ベンガル虎はツワモノ!?【06-07】

シンシナティ・ベンガルズのファンブログでした。
06-07シーズンの話がメインとなっています。

WEEK17vsPIT 感想版

2007年01月12日 | 【Bengals】試合
え~、もう今季試合がないということになると、自分の中での締め切りというものがなくなるので
すっかりサボってしまいました。感想版です。

今更になりますが、思い出しながらアップ。

・オフェンス

パーマー:20/38(52.6%)、251y、被サック0、TD2、INT0、Rating91.0

思ったよりも悪くないレイティングですね。TOがなかったのが大きいのかな。
しかしながら50%台の成功率ではちょっと厳しい。
4QにTD取るまではパント、パント、パント、FGをはさんで、
またパント、パント、パントですからね。

被サックは0という素晴らしい数字ながらプレッシャーはある程度届いていましたので
OLにも多少の問題もあったのかもしれない。Tジョーンズは途中で下がりましたし。
PITのブリッツを読みきらなければいけないというのは
Cガイチェックの今後の課題として残ることでしょう。

あとはOLに関しては反則が頻発していましたね。
スタインバック、ウィットワース、アンダーソンがそれぞれフォルススタートを記録。
ガイチェックはオフサイドを取りそこねたのが1回。
カウントを間違えてスナップしなかったのが1回。(記録上はパーマーのフォルススタート)
ゴール前で立て続けに起こしたりしてホームでノイズもない環境で
やるようではいけませんでしたね。

それでもパーマーは最後見事なドライブを続けてくれ、逆転ドライブを2度完結し、
最後勝ち越しFGを演出してくれました。
こういった勝負強さを持っているというのは今後心強い限りです。(負けましたけどね;;)


ルディ:13キャリー47y、3.6アベ

ランは止められてましたね。ロングも9yです。
今季前半の試合でも止められてましたし、ランが出ないと苦しいですねぇ。

ランはルディだけという環境だけでは怖くないんだろうね、バリエーションに欠けるから。

ヘンリー:4レシーブ124y、1TD
チャド:4レシーブ53y
TJ:4レシーブ44y

チャドがまたもダブルカバーされていたような感じであまり目立たず。
TJもハードヒットされたりして精彩を欠いていたかな。

けど、ヘンリーがここぞという時に働いてくれちゃいました。
66yTDや最後の47yパスレシーブ、スチュワートがTD取ったドライブでは
大きいパスインターフェアをもらうプレイもありました。

使える局面は少ないもののハマれば大きいビッグプレイメイカーなのは事実。
とにかくおとなしくオフを過ごして欲しいということだけ。

今季ベンガルズ最後のTDを取ったのはTEスチュワート。
脇の中の脇が意外と働きますね、最後。
TE陣はケリーが1つなので、これで2つ目ですね。

あのボールを叩きつけるようで叩き付けなかったセレブレーションだけは
拍子抜けで気持ち悪かったです。それだけ^^;


・ディフェンス

パーカー:37キャリー134y、3.6アベ

この数字に尽きるのではなかろうか。

37キャリーもするとさすがにアベは下がるのでしょうが、
これだけキャリーさせてはいけなかったですね、今季のPIT相手には。

ランを止めてこそロスリスバーガーの無茶投げを誘発できるというものなので、
まずはここが止められなかったのは痛かったですね。

今季前半も同様な状況だったので、その時にも書いた気がするんですが、
オープンに走られるならまだしも真ん中をするりと抜けられちゃってたんですよね。

LB陣がギャップ埋めきれてなかったですね。
もしくはパスディフェンスに重きを置いていたか。

ボール保持時間がPITで40分、ベンガルズが20分ですからね。
よくこんな数字でOTまでいけたな、くらいの数字ですよ、もう。


サックは1つ。スミスとケイスビハーンが0.5ずつ記録。

INTはジェイムスが記録。最後ホームズにかわされてTDを献上してしまったりして
やっぱり評価は出来にくいですが、ちゃんとINTは稼いでいきましたね。

あとランドンが7タックルを記録し100タックルオーバー。
怪我人が相次いだLB陣において全試合先発出場は見事。
この試合でも一旦足首の怪我で下がったんですけどね、
無理したんでしょうけど戻ってきてくれるんですよね。
そういったのが今季2、3回ありましたね。鉄人ランドンの称号を与えようかな。

あとパーカーに対してのファンブルフォースもランドンの仕事。
個人的にはエンドゾーンに入ったあとにこぼしたように見えたので
TOになるとは思ってなかったんですけど、よく見たら見事にFFしていてTO成立。
本当に大きいプレーとなりましたね。


・スペシャルチーム

Kグラハムはまあそういったこともあるよな、という感じかなぁ。今思い返してみると。
彼は蹴った瞬間は成功を確信したような表情をしているんですが、
いつもと蹴り方が微妙に違ったんでしょう、すごいスライスボールとなってしまっていました。

とにかくこの経験を糧により精神的にタフになってもらいたい、としか言えないね。

あと地味に特筆したいのはPラーソンの成績。6回50.3yアベ、ロング64y。
64yパントは完全にラッキーバウンドだったし、序盤はもう先週の鬱憤を晴らすかのように
飛ばしまくってタッチバック連発していましたので、言うほどでもないかな、と
若干思いますが、相手Pガ-ドッキが4回36yアベだったのを考えると
フィールドポジションの面では明らかに有利に働いていたので、
いい仕事していましたよ、ということを書きたかったというだけ。


・最後に

PITは本当に余計なことをしてくれたな、と思わずにはいられない試合となりました。
来年は新HCらしいですが、長期政権にならないよう2つ勝って叩き潰して
低迷期の幕開けにしてやります。覚えておきやがれ、という心境です。

ベンガルズは、怪我が多かったシーズンでしたが、まさしく怪我の功名で
層の底上げという点においては来季期待の持てる感じにはなったのではないかな、と。

爆発的なオフェンスが引っ張って、ディフェンスがTO奪って止めを刺す。
そんな試合を来季たくさん見たいものですね。

WEEK17vsPIT 無念版

2007年01月02日 | 【Bengals】試合
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。


・・・という挨拶を周りの方々にしている最中にも我がテンションは一向にあがらず;;


正直、こういった展開は考えてもいませんで。
試合展開もしかり、プレイオフ争いもしかり。


簡単に言えば、勝ってDENの結果に全てを託すはずだったのです。

ホームで最終戦で相手はプレイオフの望みを断たれたPIT。

いくら同地区ライバルであろうと、
いくらHCが最後かもしれなかろうと、
いくら負け越しを避ける試合だろうと。

プレイオフ進出の望みをわずかに残したベンガルズの方が
気持ちで勝っているはずなので、圧勝するくらいに思っていました。

が、結果を見てみればOTの末に負け。

オフェンスは歯車が狂ってしまっていました。出だしパーマーがおかしかったですね。
ディフェンスも真ん中に大穴開けられてランを止められませんでしたし。

気持ちで立て直したのか逆転してなおも追いつかれるもサヨナラFGのチャンスまで
こぎつけたんですけどね、38yFGをKグラハムがミス!

OTでコイントスに負けるとディフェンスが簡単に破られ敗退してしまいました。

思い返してみると、今季ここまで決勝FGという機会さえそれほどなかったんですよね。
唯一はWEEK6@TBでの62yトライだけ。
そんなのはプレッシャーはないも同然なので、これほどまでにプレッシャーがかかる
場面はなかったといっていいです。で、最後の最後にこれですからね。

ここで決めてこその名キッカーなので、決めれなかったグラハムは
そうではなかったということでしょう。

2週連続キッキングチームで負けるとわ・・・。
負けるはずないゲームだと思ってたんですけどね。


まあそれでも負けてしまったものはしょうがないと試合後すぐは思ったんです。
このチームではプレイオフ行けてもそう期待は持てなさそうな感じはしてましたので。

で、とっとと疲れてたので寝たんですが、起きてみたらSF勝ってるんだもの。
「え~~~!!!!!」ってビックリしながら二度寝してしまいましたよ^^

この展開なら素直にDENに勝ってもらった方がいいかな、なんていう
掌を返すような願いすら叶えられず。無性に残念でなりませんでしたね。


けど、一番下にいたはずのKCが進出なんてパターンもあるもんですね!?


アンビリバボー。

WEEK16@DEN 感想版

2006年12月30日 | 【Bengals】試合
年末で忙しい・・・というわけでもなかったのですが、
さすがにあんまり見たくなかったので先程まで見ずに放っておいてました^^

が、まあもう1回見なきゃ書けないだろうな、というころで今見直してみましたよ。

もう気持ちは最終週に向かっている中、話を蒸し返すようでアレですが
とりあえず気になったところは書いておきたい。
恐らく結構乱文になる恐れあり。ご容赦を^^


・オフェンス

パーマー:21/40(52.5%)、209y、被サック2、TD2、INT2、Rating63.4

調子悪かったですねぇ。右肩の怪我の影響はなかったと言ってましたけど、どうなのやら。
他にも寒さの影響はあったのかもしれませんけどね、
受け手共々成功率がこうも悪いとどうしようもありません。

今季のパーマーは調子悪いとボールが上ずりますね。
痛かったのは、当然最初のINT。フリーのTJへ投げたボールが遥かに高くTJ届かず、
後ろのゾーン守っていたウィリアムスにナイスパスでしたからね。

あのシリーズはいわずもがな、DENのファーストプレイをデクスターがINTして
5y地点までリターンしてきたもの。
オフェンスは5y進めるだけでよかったのですが、3プレイして0点でしたからね。
あれが何よりまず痛かったですね。アウェイの出だしでつまづいてちゃ厳しいです。

この試合ではディープに全くといっていいほど決まりませんでした。
LTがジョーンズに途中変わっていることもあってパスプロはもつようになっていました。
それにも関わらず、決まらなかったですね。
パーマーのミスとしては、チャドがフリーになってたのに合わせられなかったプレイが痛恨でしたね。

ルディ:30キャリー129y、4.3アベ、1TD、1ファンブルロスト

OLの出来もよかったし、ルディも良かったですよね。
綺麗にホールを作ることが出来てそこにルディがうまく突っ込んでいました。

LTジョーンズが入ってからは左へのスウィープを頻繁にコールしてたし、
それもうまくゲインできていました。TDもそれでしたし。
来季も見たいなぁ、ジョーンズ&スタインバックが織り成すスウィープ^^;

痛かったのは当然ファンブルロスト。この試合においてベンガルズはノーハドルで
DENディフェンスを結構混乱させることが出来ていました。
後半いきなりタイムアウト取らせることにも成功しましたし、
このプレイでもディフェンスはアタフタしていました。

だから、ルディも儲けもんとばかりに走り出すんですが、
1人だけ思いっきり反応していた選手がいました。そうジョンリンチですよ。

彼には参りました。本当にすごいね。

TJ:9レシーブ94y、1TD
ヘンリー:3レシーブ30y、1TD
チャド:3レシーブ32y、1ファンブルロスト

TJはこの試合で1000y達成。1000yコンビ完成です。
序盤はパーマーと口論してたりしてあまり目立ちませんでしたが、
ここぞの場面ではTJが働いてくれました。最後のTDも見事。

けど、先程も書いたディープでのミスはTJもあって、
エンドゾーンでジャンプしてたら両足つけれたんじゃない!?ってのがありました。

ヘンリーもありました。ジャンプしてたらワンハンドで取りにいかなくても良かった場面が。
まあヘンリーには多くは望みませんけれども。・・・あ、TDはお見事。

チャドはチャンプにマークされてるので怖くてあまり投げられず。
チャンプがINTしてからはより顕著になってしまいましたね。
キャリア初のファンブルロストも記録。ドロップも2回程。
「キャリアで最悪だった」とチャドも言っていましたね。
ヘンリーのTDをイリーガルシフトで潰してもいましたし。


まあこんな出来ながらも一旦同点に追いついたかのようなドライブも最後見せたので
地力はあるんだな、ということにはなった思いますけどね、
やっぱりミスが致命傷でしたね。


・ディフェンス

24点取られた割にはそこまで酷い出来ではなかったですよ。
見直してみたら意外と積極的なコールとかもあったりして。
オフェンスが4TOを許す中、7点差で持ちこたえられたのは
ディフェンスがいい仕事をしていたからでしょう。

3TDは許してしまいましたが、そこはDENのOCにやられましたね。

最初のTDドライブのキーになったのは、トリックプレイでした。
もう昨年のプレイオフでPITにやられたのと同じプレイなんですよ、これが。
もうキィィィィィって感じ。あんなプレイを決められると。

個人的にはちゃんと確保してなかったと思ったので
あのチャレンジは成功すべきだったと思いますが、
まあホームコートディシジョンって感じで覆りませんでした。

2つ目はウォーカーへのドカン。チャドのファンブルロストの後の1発目だったかな。
見事にジョセフがウォーカーに振り切られています。ジョセフのミスでしょうね。

3つ目は99yドライブ。この頃になると止めれてたランも出され始めてました。
エンドアラウンドやそこから派生するフェイクなどを上手く使われてしまって
後手に回っていましたね。反則も痛かったですね。

その後はマデューが上手くエンドアラウンドをカバーしてたりして、
止めれていましたのでFG1つに抑えれましたが。

INTは1つ。デクスターが記録。ファーストプレイだっただけに大きかったです。
(リターンも良かったのに点数に繋がりませんでしたが・・・。)

サックは3つ。ペコ1.5、アダムス1、デクスター0.5。
ペコはファンブルフォースも1つ記録しているので大活躍でしたね。
控えDTなのに6タックルですし。来季先発確定。

・スペシャルチーム

セントルイスの最初のTDの時のスナップは低すぎてワンバウンドしていたんでした。
前回高すぎたと書いた気がしますので修正。

ラーソンはホルダーとしては失敗に絡みましたし、最後のオンサイドキックも
変なところに蹴ってますので嫌な気分でしょうけど、
本職のパントは5回蹴って45.8アベ。20y以内に2回(1y地点もあり)、
ロングは59yと素晴らしい出来でしたよ。

KRホルトも38yリターンなんかもあり、なかなかでした。


・最後に

まあ先週負けてNYJが勝ってしまった事によって、プレイオフへの望みは
ほぼ断たれたと言ってもいいでしょう。

それでもあわよくばなんて思いながら他会場の結果を気にすることになるんでしょうけど、
ベンガルズに出来ることはPITとの試合をやることだけですから、
来季に繋がるいい試合をしてきっちり勝って欲しいものですね。


・・・NYJもDENも負けちゃえ。(諦めきれない^^;)

WEEK16@DEN 放心版

2006年12月26日 | 【Bengals】試合
いろんな負け方というものがありますが、なかなか今回以上のガックリ体験は
したくてもできないかもしれません。

17-24、7点ビハインドからのラストドライブをベンガルズは見事完遂させ、
TJのTDで追いついたかに見せてのエクストラポイント失敗。


orz


久々に使います「orz」。


まあね、実際私は心配性なのでああいった場面でも結構緊張する方ではあるんです。
ああいった決めて当たり前の状況でも何が起こるか分からない、と思ってはいるんですよ。

だから、しっかり決めてくれよ~、と半ば緊張半ば平然(を装う)という
精神状態で見るんですが、さすがに今回の失敗を見た瞬間は
呆然と突っ立ったままになってしまいました。

さすがに心の準備が出来ていなかったんでしょう、現状を受け入れられませんでしたね。


エクストラポイントミス、100%LSセントルイスのミスです。

Hラーソンの手に当たっているので取り損ねでもあるんですが、
もし取れてたとしても体が前に突っ込んでしまっているので
セットすら出来なかったことでしょう。

確か、この試合の最初の方でも高めのスナップを投げていたので
この日は安定はしていなかったのでしょう。
その時はラーソンがうまくカバーしてくれたのですが、
逆サイドに投げられたのではどうしようもありませんでした。

というか、WEEK12の@CLE、WEEK14のOAK戦でも
失敗しているので今季3回目なんですよね。すべてKグラハムのミスというよりかは
スナップが悪かったことによるものなので、後半になってきてから崩れてしまっていました。

その悪い流れが一番嫌な場面で出てしまいましたね。

天候は大雪でおそらく手も上手く動かなかったのかもしれませんが、
それは言い訳ですしね、セントルイス自体も寒さの影響はなかったと
言い訳せずに素直に責任を痛感しているようです。

それにしてもあまりにも痛い、痛すぎるミスでした。


しかしながら、セントルイスだけを責めるわけにもいきません。

もちろん一番の責任はセントルイスにありますけど、こんな展開にしてしまった
ベンガルズの試合運びにも問題ありすぎでした。

オフェンスはTO4つ。完全なる自滅です。うまいこと攻めれていたのに生かせませんでした。

ディフェンスは概ねよかったんですけど、パスディフェンス時の反則が多かったり、
後半は積極性が失われたディフェンスになっていたように思います。

ちゃんとプレイできていれば、7点ビハインドで終盤を迎えるなどという展開には
ならずに済んだはずなので、全体としてもミスが目立った試合でしたね。


この試合の前に行われた結果では、JAXもBUFも負けていたので
勝てばプレイオフ確定という願ってもない状況が試合前には出来ていました。

それをものに出来ないようでは、ここぞという時の決め手に欠く感じがしますよね。
まだまだ勝ち方を知らないチームなんでしょう。


しかしながら、プレイオフへの道は閉ざされたわけではありません。
今の段階では他力に頼らざるを得ず、NYJ次第になるわけですが、
もし明日NYJが負けてくれれば、来週はPITに勝ちさえすれば
プレイオフに行けるという目が出てきます。

今日の負けをほぼ帳消しに出来ます。

逆にNYJが勝てば目はほぼなくなるというところまで追い込まれます。

とにかく明日なんです。マンデーナイトでのNYJ@MIA。
ひたすらMIAを応援したいと思います。プレイオフは絶望とは言え、
ホームなんだからきれいに勝ちましょう。頑張れハリントン。

WEEK15@IND 感想版

2006年12月21日 | 【Bengals】試合
・オフェンス

パーマー:14/28(50%)、176y、被サック4、0TD、0INT、Rating69.9

酷い出来でした、というしかないですね。

コルツのパスカバーが良かったってのもありますが、
一番の要因はプレッシャーをパーマーが受けていたということでしょうね。

序盤でいきなりフリーニーからのサックを受け、その後も何度もタックルが届いていたので
ポケット内での落ち着いたプレイが出来ませんでしたね。

ブラインドサイドからフリーニーが詰め寄ってくるイメージが拭いきれなかったのか、
コントロールミスも多かったですし。

3rdダウンコンバージョンが2/11で18%ってのも痛かったです。

被サック4でファンブルも4ですからブラインドサイドからのサックが多かったとはいえ、
もうちょっとボールセキュリティというか危機察知能力も身に着けてもらいたいかな。

一番の問題だったのはOLですけれども。


ルディ:22キャリー79y、3.6アベ

常に劣勢に立ってた割には多いキャリーでしたので、
やはりコルツの弱点は突きたかったんでしょうが、展開が展開だっただけに100yいかず。

チャド:3レシーブ37y
TJ:4レシーブ49y

ともに伸びず。ヘンリーはノーレシーブでした。またも落としまくってましたね。

レシーブヤードでいえば、チームリーダーは彼でした。

ワトソン:3レシーブ56y

46yのスクリーンパスが決まったからですけれども、
それだけでリーダーになれるくらいだったってことですね。

チャドは、足がつって点滴打ちに行ったために参加出来なかったドライブがありました。
チャドが引っ込んでいく場面は今シーズンちょくちょく見る光景ではあったのですが、
オフェンス時に戻ってこれなかったのは初めてでしたね。

おそらく怪我を抱えながら騙し騙しやってるからだと思うので強く言えませんが、
出来ればオフェンスには間に合わせて欲しいところかな。

それと流れを失ったっぽいプレイとして挙げられてるファーストドライブの
チャドのレシーブがチャレンジで覆されたプレイ。
さっさと次のプレイをはじめていればチャレンジはされなかったんだろうけど、
タイムアウトをベンガルズがとったために相手に考える時間を与えてしまったんですよね。

実に悔やまれるタイムアウトになってしまったんですが、
どうもTアンダーソンが怪我したのがあのプレイらしく
サイドラインに戻ってきてしまったのを見たコーチが慌ててとったタイムアウトらしいです。

それでも取らなくても良かったかもしれませんが、OLの柱であるアンダーソンが離脱では
プランを練り直さなくては、と思ったのかもしれませんね。
チャレンジされること(チャレンジが成功すること)など頭から消えていたんでしょう。


・ディフェンス

マニング:29/36(80.6%)282y、被サック1、4TD、0INT、Rating136.3

どうしようもありません。80%オーバーとわ・・・。


先程になりますが、気になったので先週のIND@JAXを見てみました。
JAXがどうやってINDオフェンスを止めたのか。

・・・まあ基本的にはINDの自滅だったので、
今週はちゃんと立て直してきたんだなって感じがしたんですが、
JAXの守備に関してはさほど際立ったディフェンスは敷いてなかったです。

ルイスHCがレイブンスでDCやってる時のLBコーチがデルリオでした。
そんなこともあってか基本的な考え方は一緒のような感じがしました。
(JAXの試合はそれ程マジマジとは見てないのでこの試合くらいかもしれませんが。)

ただ、素人の私でも分かる違った点が2つありました。
1つはCBのクッション。1つはDLの能力差。

ベンガルズのディフェンスは思い切りクッションをとってディープへは走らせないようにしていました。
その証拠として放送でも挙げられてましたがマニングは1回もディープへは放りませんでした。

JAX戦では完全なフリーだったストークリーが取り損ねるというロングパスがあって
あれが決まってたらまた別の展開だったと思うんですが、
ベンガルズはああいったのを警戒したのか、クッションとりまくりでしたね。

その結果、短いパスを次々とヒットされて時間使われた上にTDを与えるという
最悪な結果になるわけですけれども。

TO欲しい場面でもそれに終始していたのはどうよ?とも思いますし、
それならそれでウェインへのTDをただ見てるだけしか出来なかった
ジェイムスもどうよ?って気がしますが。

ディープを警戒していた証拠として控えSケイスビハーンが8タックルしているというのもあります。
対して先発SLBジーンティはタックル0です。ほとんど画面に出てないんじゃないかな。

ほとんどのプレイにおいて4-2-5で守ってたということです。
ニッケルと言っていいのかな?S3人でやってましたよね。

まあこれはこれでいいんでしょう。マデュー、デクスター、ケイスビハーンのSトリオは
強力だと思いますし、3人が揃ったここ数週はよく見かけてもいました。

問題はこれだけ後ろを厚くしてるのにLBはどこにいたんだ?ということ。

RBへのパスとかはもうすごいスペース空いてたりして
楽々ファーストダウンみたいな場面がよくありました。
後ろにはクッション多めのCBとSが3人基本的にはいるわけだから、
ああいったパスには素早く反応するなりするのがLBの仕事ではなかったのかな、と。

先週からMLBはシモンズなんですけど、どうもシモンズが誰かしらにつられていって
あそこのスペース空けてる気がしますね。シーズン序盤でもよくああいったプレイありましたし。
スクランブルにも対応できないくらい空いちゃうんですよね。

シモンズは11タックルしてタックルリーダーでしたが、あまり評価できないでしょうね。

で、DLですがほとんどのケースでブリッツ入れませんでしたので4メンラッシュでしたが、
全くと言っていいほどプレッシャーは与えられていませんでした。

たまに入れるブリッツは完全に読まれていたのでどうしようもなかったのでしょうが、
それでもCBがクッション多く取っているならもっとブリッツ入れてもよかったのではないかな、と。

もう4メンではマニングが楽すぎて後ろに何人配置しようが意味ない状態だったから。

サックは1つ。ロビンソンが記録したんですがロスなしでしたからあまり効果的でもなかったかな。


JAXのディフェンスとは基本似ていると書いたとおり、
INDが本調子ならJAXは攻略出来たと思います。

ただ、JAXの方がアグレッシブだったのは間違いない。
ベンガルズは本当にただディープを警戒していただけで
他はお好きにどうぞ、という感じにすら見えました。

何がしたかったのか未だに理解できないですね。


来週はルーキーQB相手ですが、今度はどうするつもりなのでしょう?
今週みたいな試合だったらDCの首は間違いなく飛びます。
(というか、基本的に続投はやめて欲しいのですが^^)

・スペシャルチーム

Kグラハムは安定していましたね。短い距離ばかりでしたが、キックオフも普通でした。
あとは、唯一TO奪ったのはスペシャルチームでしたね。キルマーがよく詰めてました。


・最後に

ベンガルズとINDはパスオフェンス主導の同タイプのチームです。

それだけに真っ向からぶつかれば負けるだろうな、と感じていました。
ベンガルズはINDが作った道の後ろを歩いている感じなので、
INDの方に一日の長があるのは明白だから。

昨季はノーガードの殴り合いといういかにもな試合になりましたが、
ベンガルズはその試合にホームで負けています。

そして今回はINDホームであって、しかもマンデーナイトでした。

さすがに真っ向からぶつからずに何かしらの策は練ってるだろうと思ったんですよね。

しかし、今回も真っ向勝負に行き、その結果殴り合い負けどころか
大して殴ることすら出来ませんでした。

今回の負けは、そんなノープランで向かっていったことに対する落胆がありますね。
もうちょっと出来ることあったろうに、って感じだわ・・・。

WEEK15@IND 速報版

2006年12月19日 | 【Bengals】試合
参りました;;

何もかにも後手後手にまわってしまい、どうしようもありませんでした。

ああいった戦い方ではやられてしまいますね。

オフェンスでは、Tアンダーソンが怪我してサイドラインに下がってから
ラインが決壊。ウィットワースもフリーニーを抑えられませんでした。

今までの成績はなんだったんだ?彼は。

ディフェンスはマニングに対してまったく策無し状態。

蛇ににらまれた蛙な感じでしたね。


・・・はぁ。


楽に来週を迎えたかったんですが、さすがにそう簡単にはいきませんか。



まあしょうがないと思って切り替えていくしかないですね。

WEEK14vsOAK 感想版

2006年12月12日 | 【Bengals】試合
ファーストドライブでINTされた時はヤバイと実際かなり思いました。
フィールドポジションも自陣からで悪かったし、このまま先制点を奪われたら
相手のペースのままいってしまいそうな感じがあったから。

しかし、相手が1プレイ目でファンブルロストしてくれたおかげでそれも杞憂に終わり、
あとはそのまま27-10で今の実力どおり寄り切ることが出来ました。


パーマー:20/28(71.4%)、297y、被サック0、2TD、3INT、Rating90.0

レイティング90ならまずまずな数字なんでしょう。
どうしても3INTが目立ってしまってイマイチな気がしたんですが、
70%オーバーの成功率と300y弱パスで進めたことを考えると充分かな。

パスディフェンス1位だったチームを相手にしっかりとパスを通すことができるのはさすがかもね。
相手のパスディフェンスを3位まで後退させてやりました^^

3つのINTですが、最初の2つのアソムアのINTはどちらも同じパターンで、
タイミングだけで投げるパスを上手く体を割り込まれて取られたものでした。

1回目はヘンリーが競り合い負け、2回目はチャドがコースに入っていませんでした。
上手くバンプされたのでオプションでチャドが止まったんですけど、
パーマーは投げちゃっててどうしようもありませんでした。
あのタイミングではオプションも何もないでしょうからね。

にしても、アソムアはワンハンドでスーパーキャッチしてたので
アソムアを褒めるべきだとも思います。

3回目はエンドゾーンでの痛いINT。駄目押しの得点が奪えなかった局面でした。
パーマーはポケットから飛び出して走りながらTJに投げたんですが、
完全なターンボールでした。コントロールミスですね。モッタイナイ。


ルディ:30キャリー117y、3.9アベ、2TD、1ファンブルロスト

ランで崩せれば、と思ってましたが上手く実行できました。
ロングは11yと長いのは出なかったのにこの数字ですので、
平均していいキャリーが出来てましたね。

RGウィリアムスがこの試合から復帰だったんですが、その影響もあったのかな。

あとは珍しくファンブルロストがありましたね。
この間500キャリーファンブルなしという記録を作りましたが、
記録は600近くまで伸びてましたかね。残念ながらこの試合でストップ。

しかしながらこの試合で今季1000yラッシュは達成。
2年連続で1400y走っている彼ですので時期的には遅めの達成かもしれないけど、
休まずに1000yラッシュを続けているのには頭が下がります。

・・・来週200y走って帳尻合わせましょう^^


チャド:5レシーブ101y
TJ:8レシーブ118y、1TD
ヘンリー:2レシーブ31y、1TD

ヘンリーはエンドゾーンでは強さを発揮しますが、出番はこれくらいでしたね。
でもこれで7TDですからね、決定力はハンパない。
(チャドも7TD、TJは8TD。レシーブTD数だけなら3人ともリーグトップ10。)

チャドは地味だったけど、何気に100yオーバーなのはさすが。
いまだレシーブヤードではリーグ1位。

そして一番目立ってたのはTJでした。パーマーは困った時はTJに投げるね。
それだけいい場所に彼はポジショニングしているのでしょう。

TJがTD奪ったドライブは圧巻でした。
間に2プレイぐらいノーゲインのプレイがあったんですが、
パーマー→TJのラインで21y、16y、20yと3本だけでTD奪いましたからね。
凄かったです。未だ1000yレシーブがないTJですが今季はいって欲しいですね。

ちなみに、この試合でもTE陣はレシーブなし。
かわりに最近はFBジェレミーが活躍しだしてますね。
あと、ワトソンへのスクリーンパスが上手くいってました。
ベンガルズでスクリーンパスが上手くいってるのはなかなか見れないですからね^^

被サックは0。ノープレッシャーだったわけではないですが、上手く対処してました。
今季初めてかな?被サック0は。OLがちゃんと機能してるって素晴らしいですね。


・ディフェンス

ブルックスのRatingは70.4です。普通に悪い数字ですけど、
3rdダウンで7/14と50%決められてたのでそこまで悪い印象ではなかったです。

モスが2Q早々で怪我して戻ってこなかったんですが、彼がちゃんとやってれば
もっとやられていたかもしれませんね。

ランはトータル45yと完全に抑えました。ジョーダンがいなかったのが大きかったかな。

ランディフェンスはこれで13位になりました。
パスディフェンスはまだ最下位ですが、トータルでは26位と盛り返してきてますね。

あとよくよく考えれば一番大事なカテゴリーを書くのを忘れてましたが、
失点では19.2点でなんとリーグ8位です。
ここ3試合で恐らく急激に順位を上げていていますね、きっと。

INTは2つは欲しかったけど1つどまり。LBシモンズがゲット。
シモンズは先発じゃなかったけど、ほとんど出てましたね。
ミラーはほとんど出番なかったです。

CBジョセフはファンブルフォース&リカバーを成功。
ディフェンスの1プレイ目でTO奪って流れを渡さなかった大きなプレイでした。

サックは4つ。DEギャザース2つ、SジャクソンとSケイスビハーンが1つづつ。
これでギャザースは10.5サックとなりベンガルズでは93年以来の2桁サックを記録。
体重を絞ってスピードを増した分、素晴らしいパスラッシャーになりましたね。
もっと量産していって欲しいところ。逆サイドのスミスは最近ご無沙汰なので
デュオで2桁目指して欲しいですね。

タックルリーダーはルーキーLBジーンディで9つ。
ロスタックルも何個か決めてました。ちょっと怪我がちでしたがここにきて
成長しながら調子を上げてきてる感じがしていいですね。


・スペシャルチーム

4つTOしちゃってるからというのもあるんですが、なんとPラーソン出番無し!!
ホルダーの仕事しかしていません。こんな日もあるんですね。

Kグラハムもエクストラポイントしか出番無し!!

・・・1本ミス!!

大勢に影響ない場面で集中力が欠如していたんでしょうか、今季2本目のミス。
1本目はスナップミスだったかでブロックされたものだったんですが、
今回は完全なグラハムのキックミスでしたね。

正確に正確にいきましょう。



・最後に

今週はベンガルズがちょっと楽をさせてもらってた間に他チームは崩れまくってくれたみたいで
ますますベンガルズに流れがきている感じがしていいですねぇ。

1ヶ月前は3ゲーム前にいたDENは今、ベンガルズの1ゲーム後ろですからね、
何が起こるかわからないものです。

出来ればINDにも勝って貰えればなお良かったんですが、そこまで上手くはいかなかったですか。
INDとは来週当たるので連敗してきてくれても悪くはないですけどね。

とりあえず来週もそんな感じで来てくれればヨシとしますんで、
どうかそのまま立て直さないでくださいね^^

WEEK13vsBAL 感想版

2006年12月09日 | 【Bengals】試合
パーマー:21/32(65.%)234y、被サック2TD1INT0、Rating97.7

4試合連続100オーバーはならず。

序盤はちょっとパスが上ずっていたので心配する場面もありましたが、
チャドとTJがナイスキャッチ連発してくれたのでパスオフェンスは機能してましたね。

ただし、レッドゾーンオフェンスは2シリーズ連続でFG止まり。
やっぱり奥行きが狭くなる分、パスは決めづらくなりますか。


ルディ:16キャリー47y、2.9アベ

このようにランはことごとく止められていたので、上手く組み立てられませんでしたね。

後半に入ると、フリーフリッカーが決まったドライブの後は、
タイムコントロールもありましたがそれほど機能せず。

バレバレのランプレイを出せたら文句ないんだけども
そこはランディフェンス2位のBAL相手ではさすがに無理だったみたい。


TJ:10レシーブ106y、1TD
チャド:8レシーブ91y

ヘンリーもTE陣もノーレシーブ。

1回ヘンリーはエンドゾーンでインターフェアもらえそうなのがあったんですが、
ちょっとパスがアンキャッチャブルっぽかったので取ってもらえませんでしたね。
あとは、ポロポロしちゃって喝!って感じ。
自分の真正面に収まるようなパス以外は取れないですね、彼は。

被サックは2。先週9つ奪ったBALからのプレッシャーからはある程度守れたかな。
しかもその2つ、1つはスクランブル崩れでロスは0yでしたし、
1つはパーマーがLGスタインバックの足に引っかかって自ら転んでしまったものでした。

あんまりオーバーブリッツ試みるプレイも多くなかったと思うんですが、
上手くピックしていたので無理に仕掛けてこさせなかったと考えてもいいかも。
パスするタイミングも早めていたのも大きかったでしょう。


13点目以降のオフェンスは得点できなかったわけですけど、
2回チャンスを逃しています。1つは前述のパーマーがコケたプレイで、
大きく下げられてFGレンジから外れてしまいパントに終わったドライブ。
もう1つは4Q残り4分くらいからの47yFG失敗。

見てるほうからすると、このどっちかはモノにして欲しかった感じがしましたね~。
雨降ってたしね、厳しいコンディションだったとは思いますが。

2TDで逆転されてしまう13点差と2TD+2pt2回共成功しても同点に
追いつくだけの16点差じゃ全然違うと思うので、見てるほうも安心度合が違います。

最後オンサイドキックも大丈夫とは思いながら見てましたが、
あれ決まってたらやばいことになってたかもしれん、と今考えたら思うので
出来ればちゃんと詰めをキチッといって欲しいところ。


・ディフェンス

先週の試合から続いた7Q連続で無失点というのはチームレコード。
111分17秒というのも80年に記録された110分2秒を上回るチームレコードだそうです。

すごいすごい。


・・・けど、何がどうよくなったかと言われれば、よく分からないというのが正直なところ^^

けど、ひねり出して幾つかの要因を考え出してみると、

1.CLEのオフェンスが全然だったのも手伝って無失点に抑えたのを
  自分たちの自信に繋げて勢いに乗った。

2.前回の試合でも開始5分の14点以降はFGのみに抑えているので
  BALのオフェンスもそれほど脅威ではなかった。

3.アダムスの怪我の状態がよくなったことにより、DLが機能しだした。

4.MLBにミラーを起用したのが見事にハマった。

5.DCブレスナハンのプレイコールが功を奏してきた。


大きな要因はやっぱり1の勢いだと思います。
オフェンスがつけた勢いにディフェンスも乗っかった感じがします。

そして、どうやって乗っかったかというとこれは4のミラーの存在かな、と。

自分が考えるに、シモンズが怪我したあとにMLBにブルックスが入ったわけですが
彼は恐らく使い方が限られてたと思うんです。

1試合に17回もブリッツしてたりしてたしね。
プレイブックがまだ染み付いていないのか、パスカバーが下手だからなのか
単調なコールになりすぎな傾向があったと思います。

ランディフェンスは良かったんですけどね。
先発の1、2試合目は10タックルしたりサック挙げたりと活躍してたので
いいんじゃない?なんて思ってたんですが、それ以降はさっぱりな試合が続いていました。

だから本来WLBのミラーにお鉢が廻ってきたと思うんですが、
スピードもミラーの方がありますからどのプレイでも絡めるし、
軽量の割りにあまり当たり負けしてません。
思いもよらず彼が正解だったんですね。

ブレスナハンがやりたいことをちゃんとやってくれるのがミラーだったのではないでしょうか。

シモンズが復帰してきたんですが、ミラー控えに戻していいの?って雰囲気すらあります。
個人的にもミラーがいいな、とまたもやゲンキンなことを思ってしまいますねぇ。


・・・ちょっとMLBの話が長引いてしまいましたが、次はCBの話でも。

ジョセフはチャンスが何度もありながらINTを逃すというもったいない日だったんですが、
マクネアは4Qくらいまでジョセフのいる方ばかりに投げていましたよね。

ベンガルズから見て主に左サイドですね。逆サイドのジェイムスが
それほどきっちりカバーしてたとも思えませんし、見てもいなかったと思うので
やっぱりジェセフを狙ったのかなぁ、なんて思ってしまいます。
だからこそのINTで見せ付けて欲しかったとも思うんですが。

で、4Qになってようやくというかジェイムスが写り始めるんですが、
4thダウンでのパス叩いたのは見事でした。
彼はサイズがあるけどスピードはないタイプなのでああいうのは得意だと思いますよ。
さすがでしたね。TD奪われたのもさほど彼のせいではないと思います。


・スペシャルチーム

なんとPRラトリフが38リターンを披露。びっくりしました。
前の機会では2yロスとかね、相変わらずだったんですけどね、
1発すごいの見せてくれました。ちょっと見直した^^
もっとやってくれ。

相手方ではKR/PRサムズが骨折してしまいました。
彼のリターンは脅威だったんだけど怪我での離脱は複雑でしたね。

で、代わりにPRしたのがアイビーだったんですが、彼はやってしまいましたキャッチミス。
そのボールはキルマーがカバーしてそのままエンドゾーンへ。TD!!!

・・・となるはずが、プレイはリカバーした地点からのベンガルズオフェンス。

完全に「あれ?」って感じでしたが、すぐに情報得て理解出来ました。

ファンブルなら話は別ですが、キャッチミスってのはボールを保持しているわけではないので
リカバーした地点でダウンなんですね。

理解してからだと「なんか聞いたことあるある」って思ったんですが
その場ではもうTDだと信じ込んでいましたわ^^

しかしながらこの試合のTOはこれだけでしたから、大きなプレイだったのは確かでしたね。
(得点に繋げられませんでしたが)

・コーチ

今回はルイスHCはタイムアウトの使い方が上手かった。
前半最後BALが短いFG蹴る場面があったんですが、
常套手段のギリギリタイムアウトで1回目(成功)を無効とし2回目失敗させました。
あんなに上手くいくとは。。KというかLSかHにプレッシャー掛けれてましたかね。

あとは、最後のオンサイドキックの場面。

これも同様にギリギリタイムアウトを敢行。1回目とは別サイドに蹴らせて難なくキャッチ。

ミスキックって感じもしたけど、ベンガルズのブロックが完璧でしたし、
あっち側にPRでキャッチし慣れてるラトリフがいたってことは
ある程度読んでいたのかなとも思います。深読みしすぎかもしれませんがね。


チャレンジ下手やなぁ、という印象のあるルイスHCですが、
この試合はタイムアウトを上手く使ってたのが好印象でした。


・・・あ、この試合でもチャレンジはしっかり失敗してますよ^^:

無茶しよるから。

WEEK13vsBAL 速報版

2006年12月01日 | 【Bengals】試合
今、試合が終わったところです。

いやぁ、いいゲームでした^^

見事、13-7にてBALに勝ちましたよ!!

最後のTDさえなければ2試合連続のシャットダウンゲームだったんですけどね、
さすがにそれは高望みしすぎというものかもしれませんね。

オフェンスのインターフェアだったと思うけど^^

しかしながら4Qの残り1分までは0点だったわけで、
先週から続けて7Q0点に抑えているわけですからディフェンスのおかげだと
ここまでくるといわざるを得ないでしょうね。

素晴らしいディフェンスでした。

特に素晴らしかったのが、DTアダムス、Sジャクソンあたり。
本当はCBジョセフも入れたいんですけどね~。

彼は1つくらいはINTしとかないといけないゲームでした。4回はチャンスあったもの。
それだけいいポジショニングだったということなんですけど、実にもったいない。

・・・もったいなさすぎ!!ディオンサンダースもご不満のようでしたよ。

最後オンサイドキックするまでもなくもっと前の段階で試合決めれてたなぁ。


オフェンスはパスはよかったもののなかなかTDを決めきれない展開が
続いたんですけど、ワトソンへのショベルパスから流れが変わりましたね。

そこからルディ→ジェレミー→フリーフリッカー!!

