桂木嶺のGO TO THE THEATER!~Life is beautiful!~

歌舞伎中心とした演劇・クラシック音楽・美術展・映画など芸術全般のレビューを書きます。優れた芸術は応援します!

獅童さん、ガンバレ!

2017-05-18 19:21:09 | 芝居のエッセイ

ちょっとビックリするニュースが入ってきて、動揺しましたが、

すこし落ち着いたので、このブログでも書かせていただきますね。

 

獅童さんが六月・七月の歌舞伎への出演を取りやめ、

療養に専念されることになりました。

大変残念なことですが、肺腺がんの初期ということで、

早めの入院・手術を経て治療されることで完治する、ということですので

獅童さん、ご家族のみなさま、ファンのみなさまは、

希望をもって頑張っていただきたいと思います。

 

いまはがん治療も非常に進歩し、治る病気にもなりました。

日本人のふたりにひとりがなる病気になったということで

注意は必要ですが、

医学の進歩を信じて、頑張っていただきたいですね。

獅童さんにはくれぐれもお大事になさっていただき、

また一日も早く、素敵な舞台姿を魅せていただきたいと思っております!

 


映画「帝一の國」を見てきました。

2017-05-18 11:57:51 | 映画

生徒会長をやりました、というと、こういう誤解を招きやすいのだなと、

きょう「帝一の國」という映画を見ていて思いました😅😥

このマンガや映画が出てくるくらいですから、

今では生徒会長になりたい人が増えてきたのかもしれませんが、

実際のところは、私が高校時代は、なりたい人が皆無でしたね~😅 

私も全く同様で、部活を辞めて受験生活に入れる、と思っていたら、

担任の先生に呼ばれて

「誰も引き受けてくれないからやってちょうだい」というのが現実でしたね😥😅

映画の生徒会長は権力志向丸出しですが、

実際の生徒会長の役回りは、そんな将来のことより、目の前の現実が大切でしたね。

学校の先生、保護者の父兄の方々、諸先輩、同級生、後輩たちへの気配りが大切で、

生徒たちが困っていることを先生に伝えて、

生方が希望していることを生徒たちに伝えるというものでした。

各部活が円滑に行くように目配りすることと、

生徒会総会や文化祭などの運営や他校との交流も大変でした。

毎週月曜日に全校生徒の前でスピーチをするのですが、

ネタを考えるのに四苦八苦でしたね😅🌠

七転八倒で、ずっと胃薬が欠かせませんでした。



でも経験してみてよかったですし、苦労した甲斐もありました。

ちろん、うちの親は寄付金などしなかったですしね✋😄😘

千人もの生徒をまとめるというのは、大変なことですが、

生徒のみなさんが先輩後輩関係なく、楽しく学園生活を送れるように、

心配りした甲斐あって、慕ってくれる後輩もできたし、

人のそれぞれの事情を察する心が芽生えたのが大きな収穫ですね😃❤



映画の主人公にのぞみたいのは、

生徒会活動のボランティア的要素をもうちょっと重視してほしかったですね。

かなりカリカチュアされていますし、眼のつけどころが良いだけに惜しかったですね😃💞

でも、菅田くんや仲間たちの個性はとても面白かったです💞✨😘

青春時代を懐かしく思い出す映画でした。


歌舞伎座夜の部に行ってきたのですが・・(お芝居はとてもよかったのですが・・・😢)

2017-05-18 02:00:11 | ちょっと(;´д`)トホホ

まぁ、長く芝居を見ていると、

たまにはこんなこともあるのだなと思ったのですが(苦笑)、

きのう歌舞伎座夜の部に行ってきたのでした。

お芝居自体はどれもこれもとても素晴らしくて、

完成度が高くて大変満足しました

特に梅玉さんの細川勝元、彦三郎さんの五郎が素晴らしくて

感激しました


・・が、なかなか100%うまくいくのはむずかしくて、

私の席の近くに、なんと中国系(香港系?)の団体のお客様が!!!

わたし、一応人種的な偏見はもたない人間のつもりですが、

かれらの無茶ぶりには本当にビックリしました


まず、ぺちゃくちゃと大声でずっと話していたかとおもうと、

空いていた席に勝手に移動してしまう

遅刻してきてしまう

貧乏ゆすりをしてしまう

興奮しているのはいいのですが、前の席の背もたれを

つかんでゆすってしまう

寝るのはいいのですが、いびきをかいてしまう

わたしが「先代萩」の「対決」で、

海老蔵さんと梅玉さんと両方に拍手していたら、

その中国系のお客様(女性の方ですね)は

海老蔵さんの熱狂的なファンだったらしくて、

すごい勢いで怒りだしたのです


あまりの無法ぶりに、私も「どうするかな・・・ちょっと注意するかな・・」と

思ったのですが、英語でちょっと話しかけてみたら、まったく通ぜず。

中国語は私もさっぱりわからないので、わたしも黙り込んでいたら、

劇場の営業の方が、日本語で注意をしたのですけれども、

いっこうにかれらは知らん顔。

これにはほとほと参ってしまいました


で、「刃傷」でかれらは帰ってしまいました

おいおい 松緑さんと亀蔵さんの舞踊はどうするの

・・でもみんなのホンネは、ちょっとホッとしていて・・・

あとはおちついてみていられましたね


外国人のお客様は年々増えていますし、

オリンピックを控えてずっと飛躍的に伸びるだろうと思いますが、

みなさんそれなりに、きちんとマナーはまもっておられるように思います。

でも、この恐れをしらぬ、中国人団体客に対しては

(みんながみんなそうではないと思いますが)

中国語版の案内を作ってあげて、対応するしかなさそうですね


本当に(;´д`)トホホな一夜でありました