それでなくても最近はWindowsなどのPCは逆にどんどん複雑になって素人では使えない代物に感じる。
ミニサイズiPadやkindleなどのタブレットは高齢者向きと考えているが、今の日本での運用環境を考えると、お年寄りが利用するには敷居の高いこと高いこと。周辺を見回して使えこなせる方は誰かと考えると、ほんと限られた少数の方々のみ。スマホやタブレットは、高年齢層には使ってビジネスやゲームなどでも使いこなすには厳しすぎる環境になってしまった感じです。
iPhoneやスマホは若い者向き、なにせ70才を超すと文字入力は目がしょぼしょぼで小さすぎて読めない。電話番号のテンキー入力は大丈夫だが、文字入力は入力の半分が文字の入力ミス。キーボードも見出し文字も、あまりに小さすぎる。すべてに操作環境が難しくなりすぎている、とてもじゃないが素直に反応してくれない。
たよりのマニュアルが紙媒体では早くもなくなってしまっていて、電子出版化されてしまっているようです。この電子マニュアルが、しかも素っ気のない英語だらけ。利用できないので途方に暮れる方々ばかり
年を取ると記憶力の落ち込みは年相応としても苦悩だ。最近は今までの長い付き合いのある年寄りたちとの付き合いは、現実、FAXどまりが圧倒的。メールで躓き、PCはすべて話の段階でストップそしてパス。最近は孫や娘、息子たちもスマートホンやタブレットの話はともかくPCやメール対応での協力がまるで通じなくなってきた。
70歳を超した年寄りの視点で見ると、スマホまでは携帯電話として取り込まれるが、実際に生活の中でタブレットはまるで相手から反応がない。はなから話が通じない。興味はあるが、今までの経験から使えない物として使用をあきらめている感じ。
twitterやfacebookまでも同様。いままでPCでの何とか勉強してという感覚でもない。これは大問題だ。関心を失っている。どうすべきか悩む。
文芸書の一番のお客様であるべき、定年退職後の方々が、タブレットに期待していることがない。という現実を強く感じる。原因としてはPC環境が運用するに難しくなったという実感と、facebookのごとき短文をスマホで読むというライフスタイルの普及が重なっているとみる。