智日記

今日はビールにしますか?

Mt.FUJI

2005-09-03 10:38:00 | 智のアウトドア体験
本日4時30分起床。いよいよやってきたこの夏最後の大イベント 今日は日本一高い所を目指します 朝から良い天気

6時に一緒に行く仲間がやってきた(仕事を休めなかった一人がドタキャン)。うちの車に乗り換えて須走口へ。途中のコンビニで軽い食料と命の水分を購入。水だけだとミネラル分が不足するらしいので、スポーツドリンクも。飲料だけは命に関わることなので重いとは言ってられない 徐々に大きく赤く見えてくる富士山にアドレナリンが沸々と沸いてくる(みんなはそう言っていたが私は不安が大きくなるばかり…) 

AM 8:08 五合目駐車場に到着。シーズン終了間際の割りには混雑している。五合目ですでに2000mの高度があるため、ここで30分以上体を慣らすのが大切らしい。準備をして軽い体操。そして100円トイレへ。ここのお店で椎茸茶を飲ましてもらう。

AM 9:00 五合目出発 スタート直後は体を慣らし、自分のペースを掴むためにゆっくりと進む。山林の中を進むのでまだ普通の登山という感じ。同行する男性陣に置いて行かれないかと心配だったが、焦って呼吸を乱して高山病になって下山する方がよっぽど迷惑がかかるからゆっくりで良いとみんなが言ってくれたので、最初からしつこいくらいに呼吸と水分には気を付けて歩いた。思ったよりも気温が高くて、長袖シャツを着ていたが途中で脱いで半そでTシャツになる。ゆっくり85分位かけて新六合目へ。

すっきり晴れていて景色は綺麗。頂上もくっきり見える。かなり熱くて水分の減りが早い。

AM 10:45 新六合目出発 植物の背がだんだんと低くなる。開けた所で吹き上げてくる風がひんやりして気持ち良い。頂上は進んでも進んでも近くなる気配がないので、ひたすら下界に見える綺麗な山中湖を満喫し、自分達の進んできた距離に満足しながら登る

この辺りから私は妙にお腹が減ってくる。更に、気圧の関係なのかお腹の中でガスが大発生 おならが止まらない…
だんだんと足場も土から砂利へと変わり、斜面も急で歩きにくくなる。下りで使用すると思っていた杖を使ってみると少しだけ楽になる。背中の荷物の重みが肩に響いてくる。
AM 11:20 六号目到着。山小屋は閉める準備をしていた
 ここで私は家から持ってきていたバナナを食べる。バナナってこんなに美味しかったのか 予想以上に水分を取るので、山小屋で購入するのだが、高度が上がるにつれジュースの値段があがる。六合目辺りで500mlのペットボトルが400円也。この辺りで標高は2700m。かなりひんやりしてきたので、長袖シャツを羽織った。

AM 11:37 本六合目出発 会話も減ってくる。私は同じペースで歩き続けて呼吸が乱れたら歩きながら深呼吸を繰り返し、あまり休みを取らない派。旦那さんは早めに歩いては方向転換するたびに休む派。しかし、人の事を構っている余裕は無くなってくる。5人の距離がバラバラと開き始める。
PM 12:25 ようやく新7号目 大陽館へ到着

ここで空腹を満たすために735円もするカップヌードルを食べた。お湯ぬるめ&麺固めだが、めちゃんこ美味しい さすがに3000mを越えると、休憩している間に汗が冷えて寒くなってくる。

PM 13:05 新七合目出発 本日宿泊予定の8合目まであとわずか。今のところ、高山病の気配は感じずにいる。今週は家事を放棄して休息に努め、夕食後に旦那さんと近くの丘を登って闇練した成果か 
PM 13:42 本七合目に到着。
PM 13:52 本七合目を出発。25分位で新八号目に着いた。だんだんと足場が悪くなる。山小屋も閉まっていたので休まずに通過し、一気に本八合目 江戸屋を目指す。


PM 14:45 遂に本八合目 江戸屋到着。最後の急斜面&深い砂利はきつかった 何とかここまでこれたぁ。下界は凄く綺麗に見える。頭痛とか吐き気は無いが、さすがに何となくフワフワした感じ。いろいろ防寒具を持ってきたけど天気に恵まれていたので、ここまでは必要なく来れた。旦那さんは少し気分が悪いみたいだったけど、ベンチに座っていると慣れてきた様子。

PM 17:00 夕飯 カレー お腹が空いていた面々はペロリとたいらげ、豚汁とビールを追加注文し、持参したおつまみで軽く一杯飲む。標高が高いと凄く回る気がした。明日の朝は超早起きでご来光を見に頂上を目指すので、起きてすぐに出発できるようにたくさん着込む。山小屋の人口密度は高いってもんじゃない。私は壁と旦那さんの間にできた一人分弱の隙間で寝る。

PM 17:30 就寝 早すぎるとは思ったけれど、疲れていたのか耳栓にアイマスクをして爆睡。目が覚めたら20:30だった。凄く深い眠りに入っていたようで、朝かと勘違い。しかし、その後団体客が来たり、足元に寝ていた人のイビキが激しかったり、相変わらずオナラが止まらなかったりで何度も目が覚めた…