キレテナイデスヨ

　さてさて、今週は大工の学校についてあまり書いてないので、そちらの紹介をしときます。
　18年度の訓練生は、男性16名　女性4名でスタートしました。
残念なことに、その内１名の方が仕事の都合で退校されましたが、残された１９名で日々訓練に励んでいるわけです。

　年齢層は、１５歳が３人、１７歳・１８歳・１９歳・２４歳　が１名ずつ
　ときまして・・イカンこのままだと女性の年齢まで　となるので・・以下省略
　平均３８歳　と自分が担任をしたなかでは、一番平均年齢は若いですね。

入校し一ヶ月が過ぎ、今現在は番匠削ろう会を今月３０日に控え、皆さん毎日鉋と悪戦苦闘しています。
　しかし、道具を研ぐというのは座禅を組むようなもので、気持ちが落ち着いていいなぁぁ～と思うわけです。
　しかも実用的だから一石二鳥ですカンナがきれいに　す～と掛かると気持ちがいいものなんですけどね。
先ほどの若い生徒たちは、研ぐのは嫌いで、鉋を掛けるのが面白いようで切れないカンナで一生懸命木を削ってます。そこに僕がやってきて。

ＴＯＭ「キレテナイデスヨ」←　長州小力風に
生徒苦笑い「似てねぇよ、先生」
かまわず　ＴＯＭ「これでキレタラたいしたモンダヨ」←　やっぱり小力風に人差し指を左右に振りながら
生徒「わかったよ、研ぎますって」といいながら説得してる毎日です。
　　
ぶすくれながらも一生懸命研ぐ姿をみて、
「よ～し、７限卓球大会な」って言ってみたら。
「よっしゃ～」とガッツポーズ　かわいいもんです、今からコテンパに負けるともツユ知らず、へっへっへ～掛かってきなさい　　おしまい