ヴァイオリン ~ 雑音ラプソディ ~

50代後半になって突然始めたヴァイオリン。
ヴァイオリンやピアノなど
音楽に関することを綴っていきます。

出光音楽賞ガラコン 藤田真央の弾き振り

2021-09-25 | クラシック音楽
今朝のテレビ朝日の「題名のない音楽会」で、2019年の出光音楽賞受賞者のガラコンサートの模様が放送されました。
昨年行われる予定だったところが、今年の8月に延期され、東京オペラシティにて無観客で開催された時のものです。

受賞者は、
ヴァイオリン: 服部百音
チェロ: 佐藤晴真
ピアノ: 藤田真央

披露した曲はそれぞれ、
ヴァイオリン: タルティーニ作曲 ソナタ・悪魔のトリルより
チェロ: チャイコフスキー作曲 ロココ風の主題による変奏曲より
ピアノ: モーツァルト作曲 ピアノ協奏曲第24番第1楽章より

藤田真央くんの演奏では、ピアノがオケに向かい合うように配置され、演奏が始まると、ピアノ演奏の合間に腕を上げて指揮をし始めました。
珍しい、ピアニストの弾き振り。
真央くんはいつも楽しそうに演奏しますが、指揮もなかなか様になっていて、本人も嬉しそうでした。

下は番組のHPです。
動画はありませんが、3人の演奏の一部を聴くことができます。

"題名のない音楽会|テレビ朝日" https://www.tv-asahi.co.jp/daimei_2017/sphone/Broadcast/?pid=0300


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5ベージの楽譜を譜面台に載せる

2021-09-18 | ヴァイオリン
バッハのドッペルの楽譜は、第1と第2バイオリンのパートが併載されているので、ページ数がその分増えて、5ページに亘っています。
レッスンで先生と合奏する時に、譜めくりしなくて済むように5ページをコピーしてテープで繋ぎました。
ピアノの譜面台ならこの状態て拡げられるのですが、バイオリンや他の楽器で使う脚付き譜面台には通常2ページ〜3ページ、固い台紙を付ければマックス4ページ行けるか、というところですが、流石に5ページは無理。


ということで、途中で折って、手が離せるタイミングでめくることにしました。
そのタイミングが、3ページ目のこの黄色いラインの3小節。第2バイオリンがソロ演奏になるので、めくるチャンスです。
クリアファイルを切り裂いて山折りにして、それに2ページ目と3ページ目だけをホッチキスで留めてあります。

弾き始めは、最初の3ページだけを出しておきます。

3ページ目の第2バイオリンのソロが始まったらすかさず、クリアファイルでできた山を摘んで、後ろのページを拡げ、最初の2ページを畳んでしまいます。
これで、途中で停まることなく無事に完走、ではなく完奏できました。
全ての曲に適用できるわけではないので、譜めくりできない時はできるだけ暗譜した方がよさそうです…。
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8月レッスン: バッハのドッペル & 帰りにワクチン接種

2021-09-07 | ヴァイオリン
7月末にヴェラチーニのジーグが終わり、スズキ第5巻最終曲のバッハのドッペルの第1ヴァイオリンのレッスンに入りました。
昨年スズキの第4巻で、これの第2ヴァイオリンを習いましたが、楽譜に第1ヴァイオリンの譜面が出ていないので、どこを弾いているのかわからない先生のメロディーに、暴走気味になるのを必死に抑えながら付いて行った難易度高めのヴァイオリン二重奏です。
一方、第5巻には第1と第2の両方の譜面が掲載されているので、相手のメロディーや速さを確認しながら弾けるので、やっぱり相手の譜面も必要ですね。
(第4巻の第1ヴァイオリンのレッスンについては、昨年の12月の投稿をご覧ください。)

8月第1週のレッスンでは、まだ上手く弾けていないのに、第2と合わせて弾いてみましょうと言われ、初めて合奏の試奏です。
先生の第2ヴァイオリンが先に弾き始めます。
ボーォンととても良い響きがします。先生が今までレッスンで使っていたヴァイオリンとは違うのか、あまりに良い響きだったので、聴き惚れて自分が入るところを忘れそうでした。きっとコンサート用に使っているものかもしれません。

その日は合奏をするとは思わなかったので、楽譜の譜めくりにもたついて、めくる度に置いて行かれましたが、譜面で第2がどこを弾いているのか確認しながらすぐに追いつきます。
試奏でしたが、なんとか速度も合わせられたし、やっぱりレッスンでの合奏は全パートの譜面があった方が良いです。ページ数が増えてしまうけど…
次回のレッスンのために、譜めくりしなくてよいように5ページの譜面をコピーして、つなぎ合わせて準備していきます。

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 

その日は、帰宅後、1回目のワクチン接種へ。
次の週のレッスンがお休みでしたので、腕が上がらなくなっても問題ないと思ってその日にしたのですが、針を刺したときにすでに結構痛かったのですが、痛みはそのままの強さで、腕が上がらないほどではありませんでした。音楽家の方々は大体この腕の痛みを心配されるようですね。

然し、その晩夜中から酷い頭痛に襲われ、翌朝は吐き気が伴い薬も飲めず、10時間苦しみ続け、やっと薬が飲めるようになり回復に向かいました。












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7月のレッスン:ヴェラチーニのソナタ 二短調「ジーグ」

2021-09-01 | ヴァイオリン
もう8月も終わってしまいましたが、この夏は自粛生活中にも拘らず、あれこれ頼まれごとが増えて放置していた、書きかけのブログを順番に書き上げることにしましたので、しばらくはレッスン回顧録ということで続けていきます。

7月の下旬にスズキ第5巻の6番目の曲、17-18世紀のイタリアの作曲家、F.M.ヴェラチーニのジーグのレッスンに入り、2週目でクリアしました。軽快で弾きやすい曲です。

ジーグって何でしょうね。調べてみると、
15世紀~17世紀にヨーロッパ各地で流行した民族舞踊の曲を、17世紀に楽章にして組み合わせて作られたバロック組曲の一つということがわかりました。
それを構成する楽章には主に次の4つの舞曲が取り入れられています。
1.アルマンド(15-16世紀頃ドイツの民族舞踊が起源とされる、緩やかな舞曲)
2.クーラント(16世紀フランスやイタリアが発祥の軽快な舞曲)
3.サラバンド(16世紀のスペインの速く奔放な踊りが発祥であったが、後にフランスで流行した時には、ローテンポの優雅な踊りに変化していた舞曲)
4.ジーグ(15-16世紀アイルランドや英国で流行した民族舞踊を起源とする軽快で躍動的な舞曲)

17世紀中頃には、この4つの舞曲を組み入れることが、所謂バロックの「組曲」のスタイルとなったそうです。作曲家の作品によって、メヌエット、ガヴォット、ブーレ等の他の舞曲も加えられていたということで、今までこれらは単独の曲と思っていましたが、いろいろな舞曲で構成される組曲の一部だったのですね。目から鱗です。

今回のヴェラチーニの「ジーグ」、12/8拍子の軽快なこのようなバロックの舞曲です。


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