桂木嶺のGO TO THE THEATER!~Life is beautiful!~

歌舞伎中心とした演劇・クラシック音楽・美術展・映画など芸術全般のレビューを書きます。優れた芸術は応援します!

ズパゲッティバッグについにチャレンジ♪

2017-05-31 16:48:32 | くらしのくふう

やっとやっと、見つけました(^_^)/

「Mart」という雑誌のズパゲッティバッグのムック本!

とってもとってもチャレンジしてみたかったのです

 

ズパゲッティというのは、Tシャツやカットソーなどの

製作過程で余った布を、糸にしたもので、

実は同じ色や形にならないので、貴重な糸なのです。

これを、かぎ針編みと同じ要領で、

くさり編みやこま編みなどを使って、バッグなどを作っていきます。

糸や編み針は、アマゾンや楽天市場、手芸屋さんなどで手に入ります

 

 

私が選んだのは、こちらとはちょっと違うのですが、

パープルがかった色のズパゲッティ。

とてもきれいな色で、うれしい限りです。

これで編むクラッチバッグがどうなるか、楽しみです

観劇のあいまに、論文執筆のあいまに、

たのしくコツコツ編んでいきたいと思います

 


早稲田大学演劇博物館「テレビドラマ博覧会」に行ってきました。

2017-05-31 01:55:29 | 芝居のエッセイ

 

きのうは、芝居仲間のみなさんとともに、

早稲田大学演劇博物館の「大テレビドラマ博覧会」展に行ってまいりました。

正確には、博物館には行ったのですが、

博覧会はお友達が見てきて、私はちょっと一階の「山田太一展」だけをみておりました。

というのも、ちょっと持病の関係で、今回の博覧会のような

ブラウン管がたくさんあって、光がピカピカひかり、

音が全部ばらばらに聞こえてくるような状態が

わたし、全く見ることができないのです。なさけないことなんですが。

(たとえば渋谷のスクランブル交差点も実はまったくだめなのです。頭がくらくらするんですね)

それで、ちょこっとだけのぞいて、頭がいたくなってしまったので、

お友達にみてもらって、私は休んでおりました。

 

ただ、とても懐かしかったのは、主に80年代から90年代のテレビドラマを中心に

回顧展をひらいてくれたこと。

特に「古畑任三郎」や「踊る大捜査線」をフィーチャーしてくださったのは

うれしいですね!

 

「踊る大捜査線」も映画になりまして、大変いろいろ思い出深いですが、

「古畑」も思い出があります。

 

じつは、映画会社の宣伝部にいたころ、映画化を仲間たちとつどって企画したことがあります。

第1シリーズの放送直後、最終回の菅原文太さんが登場したのですが、

それが村山富市さんが首相になられたときに、中継でとんでしまって、

見ることができなかった、ということがありました。

そこで、菅原文太さんの回だけを、短編上映して、800円で見せ、

映画化に際しての撮りおろしを企画しました。

有休をとりまして(笑)フジテレビジョンさんへむかい、

いまの取締役でいらっしゃり、当時のプロデューサーでいらした

石原隆さんのもとへうかがい、仲間と、「ぜひ『古畑』を映画化させてください!」と

お願いにあがったのでした。

 

石原さんとしても、そして三谷幸喜さんとしても

「古畑」はとても映画化したかった・・・のですが、

実は、どうしても実現できない理由がありました。

(もう時効ですからいいますが)主演の田村正和さんでした。

田村さんはご自分が「テレビ俳優だ」という矜持がすごくおありになり、

映画に対しては、「僕はするつもりはないです」というお考えをつよくお持ちだということで、

結局このお話は流れてしまいました。

しかし、ここで、石原さん(私がテレビ部にいたころに大変おせわになりましたが)や

三谷さんとのご縁ができて、のちに「ラヂオの時間」「みんなのいえ」

「THE 有頂天ホテル」などの映画化につながっていったわけなので、

なにが人間幸いするかわからないと思っています。

 

この他にも、「寺内貫太郎一家」「ロングバケーション」

「花の生涯」「トットてれび」などがご紹介されていますので

テレビドラマが好きな方にはたまらない特集だと思います。

 

展覧会を見終わった後は、

仲間たちとたのしく会食をしました(^_^)/

たのしい芝居談義に花が咲き、一気に夜は過ぎていきました。

仲間たちと芝居のゆたかさに乾杯です!