甲斐です、「まぁまぁ元気です」

さてさて、今日は漆喰の話をして、蔵のことを授業で話をしていたとき。
「あ～俺んち蔵がある」という生徒がいました。
　写真とってきてとお願いしたら、　　　　
カメラないけん、センセ撮りにおいでといわれました。
ＯＫと、言うことで夕方から生徒の家までドライブです。

直川まで片道約２０ｋｍを自転車で毎日通ってるこの生徒、思わぬ距離に脱帽しました。（今のとこ無遅刻、無欠席えらい！）


　そ～いえば、去年の修了生の西田さんチが、この近くにあるなぁ～と、欲しい言っていた、鋸くずを大量に積み込みついでに持って行きました。西田さんも元気そうで何よりでした。
　お茶とお菓子を戴き、あろうことかお土産に焼酎まで・・・感謝感謝です。

結構話し込んじゃって、時計も5時をまわり、帰路に着きました。するとまもなく傘を差した見覚えのある後姿が歩いていました。それはまさしく。

ＴＯＭ「お～い、甲斐くん」
Ｔ「乗ってけ」
甲斐くん「（ナイスな笑顔で）うん！」
と拉致よろしく甲斐くんを助手席にのせ帰りました。
Ｔ「甲斐くん仕事どう？」
Ｋ「まあまあ」
Ｔ「給料もらった？」
Ｋ「ぼちぼち」　　あいかわらずでした。
Ｔ「給料何使った？何買った？ゲーム？」大人はだめやね
Ｋ「内緒」　　う～ん気になる
Ｔ「ブログに載せるけん、なんかみんなにメッセージ言って」
Ｋ「まあまあ、元気ですって、いっちょって」との事です。元気そうでした。

　去年の訓練生の甲斐くんですが、中学を出て一年間無遅刻無欠席で無事卒業し、直川村の造り付けの家具をつくる木工所に就職しまして、今は合板を接着したり組み立てたりする仕事をがんばってるそうです。背も修了式からかなり伸びており、「背伸びた？」って聞いたら、「まぁまぁ、いやかなり」と答えてくれました。
　久しぶりに、修了生に会い（それも2人も）少ししか経ってないけど、懐かしくてうれしくて仕方ありませんでした。

帰る途中、お願いして櫓門の前で写真を撮り、駅で自転車を積み自宅まで送り届けるとお母さんがいて、
「給料袋に手をつけず、そのまま私にくれるんですよ」と教えてくれました。


おしまい