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助手 「ついにインサイトが発売されましたね。」
所長 「じゃな。インサイトと次期プリウスの発売が今年を象徴するモンになるんじゃろうな。」
助手 「そんな感じがしますね。ところで所長、もう見られました。」
所長 「うむ。早速見に行ってきたわ。日曜日じゃったのもあるんじゃろうけど、久し振りにディーラーに活気があるのを見た気がしたわ。」
助手 「そうそう、ボクも試乗しようと思ったんですけど、お客さんが多くて諦めて帰りましたモン。それだけユーザーの期待も大きいということでしょうね。」
所長 「何でも初期受注が11日間で1万台を超えたそうじゃし、近頃じゃ珍しく景気のいい話じゃのぉ。」
助手 「そうですね。4月からの重量税や取得税の減税の話しで、スタートダッシュでつまづかないか心配してたんですけど、どうやら幸先のいいスタートが切れたようですね。」
所長 「ま、お前が心配してもしょうがないんじゃがな。」
助手 「それもそうですね。で、インサイトですけど、どうですか。」
所長 「うーん、いいんじゃないか。」
助手 「なんか含みのある言い方ですけど。」
所長 「いろんな見方ができるからのぉ。総合的に見ていいクルマじゃと思うぞ。」
助手 「そうですね。じゃあまず話題の価格ですけど。」
所長 「うん、やっぱりハイブリッドが200万を切ったというのは大きいじゃろうな。クルマに興味のないヒトでもハイブリッド車ぐらいは知っとるし、まだまだ手を出しにくいモンという認識もあったじゃろうしな。」
助手 「そうですね。」
所長 「ちょうど地デジのテレビが10万円を切ったような感覚かのぉ。買い替えを躊躇しとったモンがそろそろ動き出すかもしれん。」
助手 「そうそう、ウチもそろそろ地デジに買い替えようかと話してますしね。」
所長 「そういう意味ではインパクトがあってわかり易い価格設定じゃし、戦略的には大正解じゃろうな。」
助手 「やっぱりそうですか。でもあの価格でよく利益が出るモンですね。初代のインサイトの頃は一台売ると何万円の赤字とかって聞きましたけど。」
所長 「正直、ホンダも博打に出たんじゃと思うぞ。つまり年間20万台製造することを前提としてはじいた価格なんじゃろ。じゃから売れなんだら会社が傾きかねんから必死なんじゃろ。」
助手 「そういうことですか。じゃあいいスタートを切って関係者はホッとしてるってとこですね。」
所長 「じゃが今騒いどるのは、まだまだ業界やクルマ好きの範疇じゃと思うし、広く一般に知れ渡るかどうかが問題じゃろうな。」
助手 「かもしれませんね。」
所長 「あとプリウスの格好を真似たのもいいんじゃないか。」
助手 「ま、燃費を追求すれば似たようなカタチになるんでしょうね。」
所長 「それももちろんあるじゃろうけど、ホンダの狙いは違うと思うんじゃ。プリウスがつくったハイブリッド車のイメージに上手く乗っかかろうとしとるんじゃ。インサイトのことを知らんモンが見てもハイブリッド車じゃとわかるカタチじゃろ。」
助手 「そうですかね。」
所長 「ホンダもいつまでもトヨタに油揚げをさらわれてばっかりじゃ面白くないじゃろうしの。で、特上の油揚げをかっさらいにいったんじゃ。」
助手 「確かに特上ですよね。」
所長 「じゃがプリウスのイメージでインサイトに乗ると肩透かしを喰らうかもしれんがの。」
助手 「それはありますね。サイズや質感は明らかにひとクラス下ですしね。」
所長 「ハイブリッドの性能も遠く及ばんしの。プリウスに乗れば新しい乗り物感が味わえるんじゃが、インサイトは従来の乗用車となんら変わらんしの。」
助手 「モーターの性能の差が大きいですよね。プリウスだったらモーターのみの走行も可能ですけど、インサイトはエンジンの補助的な位置付けですし、空走状態でしかエンジンは止まらないそうですしね。」
所長 「じゃがそれでも同じハイブリッドカーには違いはないからの。トヨタからすると一緒にせんといて欲しいじゃろうけどな。」
助手 「ですよね。」
所長 「じゃが根本的な部分を考えるとじゃな、燃費をよくするための手段としてのハイブリッドなんじゃ。簡単な仕組みでも燃費がよければなんら問題ないはずじゃ。その部分でインサイトって優れとるんじゃ。」
助手 「らしいですね。実用燃費がかなりいいみたいですね。何でも燃費って運転の仕方で随分と変わるそうですしね。」
所長 「そうなんじゃ。燃費運転を指導する機能を付けてハイブリッドの性能差をカバーするというのがホンダらしくて好感が持てるわ。」
助手 「そう言えばプリズムアンダーミラーやパーキングシステムのときもベタ褒めしてましたよね。」
