夢音(ゆのん)~風のおるごーる~ atelier JUNON

~想いをかたちにするために~
天然木を使った、オルゴール作家

船の三部作

2022-05-18 16:49:40 | つれづれ
船の三部作第一弾は

まだ出来上がりは載せません。(笑)



思い浮かぶ船のイメージは

あるのですけど

段々と遊覧船みたいになってきてしまいました。(笑)

さて、どうなるかは少しずつお見せしますが

完成は画廊で発表したあとになりまーす。


この前神戸で

あることがきっかけで

急に視界が開けたのです。

不思議でした。

私は

私の絵を描く

絵と言うのはおるごーるのこと。

材料費が高くとも

何であろうとも関係ない。

もう人と比べることなどしないし

比べられるものでもない。

私は私の絵を描く。

私の絵の絵の具は木だということです。

しかも歌う木です。

歌わない木は使いません。

見た目でもなく

名前でもない。

ただ

確かに歌い

確かに表現してくれる木を使い描くということだけ。

それだけでいいんだな。

そう想った途端

視界が広がりました。

目。

目。

目。

まなざし。

思考が飛び回り

刺すようにいろんなものが飛び交った。

私は最初は鎧を身につけるものだと想っていた。

違うことを知りました。

私は全ての鎧を脱ぎ捨てた。

そして生身の自分になりました。

そのまんまの自分になって

絵を描けばいいのだと想えました。

私の絵は

画材が違うだけのこと。

それだけのこと。

工芸じゃない。

木工品でもない。

私の作品は

やっぱり私の絵なんです。

それでいいと想ってから

創作は信じられないほどイメージ膨らみました。

楽しくなりました。

木工芸と思うから手かせ足かせになりました。

本当につくりたいものを表現するのに

別に木工芸の括りなど要らないし

捨てます。

関係ない。

美術なのだから。



止まらないし

奥が深くて

もう本当に

溢れてくるくらいになってきました。

私の好奇心や

私の想像の世界は

またひとつ

扉が開いた気がします。

嬉しい。

嬉しい。

嬉しい。

本当はもっともっと作る時間がほしい。

でも

限られた時間の中で

それでも作れる喜びを爆発させられたらそれでいいんだなと想いました。

創意工夫して。

自己限定の括りを捨てる。
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