not uncommon but indescribable (photographs)

趣味で撮った写真など、徒然なるままに投稿しております。

【 Sapporo-Ishikari 2007 その10 】

2008年12月24日 | Sapporo-Ishikari 2007

河口へ向かう砂州の石狩川沿いの方に
一本の道と集落があった。
かっては河川交通の要衝であったはずのその集落に
往時の面影があるはずも無く、寂しい一村落となっている。
恐らく集落ができたと同時に作られた神社も
どことなく侘しげに感じられる。
日が西に傾いていく中、人気のない集落の道を
もと来たバス停の方へ戻っていく。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【 How展終わりました 】

2008年12月22日 | 出来事

昨日、How展撤収しました。
最近はこれでようやく一年納めという感じがするようになった。


上の写真は今回の展示風景だが、これは
ギャラリーが閉まっている時の状態である。
シャッターの外側の壁面になるため、夜間でも
外から見えるというわけである。
あたかも常設展示のようで、ちょっとお得感のある
スペースではなかろうか。
来年も機会があればここに展示したいものである。


このように外からギャラリーの中が良く見えるせいか
寺町通を通りかかった人も「何だろう?」と
中へ入ってくることがよくあるようだ。
特に最終日(21日)は、雨が降ってアーケードのある場所へ
人が流れてきて、ギャラリーへの入場者も多くなったようである。
うなぎの寝床のような狭い室内が混雑したり、といった
場面も見られた。


会期ギリギリに案内のDMを出したが
結構いろんな方が見に来てくれたようだ。
大変有難いことである。
(芳名録をめくってみると、ちょうど京都写真展の講演会のために
京都に来ていた飯沢耕太郎氏の名前もあった。)
残念ながら向井仁志さんとはまたしてもすれ違いになってしまったようだ。
大変申し訳ないことである。


この手のグループ展に言えることだが
全体を見て、何のためにグループ展なのかが常に問われる部分であろう。
もちろん、様々な人が各自の作品を持ち寄って一つの場所に集まる、
というだけで、それが出会いや新しい表現のきっかけにもなるだろうが
色々集まって何が表現できているか、というのは難しい問題である。
あるテーマを特別に定めているわけでもなく、それぞれが持つ世界が
並べられて、その集合体として何が生まれているのか、単に
バラバラなものの寄せ集めなのか、個展とは根本的に異なる問題が
あるような気がする。

強いて感じたことを記せば、同時期の京都写真展の作品は
「見せる」手段については良く練り上げられた完成度の高い作品が
多かったように思う。
(もちろん表現手段の「うまさ」「巧みさ」が、そのまま
上質な表現につながるか、といえばそうではないのだが。)


今回の自分の作品は、ちょっと手抜き感もアリになったが
会場に飾ってみると、結構いい感じだな、と自画自賛の気分に浸ってしまった。
当初3点並べるつもりが、1つフレームのマットの大きさが合わない事に
展示の2日前に気づくという失態から作品2点になってしまったが
対象的な2点から見る人が色々と解釈出来そうな気がする。
また次回は(もしかしたら同じギャラリーの同じスペースで)新しい作品が
展示できるかもしれない、などと考えると、一年後がまた楽しみになってきた。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【 久々の「立ち読み」 】

2008年12月20日 | 出来事

PHAT PHOTO」1-2月号

安井仲治特集で登場する森山大道氏の作品のトップは
北海道で撮影されたものだ。
旅情も感じさせるし、「北」という感じもする。
一連の北海道シリーズではお好みの一枚である。

RATHOLEへ行くかどうかはまだ決めてない。
見たいと思う反面、そんな時間があったら
自分の写真を撮りに行ったほうがいい
という気もする。

取りあえず写真集は注文した。
これを見て決めようと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【 Sapporo-Ishikari 2007 その9 】

