桂木嶺のGO TO THE THEATER!~Life is beautiful!~

歌舞伎中心とした演劇・クラシック音楽・美術展・映画など芸術全般のレビューを書きます。優れた芸術は応援します!

弘法も筆の誤り?! N響さんの定期公演にいってきたのですが・・。

2017-12-04 01:28:50 | ちょっと(;´д`)トホホ

N響の定期公演、いってきました。

最初ブログに書くのは、迷ったのですが、やはり、私も定期会員のはしくれですので、

きちんというべきことは言おうと思います。


結論から言うと、オール・ラヴェル・プログラムだったのですけど、ちょっとてんこもりすぎたのかな。

練習不足だったのか、木管と金管がときどき音を外すという、N響さんらしからぬミスがあって、わたしもビックリ。...

よかったのは、左手によるピアノ協奏曲と、「スペイン狂詩曲」だったなぁ・・・・。


有名な「ボレロ」も前半やはりミスが多くて、後半になって盛り上がってくる・・・はずなんですが、

テンポが途中乱れてしまって、「あららら?」と思うことしきりでした。

めずらしいですね、いったいどうしちゃったんでしょう。
やっぱり6曲も盛り込むのは無理があったような気がしますね。

シャルル・ドゥトワさん自体は、とてもいい方だと思いました。

観客へのサービス精神も旺盛ですし、

齢81歳を超えた方とは思えぬくらいエネルギッシュでチャーミングな方でしたね(^^) 

日本で人気が高いのもむべなるかなという気がします。

 

やっぱり、パーヴォが来てから、N響って劇的にかわったんだなぁ・・という気がします。

パーヴォが指揮するときだと、N響のみなさんの顔色がものすごく明るいんですよね。

「僕たち、こんなすごい演奏しちゃったぞ!!」みたいなところがあって。

パーヴォ新時代到来、というのをあらためて印象付けた、きのうの公演でした。


(でもドゥトワさんもすきですよ~)

14日にサントリーホールに参りますので、ドゥトワさんとN響さんのリベンジ、期待しています!


かつらぎ、下野竜也さん指揮の『ルル』に卒倒するの巻。

2017-11-05 22:51:38 | ちょっと(;´д`)トホホ

きっとこのブログをお読みの、全国のクラシックファンのみなさまは、

「かつらぎさん、パーヴォがそんなに好き好きというんだったら、ちゃんとほかのクラシックの指揮者や曲も勉強してね。じゃないと、パーヴォに相手にもされないし、きっと笑われますよ(;^_^A」と思っておられたとおもうんですが、きょう、「クラシック音楽館」でまざまざと、私のとんでもない「ああ、カン違い!」に気付き、おもわず卒倒しそうになっております(苦笑)。全国のクラシックファンのみなさま、そしてパーヴォ、本当にごめんなさい・・・😢😢😢 ちゃんと勉強します・・・。

きょうのNHKEテレ「クラシック音楽館」は、下野竜也さん指揮の10月の定期演奏会でした。下野さんってどこかで聴いたことのあるお名前だとおもったら、実は、昨年の大河ドラマの「真田丸」のテーマ音楽を指揮された方だったのでした!浅からぬご縁があったわけですね!

しかし、きょうのプログラムは、正直いいましょう。実はチンプンカンプンでした。モーツァルトならまだなんとかついていけるんですが、ベルクのヴァイオリン協奏曲、そして組曲「ルル」にいたっては、「これ、いったい何が面白いんですか?(@_@)」という状態だったのでした。コンサートでは、どう感想をいっていいのかわからないので、なんと、N響のとっても偉いかた(たぶん理事長さんだとおもうんです。いつもニコニコ温厚にされておられる方ですね^^)に、「『ルル』をきいていたら、なんだか、迷宮をさまよっているようでしたわ(^^)ニコニコ」と言ってみたのですが、理事長さんは、とっても困った顔をされていたので、「わたし、なにかへんなことをいったかな?(@_@)」とおもっていたわけです。

ところが、きょう「クラシック音楽館」を見てみたら!!『ルル』って!!!とーんでもないストーリーだったのです。プログラムを見ただけでは「なんだか暗い歌詞だなぁ」ぐらいの印象しかなかったのですが、テレビで放送された、その歌詞をみて呆然!!!

『ルル』ってめちゃくちゃコワイオペラじゃないですか!!!

あの、ストーリーは、ちょっとあんまり言えないんですが、要はとんでもない悪女のルルが、いろいろな男たちを翻弄したり、なんとレズビアンの彼女ともすったもんだした挙句、なんと切り裂きジャックに殺されてしまうという!!!・・・「クラシックでそんなにラジカルな話をオペラにしていいの?!」といいたくなるようなお話だったのでした( ;∀;)

で、ソプラノの歌手の方が大変美しくて、わたしはぽーっとしていたのですが、要はとても怖い怖い歌詞を謳っていたのでした!なのに、私としたら「とてもすばらしくて美しい歌でしたわ♪」なんて感想を平気で述べていたので、われながら、穴があったら入りたいくらいです(爆笑)。

でも、よくNHKで、こんなラジカルなお話をコンサートでとりあげたなと思います。

下野さんって、富十郎さんに似ているだけではなくて、なかなかのやり手の方なのだなと思った次第。これからも要チェックの指揮者さんですね(^^)

音楽自体は、ベルクは私の印象ではかなり難解ですが、クラシックファンの方にはたまらないらしくて、ずいぶんTwitterでも盛り上がっておりました。

パーヴォには・・・「ルル」は演奏してほしくないですけどね(^^)パーヴォには、いつも王道をあゆんでいただきたいと願っております。

さて、来週の「クラシック音楽館」は、名匠・クリストフ・エッシェンバッハ指揮のブラームスです。でも裏番組が「シン・ゴジラ」の初放映なので、どっちをみようかととても迷っております。もし「クラシック~」がブラームスのあとに、無理やりパーヴォのインタビューとか入れて下されれば、絶対「クラシック~」をみますけれども、「シン・ゴジラ」も東宝の先輩と後輩君がつくった映画なので、やはり仁義として見てあげたいですし・・・悩むところです。

ではまた来週~♪♪ クラシックファンの方、呆れかえっておられるとおもいますが、これからもよろしくご教示くださいませ(^^)

パーヴォも呆れないで、私のつぶやきにお付き合いくださいませ~♡♡大好きです!

 

 

 

 

 


内定・・・・取り消されてしまいました😢

2017-10-05 22:50:37 | ちょっと(;´д`)トホホ

じつは一部の方にはお伝えしたのですが、

内定がとれていたのが、一転して、きょう先方の社長さんから連絡があり

「あなたとは、ビジネスモデルが違うし、当初から違和感を感じていたので、

インターンは終了し、内定は取り消します。もう明日からこないでください」と

いわれてビックリ!

週3回、インターンにくるようにといわれて

先方の会社のいうがままの恰好をして、言われた通りパソコンをもってきて、

先方の取引先にお邪魔したり、レポートを作成したのですが、

いっぱいそれの何がお気に召したかわかりませんが、

「不採用」ということになりました。

 

いろいろご心配いただいたみなさま、メッセージをくださったみなさま

ありがとうございました。

最初メールをもらったときは、大変ショックをうけていたのですが、

いまにして思えば、不可解な点も多く、逆にへんなトラブルにならないうちに

この企業からエスケイプすることができてよかったなと思っています。

 

また明日から頭を切り替えて、就職活動にはげみます!

がんばります(^_^)/(^_^)(^_^)/

 


ちょっとお疲れ気味の私。パーヴォも大変かな?

2017-09-14 17:22:33 | ちょっと(;´д`)トホホ

きょうはさすがに、一連のパーヴォ祭り詣ででぐったり(;^_^A

夫ともどもお寝坊してしまいました。

午前半休をとってくれた夫もつきあってくれて感謝です。

ただコンサートにいったり、トークショーにいったりしている私ですら、

こんなにくたびれているのですから、

パーヴォはきっとおつかれなのだろうな、と拝察しています。

くれぐれもおからだ大事にしてほしいです。

パーヴォのファンになってみて、

彼の激務ぶりもよくわかったし、

表舞台にたつひとの、並々ならぬ神経の配り方などもすごく私も気に掛けるようになりました。

そういう意味ではスタッフ側を体験しておいてよかったなと思います。

私も体調ととのえて、17日のN響定期公演(ええ、まだまだいきます^^)にそなえたいと思います。

がんばるぞ~(^_^)/!


サン・トワ・マミー ~ラストダンスは私に~ 愛の賛歌  越路吹雪

2017-08-18 00:13:35 | ちょっと(;´д`)トホホ

なんだか愉快な気分になってきましたね(^^)

そうそう、恋もこのくらいのつもりで腹をくくればいいんですよ(^_-)-☆

というわけで、パーヴォ?あなたにこちらの曲もささげます(^_-)-☆

 

サン・トワ・マミー ~ラストダンスは私に~ 愛の賛歌  越路吹雪


フジコ・ヘミングさんの演奏にがっかり😢

2017-07-06 07:31:03 | ちょっと(;´д`)トホホ

きょうは写真を載せる気もおきません😢

フジコ・ヘミングさんの演奏を、夫と昨日東京文化会館に聴きにいきました。

すごく楽しみだったんですよね~。久々の夫との上野のデートですし、

うれしくてウキウキと新しいお洋服まで新調して行ったのです。

 

ところが・・なーんか様子がおかしいんですね。

まず、共演しているハンブルグ交響楽団が「エグモンド」序曲を演奏したのですが、

金管がめちゃくちゃはずれまくり💦

で、フジコさんが登場されました。

衣裳を見て・・なーんか、いやーな予感がしました(;^_^A

予感は的中。

音が外れまくりだったのです!!

ちゃんとピアノを弾けないと来ているし、

勝手に編曲?していたり、指揮者の指揮を全然みないで勝手に弾き始めたり、

やりたい放題で、私はビックリ!夫も呆然!

