ベンガル虎はツワモノ!?【06-07】

シンシナティ・ベンガルズのファンブログでした。
06-07シーズンの話がメインとなっています。

WEEK13vsBAL 感想版

2006年12月09日 | 【Bengals】試合
パーマー:21/32(65.%)234y、被サック2TD1INT0、Rating97.7

4試合連続100オーバーはならず。

序盤はちょっとパスが上ずっていたので心配する場面もありましたが、
チャドとTJがナイスキャッチ連発してくれたのでパスオフェンスは機能してましたね。

ただし、レッドゾーンオフェンスは2シリーズ連続でFG止まり。
やっぱり奥行きが狭くなる分、パスは決めづらくなりますか。


ルディ:16キャリー47y、2.9アベ

このようにランはことごとく止められていたので、上手く組み立てられませんでしたね。

後半に入ると、フリーフリッカーが決まったドライブの後は、
タイムコントロールもありましたがそれほど機能せず。

バレバレのランプレイを出せたら文句ないんだけども
そこはランディフェンス2位のBAL相手ではさすがに無理だったみたい。


TJ:10レシーブ106y、1TD
チャド:8レシーブ91y

ヘンリーもTE陣もノーレシーブ。

1回ヘンリーはエンドゾーンでインターフェアもらえそうなのがあったんですが、
ちょっとパスがアンキャッチャブルっぽかったので取ってもらえませんでしたね。
あとは、ポロポロしちゃって喝!って感じ。
自分の真正面に収まるようなパス以外は取れないですね、彼は。

被サックは2。先週9つ奪ったBALからのプレッシャーからはある程度守れたかな。
しかもその2つ、1つはスクランブル崩れでロスは0yでしたし、
1つはパーマーがLGスタインバックの足に引っかかって自ら転んでしまったものでした。

あんまりオーバーブリッツ試みるプレイも多くなかったと思うんですが、
上手くピックしていたので無理に仕掛けてこさせなかったと考えてもいいかも。
パスするタイミングも早めていたのも大きかったでしょう。


13点目以降のオフェンスは得点できなかったわけですけど、
2回チャンスを逃しています。1つは前述のパーマーがコケたプレイで、
大きく下げられてFGレンジから外れてしまいパントに終わったドライブ。
もう1つは4Q残り4分くらいからの47yFG失敗。

見てるほうからすると、このどっちかはモノにして欲しかった感じがしましたね~。
雨降ってたしね、厳しいコンディションだったとは思いますが。

2TDで逆転されてしまう13点差と2TD+2pt2回共成功しても同点に
追いつくだけの16点差じゃ全然違うと思うので、見てるほうも安心度合が違います。

最後オンサイドキックも大丈夫とは思いながら見てましたが、
あれ決まってたらやばいことになってたかもしれん、と今考えたら思うので
出来ればちゃんと詰めをキチッといって欲しいところ。


・ディフェンス

先週の試合から続いた7Q連続で無失点というのはチームレコード。
111分17秒というのも80年に記録された110分2秒を上回るチームレコードだそうです。

すごいすごい。


・・・けど、何がどうよくなったかと言われれば、よく分からないというのが正直なところ^^

けど、ひねり出して幾つかの要因を考え出してみると、

1.CLEのオフェンスが全然だったのも手伝って無失点に抑えたのを
  自分たちの自信に繋げて勢いに乗った。

2.前回の試合でも開始5分の14点以降はFGのみに抑えているので
  BALのオフェンスもそれほど脅威ではなかった。

3.アダムスの怪我の状態がよくなったことにより、DLが機能しだした。

4.MLBにミラーを起用したのが見事にハマった。

5.DCブレスナハンのプレイコールが功を奏してきた。


大きな要因はやっぱり1の勢いだと思います。
オフェンスがつけた勢いにディフェンスも乗っかった感じがします。

そして、どうやって乗っかったかというとこれは4のミラーの存在かな、と。

自分が考えるに、シモンズが怪我したあとにMLBにブルックスが入ったわけですが
彼は恐らく使い方が限られてたと思うんです。

1試合に17回もブリッツしてたりしてたしね。
プレイブックがまだ染み付いていないのか、パスカバーが下手だからなのか
単調なコールになりすぎな傾向があったと思います。

