数日前のことだが、梅佳代がテレビに出ていた。
(「さん」づけとかが何か似合わないので以下ずっと敬称略)
梅佳代の写真はその人気に比例してか賛否両論いろいろとあるようだが
端的に言って面白いし、その面白さを写真を見た多くの人が共感できる。
写真のもつ強力な武器を躊躇することなくフルに活用した作品であることは
間違いない。
その「あっけらかん」の部分が、写真にちょっと詳しかったりする人から
反感を買ったりするのではないか、とも思える。
梅佳代には、願わくはこのままスピードを落とさずに
「うめめ」や「男子」のように疾走していって欲しい、
などと思ったりするのだが、それが一番困難で、もうこれ以上は無理かもしれない。
(「疾走」ではなく「失踪」になるかも。)
まあ、作家活動にとって、「この路線」などと決め付けてしまうこと自体、
あまり意味のないことでもあるのだが。
次から暫くの間、「Unknown Location」のシリーズ
(「大阪写真月間2008」及び「How are you, PHOTOGRAPHY?」展にて既発表分)
を順次掲載します。
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