HYAKUSHOU日記

毎日の作業と暮らしといろいろの出来事

秋忘れ

2009-09-18 20:00:10 | Weblog
 ついに秋忘れでござる。嬉しいというか、ホッとしたというか、いいものでござる。昨年は出来なかったので、今年は家族4人で秋忘れをしたのでござる。
 しかしながら、そこは所詮貧乏百姓。ちょっと豪勢そうな焼肉屋で伊賀肉などを賞味したのでござる。やはりうまかったのでござるよ。ウヒャヒャヒャ!支払いが済んでオヨヨ!

 拙者、田植えが終われば「野休み」、収穫が終われば「野上がり」と思っておったのでござるが、ちょっと違うらしいのでござる。田植えがすめば「野上がり」、収穫が終われば秋忘れと言うらしいのでござる。拙者の80を超えたおふくろに教えられたのでござる。いやはや、お恥ずかしい。
 その日は、最後の米を倉へしまいこんで、今まで送っていた友人へ精米を送った日でござった。

 卒業してから約30年、お世話になった数人の友人へ年1回採れ秋に米を送り続けているのでござる。なぜかというと、「拙者まだ生きており申す」という証明でござる。米が届いているうちは拙者はまだ生きていて、米が途絶えたら拙者の息も途絶えたということになっているのでござる。遠く離れた友にそのような便りもいいのではないかと思っている次第でござるのよ。
 心苦しいのは、その後のお返しでござる。友人はお返しと思ってござるのかどうかは定かではないものの、米をたかだか十数キロ送っただけでお返しとは実に心苦しいのでござる。しかし拙者にはそれ以外に送れるものはないので、ご勘弁願い奉りたいのでござる。

 この26日には彼らと会えるのでござる。イヤー!嬉しいものでござるのー!お互い年相応になり、貫禄も出来た面々とそれを支えた奥方達。時間の流れを感じるのでござるが、会うと一瞬にして30年という時間がタイムワープして無くなってしまうのでござる。不思議なものでござる。年1回会えるのはいつまでか?等と考えるとちょっと寂しい気もするのであるが、まずは、会えるときに会い思いっきり楽しんでおくでござる。
 人生五十年下天のうちにくらぶれば・・・という信長の時代からすれば、既にお釣りをいただいているのでござるからもったいないことでござる。

 本日、素晴らしい女性と並んで座らせていただいたのでござる。もっとも、10分足らずの打ち合わせの時だけでござるが、実に素晴らしいのでござる。
 何が素晴らしいかというと、まず美人でござる。それも冷たい美人ではなく実に暖かい雰囲気で人の心のある美人でござる。
 そして、実に礼儀正しいのでござる。形式的な礼儀ではなく、先ほどの心から出る礼儀なのでござる。によって、嫌味が全く感ぜられないのでござる。これは、接している拙者が恥ずかしくなるのでござる。
 まだあって、実に仕事も有能なのでござる。慎重に確実にテキパキとこなしていくのでござる。仕事中は声をかけづらい感じもするのでござる。
 これを才色兼備というのでござろう。
 いい1日でござった。が、拙者は1日草刈でござった。それも結構刈りにくいところで、刃は磨り減って頻繁に交換しなければならなず、草は巻きついて機械は止まるという所でござった。

 と、今日はお疲れが多いので、「この辺でお休みなして」でござる。