中之島線開業を控え、やたらと小奇麗になった京阪特急に乗って
大阪Nadarの尾仲浩二「フランスの犬」展へ
ウォームトーンのプリントは自分としては基本的に好きではない。
でも被写体によっては、最上の「色っぽい」世界を見せてくれる。
「フランスの犬」では、洗面台の水にレタス?みたいなのが浮いてる写真
水面の反射が何とも艶っぽい。
尾仲氏制作の2008年カレンダーが半額になっていたので
「1983直方・北九州」と共に購入。
取って返して、寝屋川端のたこ焼き・美輝にて尾仲氏のトークショー
20分ほど遅れて着いたら狭い店内はすし詰め状態の満員
(ほとんどがビジュアルアーツの学生と見た。)
百々俊二氏をゲストに最新作「フランスの犬」「直方」をはじめ
色々な作品を写しながらのおしゃべり。
森山大道氏との出会いや、炭鉱町の旧国鉄駅前で生まれたため
線路や煙突が写真によく写っている、など
まったりとしたムードで2時間ほど過ぎる。
帰りにサイン入り写真集「フランスの犬」を受け取る。
雨模様の中、京橋からJRで大阪まで。
ニコンサロン大阪で、「大阪写真月間」のときにお隣だった
岡部文展「天晴つばめ」を覘く
おまけでヒルトンのジュンク堂に寄り、
武田花「イカ干しは日向の匂い」などを購入
そぼ降る雨と土佐堀川の匂いでほとんど水浸し状態の淀屋橋から、
こちらもジメッと湿っぽい京都へ帰る。