ランディフェンスは良かったんですけどね。
先発の1、2試合目は10タックルしたりサック挙げたりと活躍してたので
いいんじゃない?なんて思ってたんですが、それ以降はさっぱりな試合が続いていました。

だから本来WLBのミラーにお鉢が廻ってきたと思うんですが、
スピードもミラーの方がありますからどのプレイでも絡めるし、
軽量の割りにあまり当たり負けしてません。
思いもよらず彼が正解だったんですね。

ブレスナハンがやりたいことをちゃんとやってくれるのがミラーだったのではないでしょうか。

シモンズが復帰してきたんですが、ミラー控えに戻していいの?って雰囲気すらあります。
個人的にもミラーがいいな、とまたもやゲンキンなことを思ってしまいますねぇ。


・・・ちょっとMLBの話が長引いてしまいましたが、次はCBの話でも。

ジョセフはチャンスが何度もありながらINTを逃すというもったいない日だったんですが、
マクネアは4Qくらいまでジョセフのいる方ばかりに投げていましたよね。

ベンガルズから見て主に左サイドですね。逆サイドのジェイムスが
それほどきっちりカバーしてたとも思えませんし、見てもいなかったと思うので
やっぱりジェセフを狙ったのかなぁ、なんて思ってしまいます。
だからこそのINTで見せ付けて欲しかったとも思うんですが。

で、4Qになってようやくというかジェイムスが写り始めるんですが、
4thダウンでのパス叩いたのは見事でした。
彼はサイズがあるけどスピードはないタイプなのでああいうのは得意だと思いますよ。
さすがでしたね。TD奪われたのもさほど彼のせいではないと思います。


・スペシャルチーム

なんとPRラトリフが38リターンを披露。びっくりしました。
前の機会では2yロスとかね、相変わらずだったんですけどね、
1発すごいの見せてくれました。ちょっと見直した^^
もっとやってくれ。

相手方ではKR/PRサムズが骨折してしまいました。
彼のリターンは脅威だったんだけど怪我での離脱は複雑でしたね。

で、代わりにPRしたのがアイビーだったんですが、彼はやってしまいましたキャッチミス。
そのボールはキルマーがカバーしてそのままエンドゾーンへ。TD!!!

・・・となるはずが、プレイはリカバーした地点からのベンガルズオフェンス。

完全に「あれ?」って感じでしたが、すぐに情報得て理解出来ました。

ファンブルなら話は別ですが、キャッチミスってのはボールを保持しているわけではないので
リカバーした地点でダウンなんですね。

理解してからだと「なんか聞いたことあるある」って思ったんですが
その場ではもうTDだと信じ込んでいましたわ^^

しかしながらこの試合のTOはこれだけでしたから、大きなプレイだったのは確かでしたね。
(得点に繋げられませんでしたが)

・コーチ

今回はルイスHCはタイムアウトの使い方が上手かった。
前半最後BALが短いFG蹴る場面があったんですが、
常套手段のギリギリタイムアウトで1回目(成功)を無効とし2回目失敗させました。
あんなに上手くいくとは。。KというかLSかHにプレッシャー掛けれてましたかね。

あとは、最後のオンサイドキックの場面。

これも同様にギリギリタイムアウトを敢行。1回目とは別サイドに蹴らせて難なくキャッチ。

ミスキックって感じもしたけど、ベンガルズのブロックが完璧でしたし、
あっち側にPRでキャッチし慣れてるラトリフがいたってことは
ある程度読んでいたのかなとも思います。深読みしすぎかもしれませんがね。


チャレンジ下手やなぁ、という印象のあるルイスHCですが、
この試合はタイムアウトを上手く使ってたのが好印象でした。


・・・あ、この試合でもチャレンジはしっかり失敗してますよ^^:

無茶しよるから。


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