ヴァイオリン ~ 雑音ラプソディ ~

50代後半になって突然始めたヴァイオリン。
ヴァイオリンやピアノなど
音楽に関することを綴っていきます。

ショパン:見逃してしまった優勝者の演奏

2021-10-21 | ピアノ
ショパン国際コンクールの結果発表に約3時間待たされ、遂に受賞者発表。
優勝者の名前を聞いて驚きました。
想定外。

2次予選も3次予選も、最終グループの最終演奏者。
演奏時間も日本の深夜の時間帯。後から最終グループの録画を見ようとするも、すでに次のステージへの通過者が発表されるため、最後まで視聴している暇がありませんでした。

ブルース・リウさん(Mr. Bruce (Xiaoyu) Liu)
フランス・パリ生まれ、カナダ国籍、24歳

ファイナルの結果発表を待っている間、コンテスタント12名が集まって、雑談トークをしていた間に、リウさんはジムへ行って体を鍛えているという話をしていました。

今回も、ファイナルの演奏を聴く前、受賞者の発表を待っている間、最終グループの最初の方から録画演奏を聴いていたのですが、最後まで到達しないうちに発表。完全に出遅れました。
もしかしたら2次、3次の審査過程ですでに上位に揚がっていたのかもしれません。

そのリウさんのファイナル演奏をさっき聴きましたが、2次、3次の演奏も聴いておかなければなりません。事前に聴けていなかったことを後悔しています。
指のテクニックが優れていて、軽快なメロディーは飛び跳ねるように華やか、高音部からの流れるようなパッセージも美しい。抑揚を上手く使い分けて、ドラマチック&ダイナミックに仕上げて行きます。細かく聴いているとすごい技術力です。

第三楽章のフィナーレ、リウさんがピアノから手を離した瞬間、まだオーケストラの演奏が数小節残っているのに、観客が待ちきれず立ち上がって拍手と歓声の嵐。
反田さんの時と同じリアクションです。
然し、この拍手がいつまでたっても止まらず、指揮者のボレイコさんがピアノのフタを閉じて終わらせます。
最後の最後の演奏だから、オーケストラに対する賞賛もあるのかもしれませんね。

今回はレベルが高すぎて、審査に難航したようですね。
10/21(日本時間10/22 02:00)からの受賞者コンサートが楽しみです。


2位受賞の反田恭平さんと並ぶブルース・リウさん(右)



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (tkgmzt2902)
2021-10-21 14:23:11
受賞者コンサートの情報、ありがとうございます。
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Unknown (tocalamusica)
2021-10-21 14:37:59
tkgmzt2902さん、私の方こそ、初めは反田恭平さんのことをよく知らなかったのに、tkgmzt2902さんから教えて頂いたのです。素晴らしいピアニストです。
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Unknown (tocalamusica)
2021-10-21 16:05:37
tkgmzt2902さん、受賞者コンサートは3日間続きます。私の次の投稿をご覧ください。
返信する

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