ヴァイオリン ~ 雑音ラプソディ ~

50代後半になって突然始めたヴァイオリン。
ヴァイオリンやピアノなど
音楽に関することを綴っていきます。

思いもよらぬ怪我でレッスンを休む

2021-01-24 | その他
ほぼ皆勤賞並みに休まずレッスンに通っていたのですが、今月2回目のレッスン(先週末)を、休んでしまいました。
前日に家の中で足を捻挫し、立っているのは疎か、とてもバイオリンケースを背負って歩けるような状態ではありません。
翌朝、家族に車で整形外科へ連れて行ってもらい、固定バンドを装着されて、4〜5日は安静にと言われました。
なんで家の中で捻挫?と思われるでしょうが、別に段差に躓いたとか、家具に足をぶつけたとかではありません。

こんなことをする人は稀だと思いますが、在宅ワーク中に疲れて、椅子の上で片足だけ曲げて座っていました。ちょっと物を取ろうと立ち上がり、普通に足を一歩踏み出すと、途端に、片足が感覚麻痺で勝手によじれ、そこに体重がかかり捻挫してしまいました、というとても稀な恥ずかしいケースです。
立ち上がった時は痺れは全く感じず、コケた瞬間に痺れと痛みが同時にやってきて最悪な状況に!
今回は音楽には全く関係ない話でした。😊
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年の初レッスンはスズキ第5巻、バッハのガヴォットから

2021-01-18 | ヴァイオリン
年が明けてスズキの教本第5巻のレッスンが始まりました。第4巻に掲載の曲とは少し雰囲気が違いますが、私の好きな曲も入っているので、少しワクワクしています。

最初の曲は、バッハの無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調の5番目の曲「ガヴォット」のレッスンです。
バッハの無伴奏チェロ組曲は6曲存在していて、チェロ独奏用の練習曲として扱われ長く忘れられていたそうですが、後に、チェリストのパブロ・カザルスが再発見し、バッハの作品として高く評価されるようになったということです。

さて、そのガヴォットのレッスン(1週間前でしたが)、一日目は譜読みです。
単純に上の音だけ弾いていけば簡単なのですが、この教則本の楽譜では、括弧書きしてある音を一緒に弾いて重音にしなければなりません。きれいな重音になるとバロックらしい響きになります。
ただ、A線とE線の同じ位置の音を抑えて重音にするところや、半音上を小指で抑える重音のところで躓いています(赤い枠の部分) 。
同じ位置だと2弦を一本の指で押さえるのですが、力の弱い薬指だと結構大変で、指の長い人は指を寝かせれば何てことはないと思いますが、私はそういうわけにいかず…
押さえ方や力加減が少しでもズレると、ホントに汚い音に。

ヴァイオリンを構える角度、手の角度等によって、指の動きや柔軟性、力の入り方が変化するので、肘を動かしたり、指を立てたり寝かしたり、ああでもないこうでもないといろいろやっています。😅 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

弓の毛替えと練習初め

2021-01-03 | ヴァイオリン
明けましておめでとうございます。💛
本年もtocalamusicaのBlogをよろしくお願い致します。

昨日の朝、貸しスタジオで初練習をしてきました。スタジオはうれしいことに年中無休です。
レッスンが始まるまでに、新しくなった弓を弦に馴染ませながら、スズキ教本の第5巻の第1曲目のバッハのガヴォットの予習練習です。


昨年末最後のレッスン後に、弓の毛を交換しに出かけました。
昨3月、ヴァイオリンを買った店へ弦の交換ついでに毛替えの相談に行きましたら、弓を1週間預けなくてはいけないと言われ、それを先生に相談すると、先生が利用している秋葉原のS楽器店で、予約をすればその日に替えてくれると教えて頂いていたのですが、3月といえばヨーロッパからのコロナが入り始めた頃。音楽教室も休校になり、秋葉原まで行くのはと躊躇しているうちに、4月に緊急事態宣言発令でそれっきり。
その時はまだ弓の状態は大丈夫そうだったのですが、ザイツの重音練習をガリガリやっているうちに毛が一本抜け、秋になりヴィヴァルディを弾いているうちに弓が滑りやすくなり、調子が悪そうなのがわかってきました。
ちょうどスズキ教本第4巻が終わり、新年は第5巻に入るし、もう中級だし、毛替えせずに2年も使い続けている、ということを考えて、遠出するのは嫌だけど、いよいろ毛替えをしようと決断。
後から知ったことですが、1年間毛替えをしていないと、カビが生えることがあるのだそうです。幸い、私のはそれはなかったようですが…
湿度の変わり目となる半年ごとに替えるのが理想的だそうです。

毛替えは1時間以上かかるため、秋葉原へ行っても不案内で時間を潰す場所を思いつかず、同じ楽器店の横浜店で頼むことにし、待ち時間をそごう美術館へ行って過ごしました。1月24日までミレー、コローなどの印象派の流れ展をやっています。なんと、コロナ禍でほとんど遠出をしていなかった私は、昨年中に絵画展へ行ったのはその一回だけ。
美術館はガラガラでしたが、そこへ行くまでの横浜駅地下街では、買い物客や若者の往来が激しくて、怖かった…。クリスマス前ということもありましたが、渋谷や新宿はこの倍だったろうと考えたら、もう出て行けません。年末の都内感染者数1337人ですからね。

毛替えに戻りますが、頼む前は、弓の毛は馬の尻尾の毛ということ以外の知識はなく、単純に一番安いスタンダードで良いと考えていたのですが、そんな決め方ではいけないことがわかりました。
リペアマンに、まず、どの馬の毛にしますか?と聞かれ、価格別のリストを見せられましたが、どれがどう違うのか全くわかりません、と答えると、どこどこの産地の毛で毛質がどうのこうのと説明するのですが、初めてなので自分にはどれが合っているのかわかりません、と私。

聞いたことと、後で調べたことをまとめると、違いはこうです。(価格帯順)
・スタンダード: 内モンゴル産の馬の毛で、原毛の長さが短く、均一の太さで長さが取れないため、先細りした毛先部分が混ざっている。松脂がつきやすい。子供用、初級者や練習向け
・デラックス: 内モンゴル産の馬の毛でも最良質のもの。原毛の長さはスタンダードよりも長く、均一の太さの毛を長く取れる。弦への引っ掛かりがあり、アップボウで弦が食いつきやすい。中級者向け
・シベリア産: きめ細かな直毛で、コシが強く優美な音色、滑らかな弾き心地
・カナダ産: モンゴル産と比べるとサラサラヘアー。指通りが滑らかで繊細な音色、弦への引っ掛かりもよく、表現がしやすい。人気がある。
・スペシャル: 外モンゴル産の馬の毛で、原毛は長く太くしっかりしている。均一の太さの毛をより長く取れる。弦への吸いつきがよく、滑らかな弾き心地で、ピアニシモでも音の芯を捉えやすい一方、音量感がある。発表会や演奏会向け
・イタリア産: 最高級。音量感と操作性のバランスが優れている。プロ向け

価格帯はデラックスからカナダ産までそんなに差もなく高いので、結局、私は弦への引っ掛かりという点を重視して、モンゴル産のデラックスにしてみました。違いが分かるほどのレベルではないのですが、前に使っていたのと比べると毛質は柔らかで、若干音量が大きくなり、ミュートを使っても音が大きく聞こえます。
すでに松脂をいっぱい付けて、一週間以上弾いて馴染ませているのですが、松脂の付け方にムラが出ているのか、曲によってE線に弦に引っ掛からず、音が消えてしまうのはどうしたものか...



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする