tolgee'sブログ

中年おやじ達の自転車サークル「とるじぃーズ」

みんな元気に人生を折り返しましょう♪

★★ 安全第一!! ★★

東北弾丸ツアー ~津軽半島 龍飛岬~

2013-08-20 17:08:44 | tatsuのブログ

前日に青森ねぶた祭りを満喫してホテルに戻ったのは23時前。

祭り中、最前列に陣取り何を勘違いしたかワインをがぶ飲みしてしまい皆揃ってベロベロ。

親戚の方にホテルまで送って頂きましたが申し訳ない気持ちでいっぱいです。

いつかまた再訪して今回の恩は返したいです。

今度は五所川原市のねぶたを観に旅したい。

 

ホテルに戻って朝の準備をサクッとした後はあっという間に眠りの中、気がつけば翌朝。

5:30起床 先に東京へ送る荷物をまとめフロントで宅配手続き。

部屋へ戻りコーヒー飲みながらニュースや天気予報などなど。

青森の天気は曇りのち晴れ予報、いいじゃないか。

 

6:30 朝食は安心のバイキング方式

午前中は十分持つくらいの食事を食いまくり出発準備。

7:30 ホテルを後にします。 友人は未だ夢の中zzzzz

青森最終日、津軽半島の最北端 龍飛岬へ!

普段連休が無いので思う存分走り倒しますよ(^^)

スタートして駅前のねぶたの館に行ってみる。

ねぶたが入ってるの分かります?

21mのねぶたが展示されていて祭り当日はこのガラス張り部分がウィーンって横に動いてそのまま出陣するらしいです。

まるでロボットアニメの世界\(◎o◎)/!

五所川原駅を後にして進路を西に取り五能線沿いに鮎が沢方面へ。

こんな風景が続き走りやすい。

17km程走った所にコンビニ。

この先、補給ポイントがあるか分からないので食料を買い込む。

ここからK12を北進

龍飛岬まで69km

五所川原市内から約95kmくらいですね。

行く先の空がどす黒いんですけど(;´▽`A``

この県道、小さな集落から集落を繋ぐ道はこんな道や

こんな道が

延々と続く感じでした。

気温も高くないので走っていてとても気持ちよいのですが何だかポツポツ来てるんですよ。

顔にも腕にも明らかに雨の感覚が・・・・。

と思っているとあっという間の本降り。

一瞬で道路も水溜りが出来上がりお尻はビショビショ、靴の中も濡れて不快指数120%です。

雨宿りして雨が止むなら止まるのですがそんなわけも無く帰りの新幹線の時間もあるので取りあえず走り続ける。

雨が降り出すとブレーキも効かなくなるのでスピードもあまり出せません。

早く止むことを祈りながらキコキコ、クルクル。

上りも無く平坦なのが唯一の救いでした。

1時間ほど雨に打たれた所で十三湖大橋。

右手に十三湖、

右手は日本海

この頃には雨も止んでくれました。

かもめも羽を休めていますね。

十三湖から先はR399と合流。

この辺でミスコースをして少し迷子に。

予想外の山登りもさせられてお仕置きタイムでした。

なんとかR399に復帰して竜泊ライン、20kmほど海沿いを走るとな~んか道が山の方に入っているのが見える。

嫌な予感。

コースプロフィールでは龍飛の前にひとつ角がボンと生えてるんですよ。

これを越えないと龍飛岬には辿り着けない。

少し上って振り返ると・・・

結構上ってる。

海沿いを離れ本格的に山の中に??

ここは海じゃなかったの??

いきなり現れる勾配12%の標識(。´・ω・)

キツイ・・・キツイ・・・なんでこんな所にこんな上りが・・・。

九十九折を上っていくと勾配11%の標識・・・

勾配が緩くならない。

約7km 40分上らされ最高地点の眺瞰台からの眺め(標高500m)

どこの山でしょうか??

海に来たはずなのに・・・。

それでも上れば下りが待っています。

ここからは豪快にダウンヒル。

左手に龍飛岬の灯台と風車が見えてきました。

 

下って12時ジャスト、96.2km 龍飛岬到着~~~!