所長 「何でも機械任せにするんじゃなくって、ヒトが本来持っとる能力を積極的に先進技術に取り込もうとしとるところが他社とは違うホンダの特色じゃと思うんじゃ。」
助手 「かもしれませんね。」
所長 「例えばインサイトに乗っとるモンが違うクルマに乗ったとしても効率よく走ることが出来るようになるじゃろう。これって立派なエコじゃろ。」
助手 「ハイブリッドの恩恵だけじゃなくって走り方を身につければ地球にも財布にも優しくなりますよね。」
所長 「それでクルマが環境にいいモンに変わるわけじゃないんじゃが、少しはマシになるじゃろ。そういう企業姿勢が新しいホンダらしさなんじゃないかのぉ。どっかのメーカーのように燃費のいいクルマに乗り替えると言うのとは根本的に違うじゃろ。」
助手 「例のCMですね。」
所長 「どっちも燃費をよくすることで環境負荷を減らそうとしとるんじゃけど、やり方は正反対じゃ。」
助手 「今回は珍しく褒めますね。ひょっとしてインサイトお買い上げとか。」
所長 「うーん、後部座席の乗降性が気に入らんの。」
助手 「ああ、それボクも思いました。天井よりドアの開口部がかなり低いんで降りるときに頭をぶつけそうになりますよね。」
所長 「それもあるんじゃが、ワシには窓のカタチが気になるんじゃ。乗り込むときに目の前に迫ってくるのが怖くてかなわんわ。プリウスと違うカタチにしたかったのはわかるんじゃが、そのせいで斜め後ろの死角も大きくなっとるしの。やっぱりあのフォルムには6ライトじゃないとダメじゃな。」
助手 「また6ライトですか、最近ハマってますよね。」
参考資料
ホンダ・インサイト(本田技研工業株式会社)
トヨタ・プリウス(トヨタ自動車株式会社)
ホンダ・インサイト(初代)(本田技研工業株式会社)
ホンダCR-V(轟クルマ文化研究所)
Yahoo!グループ 轟クルマ文化研究所
所長 「じゃな。インサイトと次期プリウスの発売が今年を象徴するモンになるんじゃろうな。」
助手 「そんな感じがしますね。ところで所長、もう見られました。」
所長 「うむ。早速見に行ってきたわ。日曜日じゃったのもあるんじゃろうけど、久し振りにディーラーに活気があるのを見た気がしたわ。」
助手 「そうそう、ボクも試乗しようと思ったんですけど、お客さんが多くて諦めて帰りましたモン。それだけユーザーの期待も大きいということでしょうね。」
所長 「何でも初期受注が11日間で1万台を超えたそうじゃし、近頃じゃ珍しく景気のいい話じゃのぉ。」
助手 「そうですね。4月からの重量税や取得税の減税の話しで、スタートダッシュでつまづかないか心配してたんですけど、どうやら幸先のいいスタートが切れたようですね。」
所長 「ま、お前が心配してもしょうがないんじゃがな。」
助手 「それもそうですね。で、インサイトですけど、どうですか。」
所長 「うーん、いいんじゃないか。」
助手 「なんか含みのある言い方ですけど。」
所長 「いろんな見方ができるからのぉ。総合的に見ていいクルマじゃと思うぞ。」
助手 「そうですね。じゃあまず話題の価格ですけど。」
所長 「うん、やっぱりハイブリッドが200万を切ったというのは大きいじゃろうな。クルマに興味のないヒトでもハイブリッド車ぐらいは知っとるし、まだまだ手を出しにくいモンという認識もあったじゃろうしな。」
助手 「そうですね。」
所長 「ちょうど地デジのテレビが10万円を切ったような感覚かのぉ。買い替えを躊躇しとったモンがそろそろ動き出すかもしれん。」
助手 「そうそう、ウチもそろそろ地デジに買い替えようかと話してますしね。」
所長 「そういう意味ではインパクトがあってわかり易い価格設定じゃし、戦略的には大正解じゃろうな。」
助手 「やっぱりそうですか。でもあの価格でよく利益が出るモンですね。初代のインサイトの頃は一台売ると何万円の赤字とかって聞きましたけど。」
所長 「正直、ホンダも博打に出たんじゃと思うぞ。つまり年間20万台製造することを前提としてはじいた価格なんじゃろ。じゃから売れなんだら会社が傾きかねんから必死なんじゃろ。」
助手 「そういうことですか。じゃあいいスタートを切って関係者はホッとしてるってとこですね。」
所長 「じゃが今騒いどるのは、まだまだ業界やクルマ好きの範疇じゃと思うし、広く一般に知れ渡るかどうかが問題じゃろうな。」
助手 「かもしれませんね。」
所長 「あとプリウスの格好を真似たのもいいんじゃないか。」
助手 「ま、燃費を追求すれば似たようなカタチになるんでしょうね。」
所長 「それももちろんあるじゃろうけど、ホンダの狙いは違うと思うんじゃ。プリウスがつくったハイブリッド車のイメージに上手く乗っかかろうとしとるんじゃ。インサイトのことを知らんモンが見てもハイブリッド車じゃとわかるカタチじゃろ。」
