そんな帰るべき「ふるさと」のようであった郊外も
年月が経つにつれて、次第にその姿を変えていく。
田んぼが宅地となり、新しい店が出来て、また古い店が無くなる。
山が削られ高速道路が通り、マンションが建って視界がさえぎられる。
帰る場所はどこであったのか、すでにその姿は無い。
ある意味、世の中でもっとも風景が変わりゆく現場に
立ち会わされているような気になる。
そんな帰るべき「ふるさと」のようであった郊外も
年月が経つにつれて、次第にその姿を変えていく。
田んぼが宅地となり、新しい店が出来て、また古い店が無くなる。
山が削られ高速道路が通り、マンションが建って視界がさえぎられる。
帰る場所はどこであったのか、すでにその姿は無い。
ある意味、世の中でもっとも風景が変わりゆく現場に
立ち会わされているような気になる。
このようにシリーズの一連の写真を見ていくと
「郊外」で撮影したものばかりである。
（↑これは枚方あたりで撮ったと記憶している。）
思えば生まれたところも京都の郊外で、今まで住んできたところも
今住んでいるところも「郊外」なのである。
出身がそうだ、という点では、ある種こころの拠りどころ、
「ふるさと」的な感覚を持っているのかもしれない。
明けましておめでとうございます。
本年も当ブログを宜しくお願いします。
昨年の反省をふまえて、今年の目標は
「とにかく撮る」
森山大道氏の「数を撮る」論のように
能書きやコンセプトだけでなく、
ドンドンシャッターを切っていくことだ。
そんなわけで、実家へ帰省した折に
カメラを持って近所をウロウロした。
撮り始めると調子が出てきて、
２日でフィルム８本撮った。
どんな結果になるか現像上がりが楽しみである。
（この、上がりを待つワクワク感こそ
アナログ写真の醍醐味という気がする。）
