not uncommon but indescribable (photographs)

趣味で撮った写真など、徒然なるままに投稿しております。

【 人生はいつも 】

2009年02月27日 | 出来事

平木収氏が亡くなられた。

初対面時の失礼をわびることもなく、たった一度お目にかかっただけに終わった。




昨日、話題の「おくりびと」を見た。

ちょっと通俗的なところもあるが、先日身内が亡くなったこともあり身につまされる部分もあった。
「死」とはなにか、「死」をどう受け止めるべきか、を考えてしまう。




「人生は、いつもちょっとだけ間に合わない。」

映画ということで思い出したが、つい最近、この同じ台詞をこれこれで聞いた。


「死」のみならず、人生の様々な場面でそう感じさせる。
あたかもシャッターチャンスを逃した写真家のように。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【 Sapporo-Ishikari 2007 その16 】

2009年02月24日 | Sapporo-Ishikari 2007

宿から札幌駅までは地下鉄で2駅の距離だったが
初夏のような爽やかな風を少しでも長く味わいたくて
カメラ片手の散歩としゃれ込んだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【 神戸へ 】

2009年02月23日 | 出来事

日曜日は、神戸・元町、中華街のはずれにあるギャラリー
萩原義弘写真展・"SNOWY" を見る。

本屋で写真集を立ち読みした時から、
いつかオリジナルプリントを見てみたい、と思っていたのが
関西で実現することになった。
優れたプリントを大判でゆっくりと眺めるのは
やはり心地よい。至福のひとときである。

ただシリーズ全体としては lyric に過ぎて、パウダースノーならぬ
パウダーシュガーてんこ盛りみたいなところがある。
ホール丸ごとのケーキはとても食べられらないが、カットされたのなら…って感じ。


雨が降ってきたので、町歩きスナップはそこそこで切り上げ
近くで映画を見る。

人生とは一つの寓話のようだ、と思った。
様々な人の人生、生き様について思い巡らした。
寓話の合間に一瞬垣間見える光景、
僕はそれを写真に撮ろうと思っているのかもしれない。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【 Sapporo-Ishikari 2007 その15 】

2009年02月22日 | Sapporo-Ishikari 2007

旅の2日目

昨日のどんよりした空からうって変わって
清冽な光と空気が溢れるような天気になった。
誰ともなしに幸運に感謝する。

今日はいよいよ旅の第一の目的
写真展へと向かうのである。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【 アイドル 】

2009年02月19日 | 出来事

またまたカーリングの応援などで更新が出来ませんでした…。


さて、こんな本が出ることになったらしい。


まあ、中身は大体想像がつくが、この表紙ではまるでアイドルのMOOK本である。


もっとも30年ほど前には、私にとって文字通りの“偶像”=“アイドル”だったわけだが。
繊細なアーティストであり、優秀な理論家(というよりはアジテーター)でもあり、
当時は「憧れ」という言葉がぴったりであった。


93年に「deja-vu」がプロヴォークの特集を組んだ時もけっこう感激した記憶があるが、
今回はまさに憧れの人そのものの本なので、何かベールに包まれたものが
白日の下に晒されてしまうような、「ここまでやっていいのか」感があったりする。


そんなわけで、もちろん私はすぐさま予約を入れたわけであるがw


(次回より「 Sapporo-Ishikari シリーズ」再開します。)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【 ゲバラのカメラ 】

2009年02月07日 | 出来事

年に一度のカーリング休暇」もありまして更新が滞っておりました…。


さて、先日「 Che part2 」を見た。
不勉強にもチェとボリビア共産党の関係などはこの機に始めて知ったわけだが
この辺りのことはある意味、20世紀によくあった話かも知れない。
(有名なところではワルシャワ蜂起とか)

決起した大勢の人々、そしてその多くが傷つき倒れていった。
ゲバラはそうした無名の人々の、言わばアイコンとしての象徴なのだ。
そして世界のあちらこちらで起ち上がる人々がいる限り、彼の魂は永遠に生き続けるだろう。


ところで「 part2 」では、チェ自身が写真を撮るシーンがよく出てくる。
機種が何なのか、キューバ革命戦争中はニコンS2を使い、その後はキエフだったそうだが
今いちクラシックカメラに疎い私には、それがレンジファインダーであること以外は
わからなかった。

しかし、当時日本製としては最先端・最高級のカメラであったはずのニコンS2を
キューバのゲリラが使っていたというのは正直なとこスゴイ。
今に例えるならハマスの幹部がEos1Dsを使っているようなものである。
(オサマ・ビンラディンあたりなら本当に持っているかもしれないが)

もしかしてゲバラはニコンの愛用者で最も有名な人物なのではなかろうか。
キャパのコンタックス、ブレッソンのライカに匹敵するぐらい、カメラとその所有者のコンビでは
強烈なインパクトがある。
ゲバラのニコン……なかなかに印象的な組み合わせだが、今ニコンのCMに登場するのは
キムタク君なのである。

これに憧れてカメラ買う人っているのかねー。
オリンパスのなら、まだ解らんでもないですけどね…。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする