モルディブの切手に載せられていたアンリ・マティスのニース時代の一枚「水槽の前の女」(1921~1923)の所在について調べていたら、バーンズ・コレクションの中に、この題名の絵があることを発見しました。製作年は1921年なので、これに間違いない。と思ったのですが、
絵の写真↓を見て唖然。背景は違えども、机、水槽、女性と、同じモチーフをほぼ同じ位置関係に配置して、連作されたまったく別の一枚でした。
「水槽の前の女」1921年
水槽の中で泳ぐ金魚は全く赤くなく、フランス語でいう Poissons Rouge ではなく、まさに金色、英語の goldfish になっています。しかし、机の上の植物か海産物のように見えるものは、いったい何なんでしょう?
切手に載せられていた方の所在も掴むことができました。 The Art Institute of Chicago が1999年に手に入れていました。切手では天地がトリミングされているうえに、色も実物とはかなり違うみたいです。机の下に僅かに見える縦縞は何なんでしょうか?
「水槽の前の女」1921~23年
つづく
絵の写真↓を見て唖然。背景は違えども、机、水槽、女性と、同じモチーフをほぼ同じ位置関係に配置して、連作されたまったく別の一枚でした。
「水槽の前の女」1921年
水槽の中で泳ぐ金魚は全く赤くなく、フランス語でいう Poissons Rouge ではなく、まさに金色、英語の goldfish になっています。しかし、机の上の植物か海産物のように見えるものは、いったい何なんでしょう?
切手に載せられていた方の所在も掴むことができました。 The Art Institute of Chicago が1999年に手に入れていました。切手では天地がトリミングされているうえに、色も実物とはかなり違うみたいです。机の下に僅かに見える縦縞は何なんでしょうか?
「水槽の前の女」1921~23年
つづく
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