2008年12月18日 | Sapporo-Ishikari 2007

灯台はかって映画のロケ地にもなったらしく
展望台に関連の展示などがあった。
確かに冬には最果てといった風情になるであろう。

「はまなすの丘公園」を歩いてから、河口へ伸びる砂州を
今度は石狩川側の集落の中の道を歩いて戻っていくこととする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【 搬入してきました 】

2008年12月15日 | 出来事

14日はHow展の搬入。
今日までの会場は昨日見てきたが、
全体の感想などは一応最後にということで。


ギャラリーカトのある寺町通りの御池通―三条通
適度に賑わい、適度にまったり古びているところが実に良い。
ギャラリーも、そんな通りの雰囲気に馴染んだ開放的な感じになっている。

個人的にも、寺町通~姉小路通~河原町通の辺りは
高校から予備校時代にカメラ店と本屋めぐりで
うろちょろしてたところなので
若干「故郷に錦」的な感もあり。

自分的には、なかなかにお気に入りのスポットなのである。

強いて残念な点をあげれば、今年は会期中に
矢田地蔵尊のかぼちゃ供養(23日)を楽しめないところか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【 Sapporo-Ishikari 2007 その8 】

2008年12月12日 | Sapporo-Ishikari 2007

日が照ったり曇ったり、目まぐるしく天気が変わるが
だんだん空が晴れてくるようだ。

河口近くに灯台が見えるので取り敢えず
そこまで行ってみることにする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【 昨日の話 】

2008年12月08日 | 出来事

日曜日はギャラリー&喫茶「繭」で開催中の「それぞれのモノクロ」展に
斉木正雄さんの作品を見に行く。

ロールの印画紙を縦長に切って、そこに遠近感の詰まった光景を
デザインするというおしゃれな作品。
特に滋賀県で撮影したという収穫寸前の麦畑は、シャープで
トーンも美しく、一級の芸術作品である。

お会いすると物腰柔らかな初老の(…失礼!)紳士だが、
自らの作品に対する情熱は人一倍熱いものをお持ちである。

斉木さんに会うたびに、私などは
まだまだ修行の足りん未熟者だと痛感させられる。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【 お知らせキターッ! 】

2008年12月06日 | 出来事

http://www.moriyamadaido.com/top.html#48

行きたいけど、スケジュールもお金もきついなぁ…
写真集買うだけで我慢するか、弾丸週末ツアーで決行か、
迷うところ(>_<)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【 Sapporo-Ishikari 2007 その7 】

2008年12月04日 | Sapporo-Ishikari 2007

“名物”だった廃船は
すっかり撤去されてしまったようで
やや拍子抜けする。
より“安全”な観光地になった
ということか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【 明日から師走という休日 】

2008年12月02日 | 出来事

午後から、EXILE GALLERY での ─The Light of Ireland─ 後半戦へ
松井洋子さんとは同じ場所での3年ぶりのご対面
「お噂は常々、風間健介さんのホームページで拝見しております。」と言ったら
風間さん同様ひっぱたかれた。(←これはウソです。)

作品を見て、3年前ここに展示された「風知草」を思い出した。
山陰とアイルランド、同じような光や風に反応している
ということだろうか。

近所のカフェで軽く腹ごしらえをしたあと

アイルランド ⇒ 「麦の穂をゆらす風」 ⇒ ケン・ローチ監督 ⇒ …

のつながりで、京阪特急で大阪へ
新梅田で「この自由な世界で」を見る。

見終わって映画館を重たい気分で出る。
自分の生活や仕事のことなどを考え、
「休日が終わって明日からまたいつもの日常が始まるのか」
と軽く憂鬱になる。

新梅田シティではクリスマスのイベントが賑やかである。
メリーゴーランドに乗ってはしゃぐ人、ライブに合わせて手拍子をする人、
屋台の食事に舌鼓を打ち、アクセサリーを見て回る人、
男も女も、老いも若きも、この瞬間を存分に楽しんでいるかのように見える。
その傍らではビッグイシューを売る人がいる。
どこからか、Band Aid の曲が聞こえてきた。

“ Do They Know it's Chistmas Time at all ? ”

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする