特別支援をカガクしたがるカワムラのブログ

応用行動分析学(ABA)、障害福祉、特別支援教育など、個人の考えとして書きます。ブログは極めて気楽な執筆態度です。

部活動と自己効力感とアンチ顧問強制

2017年02月28日 | 日記

最近、ツイッターで、アンチ部活動顧問!な方々との交流が出始めました。
自分のできない種目だったり、本来教えたい専門教科のことが犠牲になったり、大変そうですね。


ただ、個人的な経験が根拠で、全然カガクではありませんが、こんなことがありました。


私は昔から柔道を趣味としています。

大人になってから、恩師の教え子の中学生と柔道をしました。90キロ級、かなりパワーがあり、県大会上位選手です。自信に満ち溢れたファイトスタイルでした。

ただ、彼はアスペルガーの診断有りで、他の運動はかなり苦手そうでした。

部活動をやることで、特定の競技ならば相対的に他の子よりも優位に立てる。

それは多分すごーく自信になるんじゃないかなあーって思ったりします。自己肯定感、自己効力感、あれこれバリバリみなぎるんじゃないかなあ?

彼のように運動も勉強も相対的に下位を強いられている子からしてみたら、特にそうですよね。

中学生の柔道で、人数少ない階級の地方地区大会上位レベルって、パワーゴリ押しでも勝てたりするので、素早く判断するのが苦手な子にも向いてるかもしれませんね。安全面ちゃんとケアすれば。

顧問制度に関しては専門外なのでとやかく言いませんし、部活でのイジメなどもたまに聞きます。でも、部活にはこんなチカラもありますよね。

外部から雇うなりなんなりして、個人的には是非残して欲しい制度です。

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