いや~~思えば遠くへ来たもんだ(^^)

奥に見えるのは北海道ですか?

今度行くか(^_^)

ここからもう一段上にある岬の先っぽへ。

下ってくる時に見えた風車と

灯台

前日、青森の地元の方に龍飛岬に行ったら是非生うに丼を食べてみてと言われたので食堂で迷わず生うに丼。

塩分の抜けた身体にはたまらんです!!

旨すぎです!!

これで¥1500!!

安いよね~~!!

 

んで、階段国道

自転車担いで下りると長いのでぐるっと回って自転車乗って下まで行ってみました。

下は漁港で民家の軒先を歩いていくと・・・・・

お~、階段(^^)

上から歩いてきたら結構な距離。

 

漁港の近くに太宰治文学碑がありました。

石碑には、太宰治の小説『津軽』の一節が刻まれています。

津軽海峡が一望で出来ました。

 

ここから新青森までは約90km。

新幹線の時間があるので先を急ぎましょう。

と、その前にチケット予約してなかったな(^^ゞ

チケット予約サイトで空席を確認すると帰りに乗車しようと思っていた新幹線の空席が無くなっているではありませんか。

朝はまだ空席沢山あったのに・・・・

少し焦る(;´▽`A``

ヤバいぞ。

アタフタしながらも何とか1時間前の指定席を確保する事に成功!

18:30発の新幹線。

新青森で輪行準備をしたり着替えたりお土産を買ったりetc・・・・

1時間半くらいは余裕をもって到着したいと思っていたのですがこの時点で既に13時を回っています。

猶予は4時間。

何かトラブルが無いとも言えないので急がないと。

龍飛岬でのんびりしすぎた(^^ゞ

 

JR津軽線の終点である三厩(みんまや)駅。

津軽半島最北の駅です。

ここから国道399号線は280号線となります。

もう少し近くでしっかり写真を撮っていれば良かったと今になって後悔。

帰ってきてよく考えたら記念でこの電車に乗っても良かったかも。

まぁ、それは次回のお楽しみにしてまた青森を旅する理由を残しておきましょう(笑)

 

これは対岸に見える下北半島。

写真では分かりにくいですがかなり迫力あります。

手が届きそうなくらいデカイんですよ。

さて青森まであとひと踏ん張り

北風3m/sなんて追い風を受けながら最後の力を振り絞って踏み倒します。

信号も無い、車も走ってない、一人黙々と走り続けます。

こんな道をひたすら・・・。

道路貸切状態なんですよ。

2時間で66kmと言う普段では考えられないハイペースで青森到着は16:10

青森駅がねぶたのメイン会場なんですね。

駅にはねぶたの倉庫みたいなのがあって待機してました。

 

そして初日に撮り忘れたR4終点の標識。

これを撮らないと青森に来た意味が無い。

この先はR7号です。

反対側へ渡ってみると

国道4号 日本橋まで740km

国道7号 新潟まで473km

青森~新潟なら日帰りで走りきれるかな??

 

青森市内を少し走って16:50 無事に新青森駅到着。

着替えを済ましてこれでもかって位のお土産を買い込んでそのまま宅急便。

便利ですね。

 

18:30 定刻の新幹線に乗り込み大宮到着は21:42

253km/h!! 流石に早い!!

乗車時間3時間は少し長いですね。

 

大宮からの帰りはお決まりの長崎ちゃんぽんを頂いて23:30頃無事家に到着。

1泊3日で盛岡~青森 津軽半島と走った今回の旅も怪我無く無事に走り終えました。

総移動距離は1500kmを越え自転車での走行距離も500kmを越えました。

もう少し身体に疲れが残るかと思いましたが意外と大丈夫、まだまだ行けるな。

 

今回は初めてねぶた祭りを観てきましたが本当に良かったです。

東北夏の3大祭り、これをコンプリートするのも楽しいかな(^^)

来年も青森行くかそれとも秋田の竿燈祭りに行くか・・・・悩ましいです。

 

さて、次回のロングライドも色々と考えていますが夏が終わる前にこんな場所はどうでしょう?

飛騨高山、白川郷。 

ん~~行きたいなぁ(^.^)