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パラグライダーの練習記録と日々のもろもろ

収穫の多い一日であった。

2007年03月03日 | パラグライダー
朝、箱根を登っていくと山頂付近だけ曇り。
弱い東風で裏へ登るとBパイロンが見えないほどのガス。

立ち上げも出来ないので、キャノピーのラインチェックをしてみると、BとDラインでキャノピー手前コードが3箇所被服が剥けていた。
1年半、引きずり・藪に突っ込み・木に掛け、ちょうど良いチェックのタイミングだったみたい。校長が裏やぐらに到着後早速ラインを注文する。

裏ではぶっ飛び程度の風がたまに入る程度で、校長に見て貰いながらグラハン練習をして、2点の指摘を受ける。
1.前を向く時に手が下がる
2.弱い風の時の当て舵の量が足りない

あとはクロスの立ち上げ時に、左翼のブレークを離すタイミングが早すぎて、立ち上がりきらなかったときの対応が遅れているように思った。

そんなこんなで3時頃からようやく西が入り始め、山頂に移動するも弱い。
しばらく待つと、しっかりとした風が入り始め、ようやく飛び始める
何度か上段ー山頂の往復をすると、校長から「ターンが3回に分かれている、しっかり一回で曲がれ」との指摘があり、それが直ったら楽にソアリングが出来るようになった。
その後風が強くなり、閉局前に一本飛んで終了。

収穫の多い一日で、校長の指摘が的確で感動した。



帰宅後、注文したラインのチェックのためキャノピーのマニュアルを初めて、読んでみた。
『最大滑空比はブレークコードを一杯緩めたときである。最小シンクレートを得るためにはブレークコードをプリーから15cm引っ張ったときである。』
明日機会があれば、最小シンクレートを試してみようと思う。