摂理時代

9. ノアの家庭が立てるべき条件

創世記九章20節から26節までの記録を見れば

ハムは自分の父親ノアが天幕の中で裸になって寝ているのを発見し

それを恥ずかしく思ったばかりでなく、善くないことと考え

彼の兄弟セムとヤペテとが恥ずかしい気持ちに陥るように扇動した

このとき、彼らもハムの扇動に雷同して、その父親の裸体を恥ずかしく思い、後ろ向きに歩み寄って、父の裸を着物で覆い、顔を背けて父の裸を見なかった

ところが、これが罪となり、ノアはハムを呪って、その兄弟の僕となるであろうと言ったのである

それでは、神はどうしてこのような摂理をされ、また、裸を恥ずかしく思ったのがなぜ罪となったのであろうか

その内容を知るために、我々はまず、どのようなことをすれば罪になるかという問題から調べてみることにしよう

(罪とは神から離れて、サタンと相対基準を結ぶ条件を成立させることをいうが)

サタンも、ある対象を立ててそれと相対基準を造成し、授受の関係を結ばなければ、その存在、および活動の力を発揮することができない

ゆえに、いかなる存在でも、サタンが侵入できる条件が成立し

サタンの相対となって、サタンが活動できるようになったときに、そこで罪が成立するのである

次に知らなければならないことは、神はどうしてノアを裸にしてハムを試練なさったのかということである

箱舟は天宙を象徴するものであるから、審判四十日で箱舟を神のみ旨の中で立てた直後に生じたすべての事実は

天宙創造以後に生ずるすべての事実を象徴したものであるということは、既に論述したとおりである

それゆえに、四十日審判が終わった直後のノアの立場は、天地創造後のアダムの立場と同様なのである

創造されたアダムとエバが、お互いにどれほど親しくまた近い間柄であったか

また、どれほど神に対しても、その前で隠し立て一つしない、水入らずの関係であったかということは創世記二章25節に

彼らはお互いに裸であっても、恥ずかしいとは思わなかったと記録されている事実から推察してみても、十分に理解できるのである

しかし、彼らは堕落したのち、自ら下部を恥ずかしく思って木の葉で腰を覆い、また、神に見られるのを恐れて、木の間に身を隠した
(創三・7、8)

それゆえに、彼らが下部を恥ずかしく思ったという行為は

下部で罪を犯し、サタンと血縁関係を結んだという情念の表示であり

下部を覆って隠れたという行動は、サタンと血縁関係を結んでしまったので

神の前にあからさまに出ることを恐れた犯罪意識の表現であったのである

四十日審判によりサタンを分立した立場にあったノアは、天地創造直後のアダムの立場に立たねばならなかった

ここで神はノアが裸でいても、その家族たちがそれを見て恥ずかしがらず

また隠れようともしない姿を眺めることによって、かつて彼らが罪を犯す前に、どこを覆い隠すでもなく、ありのままに裸体を現していた、汚れのない人間の姿を御覧になって、喜びを満喫されたその心情を蕩減復帰しようとされたのである

神はこのようなみ意を完成なさるため、ノアを裸で寝ているように仕組まれたのである

したがって、ハムも、神と同じ立場から、神と同じ心情をもって、何ら恥ずかしがることなくノアと対したならば

ノアと一体不可分のこの摂理の中で、罪を犯す前、恥ずかしさを知らなかったアダムの家庭の立場に復帰する蕩減条件を立てることができたはずなのである

しかし、ノアの子らはこれと反対に、その父親の裸を恥ずかしく思ってこれを着物で覆ったので

彼らは、堕落後のアダムの家庭と同様に、サタンと血縁関係を結んだ恥ずかしい体となり

神の前に出ることができないという事実を、自証する立場に立つようになったのである

ゆえに、既にからすによって見せてくださっていたように、ノアの家庭に侵入できる何かの条件がないかとねらっていたサタンは

自分の血縁的な子孫であることを自証してでたノアの子らを対象として、その家庭に再び侵入するようになった

このように、ハムがその父親の裸体を恥ずかしがった行動によって、サタンが侵入できる条件が成立したので、その行動は犯罪となったのである

このような事情から、ハムは「実体献祭」をするためのアベルの立場を蕩減復帰できず

したがって、「実体基台」をつくることができなかったので、ノアを中心とする復帰摂理も無為に帰したのである

では、裸を恥ずかしがることがだれにとっても罪になるのであろうか

そうではない。

ノアは、アダムの身代わりとなって、アダムにサタンが侵入したすべての条件を除去すべき使命を担っていたのである

それゆえに、ノアの家庭は、裸を恥ずかしがらず、また、それを隠そうともしないという感性と行動とを見せることによって

サタンと血縁関係を結ぶ前の、アダムの家庭の立場を復帰するための蕩減条件を立てなければならなかった

したがって、裸を恥ずかしがらず、また、それを隠そうともしないというかたちでの蕩減条件は、アダムの家庭の代わりに立てられたノアの家庭だけが立てるべき条件だったのである

原理講論 後編1 復帰基台摂理時代-9





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❻ あなたは殺してはならない

❼ あなたは姦淫してはならない

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➓ あなたは隣人の妻を むさぼってはならない
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「先生、永遠の生命を得るためには、どんなよいことをしたらいいでしょうか」

イエスは言われた、

「なぜよい事についてわたしに尋ねるのか。よいかたはただひとりだけである。もし命に入りたいと思うなら、いましめを守りなさい」

彼は言った、

「どのいましめですか」

イエスは言われた、

「『殺すな、姦淫するな、盗むな、偽証を立てるな。 父と母とを敬え』

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