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皇居外濠 九段下牛ヶ渕が見事に自然再生

2005-03-03 21:26:01 | 都内で生活する水鳥や蝶などの虫たちの現況
皇居のお濠など、閉じられた湖沼や沼や、濠冬期湛水水田での自然再生の急務は、最もやっかいな存在である、ソウギョの排除が急務だと思います

 環境省東京公園事務所が主体となって、都内皇居外濠一つ、九段下牛ヶ淵濠を開堀したのは最近です。
 主な目的は外来種の排除試験と聞いています。オオクチバス、ブルーギル等に混じってソウギョの排除を行ったそうです。

 その結果、豊富な湧き水のある希有な場所であることも幸いして、何十年ぶりか、ヒシをはじめ、多様な沈水、浮揚水草が大量に発生しました。
 夏の期間、3番のカイツブリが繁殖に成功し、秋から春にかけて、大変な数の群が渡来・越冬しています。

 沈水水草の越冬芽を食するホシハジロが急増し、2枚貝が好きなキンクロハジロ、浮揚植物を食するヒドリガモが激増し、オナガガモも複数羽、さらにオカヨシガモやヨシガモまでもが渡来し、前からいるハシビロガモも減少しましたがしっかりと。
 そばらしい、自然再生のモデルとして、これから存在価値を大いに高めることに感じています。
 ソウギョは、昭和30年代後半に、秋の水草の排出が大変なことから、皇居の濠全部を対象に放魚されたとのことでした。ソウギョの排除が、今回の主な動機の一つと環境省側の担当官から聞いたことがあります
 

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