しびれました^^


このゲームは完全に環境の勝利でしたね。

初のサースデーナイトをホームで行えたことに感謝ですね。
負けられない状況に追い込まれてるベンガルズと負けても
それほど痛くなかったレイブンスのモチベーションの差も大きかったでしょうね。

これで7-5です。

日曜日はカトラーが頑張らないことを祈って・・・^^;

WEEK12@CLE 感想版

2006年11月29日 | 【Bengals】試合
今度の試合は、日本時間では金曜日の朝なので実質明後日か!?

いつも通りゆったりのんびり書くのを遅らせてると間に合わないということなので
ちゃっちゃと書いちゃいましょう。

映像は見れてないけどしょうがないしょうがないしょうがない・・・・。

・オフェンス

パーマー:25/32(78.1%)、275y、被サック2TD3INT1,Rating120.7

相変わらず文句なし。3試合連続でレイティングが120オーバーしています。
シーズンでも99.9となり100オーバーは目の前。
リーグ3位という好成績になってきています。(1位ロモ、2位マニング)

OLにもそれなりに安定感が出てきたのかもしれませんね。

ちなみに、

ライト:2/2(100%)、25y、被サック1、Rating118.8

最後の方には、ライトも出場させれるくらいの試合となりました。
RTもアンダーソン→クーイストラになったりしてある程度休ませることも出来ましたね。

ルディ:25キャリー64y1TD、2.6アベ

ここは完全に止められていました。後半になるとタイムコントロールも絡んでくるので
余計にアベを下げる結果になりました。そんな中でもランを出せれたら理想なんですけどね。

ペリーが2Qで右足を骨折してしまい、併用できなかったのも痛かったかも。
ペリーは手術決定でシーズンアウト。6試合のみの出場となりました。残念。


チャド:7レシーブ、127y
TJ:7レシーブ、79y1TD
ヘンリー:5レシーブ、41y2TD

チャドは160yぐらい稼げば3試合レシーブヤード記録というのを敗れたんですが、
さすがにそこまではいかず。しかしこちらも3試合連続で100yオーバーで
今週もリーグトップをキープ。唯一1000yを突破してます。

TDに関しては、TJとヘンリーで3つ。

ヘンリーの1個目のTDは映像見れましたが、WEEK2でのCLE戦にて
チャドがTDしたのと似たようなパターンでしたね。ナイスキャッチでした。

TE陣は2人あわせて5レシーブ。地味にいい味出してきてるのではないかという気もする。


・ディフェンス

フライ:18/29(62.1%)、186y、被サック4TD0INT4、Rating40.9

もちろんディフェンスは無得点に抑えたわけですから評価に値します。
最下位だったんですからね。これによってトータルディフェンスは31位に上がっています。
トータル最下位はTENに捧げました^^
パスディフェンスはまだ最下位ですけどね。ランディフェンスは19位。

しかしながら、ディフェンスが改善されたのかという問いには恐らくNoと言うべきでしょう。
やっぱりフライの出来が悪すぎたから、という要素が圧倒的に大きかったでしょうから。

WEEK2の試合ではサック0でしたが、この試合では4つ。
前の試合ではモビリティを警戒してかコンテインしまくってましたが、
ATL戦でも失敗していたので今回は普通にプレッシャー重視でいったのではないかな。

ミラー、ランドン、ギャザース、ケイスビハーンが記録。
ランドンのはファンブルフォースもついたんだけどリカバーできず。

他にもマデューがノースカットからファンブルフォースを記録。
この場面ではジャスティンスミスがカバーしてターンオーバー奪っています。

INTは4つ奪いましたが、ジェイムス2つにケイスビハーン2つ。

ジェイムスの2つは映像見れましたが、基本的にフィールドポジションがベンガルズにとってよく、
かつプレッシャーもかけれてたので、その結果INTに繋がったと思われます。
もちろんフライの状況判断が悪かったのはいうまでもありません。

ジェイムスにとっては自分のところにボールがフワフワッと飛んでくるもんだから
実に美味しかったことでしょう。今季のジェイムスは精彩がないと何度か書いてますが、
それを覆すほどの活躍だったというわけではないですね。
今季3INTというのはなかなかですけれども。

ケイスビハーンの2つは見れてませんが、1個目は前半最後のヘイリメイリーパス、
2つ目はラストドライブの無理投げのようですので、どちらもごっつぁん系っぽいですね。

フライさんが出血大サービスデーを催してくれたおかげで、
ケイスビハーンは6INTでリーグトップタイに躍り出ましたよ。素晴らしい。


・スペシャルチーム

ペリーが怪我したあとKRはホルトが担当しました。もちろん後半開始の1回だけ。
28yとまずまずの数字でしょうか。ワトソンという選択肢もあったと思いますが、
まあ彼が出来るのならばそれはそれで問題なし。ファンブルだけはしないでね。


あとは、Kグラハムがエクストラポイントを失敗。キャリア初。
原因はLSセントルイスのスナップが高かった為らしい。
とりあえずは、試合展開に影響ない場面でよかったというしかないかな。


いよいよ今度のサースデーナイトは大一番。
レイブンスにとってはそうでもないかもしれないけど、ベンガルズは絶対負けてはいけない
ホームでのナイトゲーム。勢いに乗ってきたのでこのままぶち当たりたいところなんですけどね、
相手もシャットダウンゲームをしてくれちゃって乗り込んできます。
5連勝中だしね、嫌な敵なのは間違いない。

けど、勝たなければプレイオフの目はほぼ間違いなくなくなるので
頑張っていただきたいところですね。

・・・被サック9とかはやめてね。3つまでは許すから^^