きっとこのブログをお読みの、全国のクラシックファンのみなさまは、
「かつらぎさん、パーヴォがそんなに好き好きというんだったら、ちゃんとほかのクラシックの指揮者や曲も勉強してね。じゃないと、パーヴォに相手にもされないし、きっと笑われますよ(;^_^A」と思っておられたとおもうんですが、きょう、「クラシック音楽館」でまざまざと、私のとんでもない「ああ、カン違い!」に気付き、おもわず卒倒しそうになっております(苦笑)。全国のクラシックファンのみなさま、そしてパーヴォ、本当にごめんなさい・・・😢😢😢 ちゃんと勉強します・・・。
きょうのNHKEテレ「クラシック音楽館」は、下野竜也さん指揮の10月の定期演奏会でした。下野さんってどこかで聴いたことのあるお名前だとおもったら、実は、昨年の大河ドラマの「真田丸」のテーマ音楽を指揮された方だったのでした!浅からぬご縁があったわけですね!
しかし、きょうのプログラムは、正直いいましょう。実はチンプンカンプンでした。モーツァルトならまだなんとかついていけるんですが、ベルクのヴァイオリン協奏曲、そして組曲「ルル」にいたっては、「これ、いったい何が面白いんですか?(@_@)」という状態だったのでした。コンサートでは、どう感想をいっていいのかわからないので、なんと、N響のとっても偉いかた(たぶん理事長さんだとおもうんです。いつもニコニコ温厚にされておられる方ですね^^)に、「『ルル』をきいていたら、なんだか、迷宮をさまよっているようでしたわ(^^)ニコニコ」と言ってみたのですが、理事長さんは、とっても困った顔をされていたので、「わたし、なにかへんなことをいったかな?(@_@)」とおもっていたわけです。
ところが、きょう「クラシック音楽館」を見てみたら!!『ルル』って!!!とーんでもないストーリーだったのです。プログラムを見ただけでは「なんだか暗い歌詞だなぁ」ぐらいの印象しかなかったのですが、テレビで放送された、その歌詞をみて呆然!!!
『ルル』ってめちゃくちゃコワイオペラじゃないですか!!!
あの、ストーリーは、ちょっとあんまり言えないんですが、要はとんでもない悪女のルルが、いろいろな男たちを翻弄したり、なんとレズビアンの彼女ともすったもんだした挙句、なんと切り裂きジャックに殺されてしまうという!!!・・・「クラシックでそんなにラジカルな話をオペラにしていいの?!」といいたくなるようなお話だったのでした( ;∀;)
で、ソプラノの歌手の方が大変美しくて、わたしはぽーっとしていたのですが、要はとても怖い怖い歌詞を謳っていたのでした!なのに、私としたら「とてもすばらしくて美しい歌でしたわ♪」なんて感想を平気で述べていたので、われながら、穴があったら入りたいくらいです(爆笑)。
でも、よくNHKで、こんなラジカルなお話をコンサートでとりあげたなと思います。
下野さんって、富十郎さんに似ているだけではなくて、なかなかのやり手の方なのだなと思った次第。これからも要チェックの指揮者さんですね(^^)
音楽自体は、ベルクは私の印象ではかなり難解ですが、クラシックファンの方にはたまらないらしくて、ずいぶんTwitterでも盛り上がっておりました。
パーヴォには・・・「ルル」は演奏してほしくないですけどね(^^)パーヴォには、いつも王道をあゆんでいただきたいと願っております。
さて、来週の「クラシック音楽館」は、名匠・クリストフ・エッシェンバッハ指揮のブラームスです。でも裏番組が「シン・ゴジラ」の初放映なので、どっちをみようかととても迷っております。もし「クラシック~」がブラームスのあとに、無理やりパーヴォのインタビューとか入れて下されれば、絶対「クラシック~」をみますけれども、「シン・ゴジラ」も東宝の先輩と後輩君がつくった映画なので、やはり仁義として見てあげたいですし・・・悩むところです。
ではまた来週~♪♪ クラシックファンの方、呆れかえっておられるとおもいますが、これからもよろしくご教示くださいませ(^^)
パーヴォも呆れないで、私のつぶやきにお付き合いくださいませ~♡♡大好きです!