助手 「そうですかね。」
所長 「ホンダもいつまでもトヨタに油揚げをさらわれてばっかりじゃ面白くないじゃろうしの。で、特上の油揚げをかっさらいにいったんじゃ。」
助手 「確かに特上ですよね。」
所長 「じゃがプリウスのイメージでインサイトに乗ると肩透かしを喰らうかもしれんがの。」
助手 「それはありますね。サイズや質感は明らかにひとクラス下ですしね。」
所長 「ハイブリッドの性能も遠く及ばんしの。プリウスに乗れば新しい乗り物感が味わえるんじゃが、インサイトは従来の乗用車となんら変わらんしの。」
助手 「モーターの性能の差が大きいですよね。プリウスだったらモーターのみの走行も可能ですけど、インサイトはエンジンの補助的な位置付けですし、空走状態でしかエンジンは止まらないそうですしね。」
所長 「じゃがそれでも同じハイブリッドカーには違いはないからの。トヨタからすると一緒にせんといて欲しいじゃろうけどな。」
助手 「ですよね。」
所長 「じゃが根本的な部分を考えるとじゃな、燃費をよくするための手段としてのハイブリッドなんじゃ。簡単な仕組みでも燃費がよければなんら問題ないはずじゃ。その部分でインサイトって優れとるんじゃ。」
助手 「らしいですね。実用燃費がかなりいいみたいですね。何でも燃費って運転の仕方で随分と変わるそうですしね。」
所長 「そうなんじゃ。燃費運転を指導する機能を付けてハイブリッドの性能差をカバーするというのがホンダらしくて好感が持てるわ。」
助手 「そう言えばプリズムアンダーミラーやパーキングシステムのときもベタ褒めしてましたよね。」
所長 「何でも機械任せにするんじゃなくって、ヒトが本来持っとる能力を積極的に先進技術に取り込もうとしとるところが他社とは違うホンダの特色じゃと思うんじゃ。」
助手 「かもしれませんね。」
所長 「例えばインサイトに乗っとるモンが違うクルマに乗ったとしても効率よく走ることが出来るようになるじゃろう。これって立派なエコじゃろ。」
助手 「ハイブリッドの恩恵だけじゃなくって走り方を身につければ地球にも財布にも優しくなりますよね。」
所長 「それでクルマが環境にいいモンに変わるわけじゃないんじゃが、少しはマシになるじゃろ。そういう企業姿勢が新しいホンダらしさなんじゃないかのぉ。どっかのメーカーのように燃費のいいクルマに乗り替えると言うのとは根本的に違うじゃろ。」
助手 「例のCMですね。」
所長 「どっちも燃費をよくすることで環境負荷を減らそうとしとるんじゃけど、やり方は正反対じゃ。」
助手 「今回は珍しく褒めますね。ひょっとしてインサイトお買い上げとか。」
所長 「うーん、後部座席の乗降性が気に入らんの。」
助手 「ああ、それボクも思いました。天井よりドアの開口部がかなり低いんで降りるときに頭をぶつけそうになりますよね。」
所長 「それもあるんじゃが、ワシには窓のカタチが気になるんじゃ。乗り込むときに目の前に迫ってくるのが怖くてかなわんわ。プリウスと違うカタチにしたかったのはわかるんじゃが、そのせいで斜め後ろの死角も大きくなっとるしの。やっぱりあのフォルムには6ライトじゃないとダメじゃな。」
助手 「また6ライトですか、最近ハマってますよね。」
参考資料
ホンダ・インサイト(本田技研工業株式会社)
トヨタ・プリウス(トヨタ自動車株式会社)
ホンダ・インサイト(初代)(本田技研工業株式会社)
ホンダCR-V(轟クルマ文化研究所)
Yahoo!グループ 轟クルマ文化研究所
私は「新車値引き研究サイト」の管理人の松本と申します。
車が大好きで、車好きの輪を少しでも広めたいと
思い、ホームページを作成しました。貴blogでとも車好きな輪を広げたいと思い、ご連絡させて頂きました。同じ研究所として大変参考になります。
私もサイトもまだまだ未熟ですが、これから日々充実させていくよう努力していく所存ですので、もし宜しければ私のサイトと相互リンク(リンク集に追加)をしていただけないでしょうか?
どうぞ宜しくお願い致します。
サイト名:「新車値引き研究サイト」
URL :http://colorful-lab.com/
紹介文:新車値引き方法など車に関する情報を惜しみなく紹介しています。
貴サイトへのリンク:http://colorful-lab.com/link1.html
どうぞ宜しくお願い致します
(久しぶりだったんで戸惑いましたが)
サイト拝見しました。盛りだくさんな内容ですね。
次回クルマを購入する際は参考にさせていただきます。
あと記事に対する感想や批判がございましたらお聞かせ下さい。
ブログの記事は、本当に参考になりますのでこれからも楽しく拝見させて頂きます。特にインサイトの記事は非常に勉強になりました。