先日、「初めて通級による指導を担当する教師のためのガイド」がアウトプットされました。
これは「初めて」じゃない人も必読のすんごい資料だと思います。
何がすんごいかとい言うと
(1)先日このブログで、現場では冊子・手引き・資料なんかが氾濫しているという問題について書きましたが、この「通級ガイド」では今まであった資料のリンクが整理されており、アクセスしやすくなりました。これによって「どれを見たらいいのかわからない」「全部探す暇はない」という教師のニーズに応じることができるでしょう。
(2)指導そのものだけでなく、行政的な手続きの例、保護者や通常学級、外部機関との連携から次年度担任への引継ぎの仕方に至るまで、網羅的に紹介されています。さらに行政発行文書にありがちな「準拠法と、基準と、、、」というようなお堅い話に偏らず、教師が必要とする実践例なども丁寧に挙げられています。
(3)PBS、行動分析系のエッセンスが含まれる箇所があるが、テクニカルタームを用いずに教師の用語で解説されている。行動分析屋の端くれとしてはすごい革新。この手の和文(専門用語)→和文(特定の文化のある業界の用語)の翻訳って実は結構難しい。
各自治体独自の冊子でしのいでいたところへの、希望の光ですね。
コロナでしっちゃかめっちゃかな状況下ではありますが、春休み中に身の回りの人に広めまくりましょう!
、、、、、これ、ぜひとも僕ら知的固定向けのも作ってほしいです。
知的障害を伴わない発達障害児への研究や支援体制整備は盛んになされるのに、意外と軽度~中度の知的障害児で非自閉症児は然りに見えず、、、、。
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みんなラボ(地域障害児教育研究会)のプロモーション動画を作りました!無料版なので広告が入っていたり、音が跳んでいたりすることは大目に見て下さい!内容を見て下さい!(笑)