ベンガル虎はツワモノ!?【06-07】

シンシナティ・ベンガルズのファンブログでした。
06-07シーズンの話がメインとなっています。

WEEK17vsPIT 感想版

2007年01月12日 | 【Bengals】試合
え~、もう今季試合がないということになると、自分の中での締め切りというものがなくなるので
すっかりサボってしまいました。感想版です。

今更になりますが、思い出しながらアップ。

・オフェンス

パーマー:20/38(52.6%)、251y、被サック0、TD2、INT0、Rating91.0

思ったよりも悪くないレイティングですね。TOがなかったのが大きいのかな。
しかしながら50%台の成功率ではちょっと厳しい。
4QにTD取るまではパント、パント、パント、FGをはさんで、
またパント、パント、パントですからね。

被サックは0という素晴らしい数字ながらプレッシャーはある程度届いていましたので
OLにも多少の問題もあったのかもしれない。Tジョーンズは途中で下がりましたし。
PITのブリッツを読みきらなければいけないというのは
Cガイチェックの今後の課題として残ることでしょう。

あとはOLに関しては反則が頻発していましたね。
スタインバック、ウィットワース、アンダーソンがそれぞれフォルススタートを記録。
ガイチェックはオフサイドを取りそこねたのが1回。
カウントを間違えてスナップしなかったのが1回。(記録上はパーマーのフォルススタート)
ゴール前で立て続けに起こしたりしてホームでノイズもない環境で
やるようではいけませんでしたね。

それでもパーマーは最後見事なドライブを続けてくれ、逆転ドライブを2度完結し、
最後勝ち越しFGを演出してくれました。
こういった勝負強さを持っているというのは今後心強い限りです。(負けましたけどね;;)


ルディ:13キャリー47y、3.6アベ

ランは止められてましたね。ロングも9yです。
今季前半の試合でも止められてましたし、ランが出ないと苦しいですねぇ。

ランはルディだけという環境だけでは怖くないんだろうね、バリエーションに欠けるから。

ヘンリー:4レシーブ124y、1TD
チャド:4レシーブ53y
TJ:4レシーブ44y

チャドがまたもダブルカバーされていたような感じであまり目立たず。
TJもハードヒットされたりして精彩を欠いていたかな。

けど、ヘンリーがここぞという時に働いてくれちゃいました。
66yTDや最後の47yパスレシーブ、スチュワートがTD取ったドライブでは
大きいパスインターフェアをもらうプレイもありました。

使える局面は少ないもののハマれば大きいビッグプレイメイカーなのは事実。
とにかくおとなしくオフを過ごして欲しいということだけ。

今季ベンガルズ最後のTDを取ったのはTEスチュワート。
脇の中の脇が意外と働きますね、最後。
TE陣はケリーが1つなので、これで2つ目ですね。

あのボールを叩きつけるようで叩き付けなかったセレブレーションだけは
拍子抜けで気持ち悪かったです。それだけ^^;


・ディフェンス

パーカー:37キャリー134y、3.6アベ

この数字に尽きるのではなかろうか。

37キャリーもするとさすがにアベは下がるのでしょうが、
これだけキャリーさせてはいけなかったですね、今季のPIT相手には。

ランを止めてこそロスリスバーガーの無茶投げを誘発できるというものなので、
まずはここが止められなかったのは痛かったですね。

今季前半も同様な状況だったので、その時にも書いた気がするんですが、
オープンに走られるならまだしも真ん中をするりと抜けられちゃってたんですよね。

LB陣がギャップ埋めきれてなかったですね。
もしくはパスディフェンスに重きを置いていたか。

ボール保持時間がPITで40分、ベンガルズが20分ですからね。
よくこんな数字でOTまでいけたな、くらいの数字ですよ、もう。


サックは1つ。スミスとケイスビハーンが0.5ずつ記録。

INTはジェイムスが記録。最後ホームズにかわされてTDを献上してしまったりして
やっぱり評価は出来にくいですが、ちゃんとINTは稼いでいきましたね。

あとランドンが7タックルを記録し100タックルオーバー。
怪我人が相次いだLB陣において全試合先発出場は見事。
この試合でも一旦足首の怪我で下がったんですけどね、
無理したんでしょうけど戻ってきてくれるんですよね。
そういったのが今季2、3回ありましたね。鉄人ランドンの称号を与えようかな。

あとパーカーに対してのファンブルフォースもランドンの仕事。
個人的にはエンドゾーンに入ったあとにこぼしたように見えたので
TOになるとは思ってなかったんですけど、よく見たら見事にFFしていてTO成立。
本当に大きいプレーとなりましたね。


・スペシャルチーム

Kグラハムはまあそういったこともあるよな、という感じかなぁ。今思い返してみると。
彼は蹴った瞬間は成功を確信したような表情をしているんですが、
いつもと蹴り方が微妙に違ったんでしょう、すごいスライスボールとなってしまっていました。

とにかくこの経験を糧により精神的にタフになってもらいたい、としか言えないね。

あと地味に特筆したいのはPラーソンの成績。6回50.3yアベ、ロング64y。
64yパントは完全にラッキーバウンドだったし、序盤はもう先週の鬱憤を晴らすかのように
飛ばしまくってタッチバック連発していましたので、言うほどでもないかな、と
若干思いますが、相手Pガ-ドッキが4回36yアベだったのを考えると
フィールドポジションの面では明らかに有利に働いていたので、
いい仕事していましたよ、ということを書きたかったというだけ。


・最後に

PITは本当に余計なことをしてくれたな、と思わずにはいられない試合となりました。
来年は新HCらしいですが、長期政権にならないよう2つ勝って叩き潰して
低迷期の幕開けにしてやります。覚えておきやがれ、という心境です。

ベンガルズは、怪我が多かったシーズンでしたが、まさしく怪我の功名で
層の底上げという点においては来季期待の持てる感じにはなったのではないかな、と。

爆発的なオフェンスが引っ張って、ディフェンスがTO奪って止めを刺す。
そんな試合を来季たくさん見たいものですね。


最新の画像もっと見る