パーヴォが見たら、なんていうかしら?💦💦💦

で、演奏が終わって思わずブーイングしようかしら・・・とおもっていたら

(人生初のブーイングをしてしまいました^^)

フジコさんが勝手にトーク!!

え?!なにこれ!?

 

・・・・要は、フジコさんシンパによる、フジコさんの独演会だったわけです。

あーあ・・・でもこのレベルじゃなぁ・・😢

確かに障害をかかえていて、ここまでできるのはすごいのかもしれないけど、

プログラムをしっかり買わせていたり、

CD販売でやたら稼いでいたりする商売熱心さが目について、

彼女が「次はチャリティコンサートをします」といったって、

なーんか、うさんくさく感じてしまいます(;´・ω・)

ひさびさに「肘付き」な演奏会でした。

これで全国ツアーしたの?これが日本のクラシックのレベルです、と思われるのは

すごく癪ですねヽ(`Д´)ノプンプン

フジコさん、演奏するのはいいですけど、

このレベルだったら、せめてワンコインコンサートとか、

そういう形にしてほしいですね。

すくなくとも、お金をとれるレベルじゃないです。

こんなひどい「ラ・カンパネルラ」をきいたのは初めて💦💦

 

テレビでやたら美談風に取り上げられているのもずいぶん問題。

だって彼女、とても自分勝手な演奏をしているんですもの。

全然クラシックの奏者としての基本がなってないですよ~!

 

うーん、久々に「お金を時間を返せ!」といいたくなる演奏会でした(;^_^A

ちゃんちゃん♪

 


電車の中でのこまったおじさま。

2017-06-15 17:31:49 | ちょっと(;´д`)トホホ

きょう、帰りの電車の中で、非常に腹立たしい光景がありました。

ご年配の男性と女性が大声で話していたのですが、

裏日本と表日本というのを、いまの若い方はご存じないのだろうね。

私は裏日本の出身だが、裏日本のほうがこれからは中心になるだろうね。

わっはっは。ざまぁみろといいたいですよ。私は安倍晋三が大好きだからね。

今回の共謀罪なんて大賛成だ!」と言い出したのです(怒)!!!!

・・・電車の中のひとたちは、みんなドン引きでした。

裏日本?表日本?いいの?そんなこと、電車の中で言ってしまって・・

と呆れかえっている私たちをしりめに、そのお年寄りたちは、

安倍さんのことを持ち上げていて、みんなムカッとしていました。

でもね、そんなことを言っているお年寄りも、いまに、なにもいえなくなりますよ(皮肉)!


歌舞伎座夜の部に行ってきたのですが・・(お芝居はとてもよかったのですが・・・😢)

2017-05-18 02:00:11 | ちょっと(;´д`)トホホ

まぁ、長く芝居を見ていると、

たまにはこんなこともあるのだなと思ったのですが(苦笑)、

きのう歌舞伎座夜の部に行ってきたのでした。

お芝居自体はどれもこれもとても素晴らしくて、

完成度が高くて大変満足しました

特に梅玉さんの細川勝元、彦三郎さんの五郎が素晴らしくて

感激しました


・・が、なかなか100%うまくいくのはむずかしくて、

私の席の近くに、なんと中国系(香港系?)の団体のお客様が!!!

わたし、一応人種的な偏見はもたない人間のつもりですが、

かれらの無茶ぶりには本当にビックリしました


まず、ぺちゃくちゃと大声でずっと話していたかとおもうと、

空いていた席に勝手に移動してしまう

遅刻してきてしまう

貧乏ゆすりをしてしまう

興奮しているのはいいのですが、前の席の背もたれを

つかんでゆすってしまう

寝るのはいいのですが、いびきをかいてしまう

わたしが「先代萩」の「対決」で、

海老蔵さんと梅玉さんと両方に拍手していたら、

その中国系のお客様(女性の方ですね)は

海老蔵さんの熱狂的なファンだったらしくて、

すごい勢いで怒りだしたのです


あまりの無法ぶりに、私も「どうするかな・・・ちょっと注意するかな・・」と

思ったのですが、英語でちょっと話しかけてみたら、まったく通ぜず。

中国語は私もさっぱりわからないので、わたしも黙り込んでいたら、

劇場の営業の方が、日本語で注意をしたのですけれども、

いっこうにかれらは知らん顔。

これにはほとほと参ってしまいました


で、「刃傷」でかれらは帰ってしまいました

おいおい 松緑さんと亀蔵さんの舞踊はどうするの

・・でもみんなのホンネは、ちょっとホッとしていて・・・

あとはおちついてみていられましたね


外国人のお客様は年々増えていますし、

オリンピックを控えてずっと飛躍的に伸びるだろうと思いますが、

みなさんそれなりに、きちんとマナーはまもっておられるように思います。

でも、この恐れをしらぬ、中国人団体客に対しては

(みんながみんなそうではないと思いますが)

中国語版の案内を作ってあげて、対応するしかなさそうですね


本当に(;´д`)トホホな一夜でありました